チャーハン

帰ったらいおぴーとshokoは夕食を済ませていて、とうちゃんのご飯だけ無かったものだから、朝の残りご飯を使って自分でチャーハンを作ることにした。いおぴーは早い時間に食べたので、すでにお腹がすいてきたようで、「いおも食べたい」と言っている。

いおぴーは台所まで着いてきて、とうちゃんが玉ねぎを刻んだり、中華鍋を振るったりする様子をじっと見ている。そして、とうちゃんが「はい、できたよ~」とチャーハンを皿に盛ると、「おとうさん、チャーハンつくるの早すぎ!すごーい!」と大げさに感心されてしまった。デヘヘ。悪い気はしないとうちゃん。

いおぴーが思いの外たくさん食べて、さらに「おかわりした~い」と言うので、おだてられて上機嫌のとうちゃんはもう一回台所に立ち、チャーハンを作ったのだったが、さすがに二杯目はもう飽きたか、いおぴーは二口くらい食べて「もういらない」と言って、かあちゃんのおっぱいを求めて行ってしまった。とうちゃんはひとり寂しく残りのチャーハンをいおぴーの分も食べた。

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