忌引

昨夜はそのまま泊まったので、いおは学校を休む。いおは早起きして行くと主張していたが、そうもいかない。shokoと義母、義姉は悲しみにひたるまもなく、現実的な段取り仕事で手一杯。暇をもてあますいおを連れて公園へ行ったりしたが、いおもあまり遊ぶ気分でもないらしく、いつもならなかなか帰りたがらないところを、今日は自分からもう帰ると言ったりする。

一夜明けて、いおはおじいちゃんと向き合えるようになった。shokoから、おじいちゃんはもうこの体にはいないけれど、まだこの部屋にはいると聞かされて、何の違和感もなく受け入れている様子。苦しむことなく安らかに自宅で息をひきとることができたとshokoもおばあちゃんも悔いのない様子なのが、いおに安心感を与えてもいるのだろう。自分は実父の死にまだ悔いを感じているので、そのことがとても羨ましく感じる。

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