雨の公園

今日はいおぴーさんが待ちに待った「マオ君とそりで遊ぶ日」なのだが、あいにく天気は崩れ気味。とうちゃんが「雨が降ったら遊べないね」と言うと、いおぴーは「そうだね。雪ならいいのにね」と答える。なぜ雪?と訝るとうちゃんに、「だってそりは雪の上をすべるんだよ」と言う。なるほど。

いおぴーが「早く行こう早く行こう」とうるさいので、まあこのくらいの雨なら遊べないこともあるまいと、早めに家を出る。しかし、あんまり早く着いて遊びすぎると、待ち合わせの昼まで持たないおそれもあるので、途中給油やら買い物やらで寄り道をして時間をつぶしながら目的地の小金井公園に向かう。しかし道路が吉祥寺から小金井にかけてかなり渋滞しており、結局、公園に到着したのは早めどころか時間ぎりぎりの12時。

雨脚が若干強くなってきたので、いおぴーにはレインコートを着せ、とうちゃんは傘を差して待ち合わせ場所のアスレチックのところまで向かう。さすがに遊んでいる子供は誰もいない。いおぴーは早速アスレチックで遊ぼうとしたが、雨で濡れていて足元が危ういのをいやがって、アスレチックの次に好きな滑り台へ行こうとする。とうちゃんも深く考えずにいおぴーについて行ったのだが、どうやらこの滑り台がアスレチックからは死角になっていたため、マオ君一家とすれ違いになってしまったらしい(と後でメールをいただいて判明)。こんな時、とうちゃんが携帯でも持っていれば何の問題も無いのだろうが、とうちゃんの携帯嫌いは変わらないので悪しからず。

というわけで、結局いおぴーととうちゃんは小雨振る中(幸いすぐに傘が必要ないくらい微かな雨になった)、滑り台したり、お山を探検したり、鬼ごっこしたり、お店屋さんごっこしたりして、2時間ばかり過ごし、あげくにいおぴーは揺れているブランコに突進して頭をぶつけ、大泣き。これを潮に引き上げることにした。

帰りの車でいおぴーは、おやつとして持ってきたほうれん草ボーロを、4個だけという約束だったのにたくさん食べて、とうちゃんに「今何個食べた?」と訊かれると、「訊かないで!」と逆切れし、とうちゃんを無視して残っていた分をすべて食べ尽くすと、さっさと眠ってしまったのだった。

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