人はなぜエセ科学に騙されるのか

カール・セーガン著「人はなぜエセ科学に騙されるのか」とりあえず上巻のみ読了。「宇宙人に誘拐された」話が延々続くのでちょっと辟易したが、中世の魔女狩りとの共通性を指摘するあたりは興味深かった。とうちゃんは基本的に科学(的思考)至上主義者であり、セーガン氏の説く懐疑主義の勧めには全面的に賛同できるのだが、尊敬するセーガン氏がホメオパシーやバッチフラワーについてどう考えていたかが気になるところ。似たようなタイトルの「わたしたちはなぜ科学にだまされるのか」(ロバート・パーク著)ではホメオパシーはインチキと断じられていたが。

人それぞれ非科学的なものにも何がしかの意義を見出すことができる事を否定はしない。ただ、雨男雨女だけは、それを語ってどんな意義を見出せるのかとうちゃんには理解不能である。とうちゃんに向かって雨男って言わないでもらいたい。

人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉 (新潮文庫)
カール セーガン
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