1999年11月12日
退院
起床。この部屋でもう何日も暮らしているような気がする。和室に布団なので病院という気がしない。旅館に泊まってるみたいだ。お風呂もついているが、分娩前に入るひまがなかったので結局一度も使わず。おむつを洗って干した以外は。
午後、近所に住む友人に連絡し、遊びに来てもらった。何か欲しいものは?と言うので水を買ってきてと頼んだら、2リットルボトルを1ダース買ってきてくれた。今日退院するとは知らず。
検査も無事済み、問題なく退院のお許しが出た。夕食をどうしますかと聞かれ、Shokoはおずおず
「食べてからでもいいですか?」
よほど食事が美味しかったらしい。どのみち渋滞を避けたいので遅いほうがいい。
で、夕食も済ませ、荷物をまとめて退院の準備。shokoは「いいお産の日」で買ったスリングでうさを抱く。水は入院してる方々に分けてくださいと置いてきた。浦野先生は仮眠中だそうで挨拶できなかった。ぼくは外へ車を拾いに出る。
うさが車の中で泣いたりしないか心配だったが、おとなしく寝ていたのでひと安心。乗ったタクシーは運転手さんが途中までメーターをあげるのを忘れていて、料金半額くらいですんでしまった。ラッキー。
家に着いた。ようこそ、うさ。楽しい我が家へ。
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