平成11年11月11日生まれ(11歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2000年10月23日

ジャマイカ2日目

朝起きるとshokoがもう一度部屋のことを交渉して来いと言う。ぼくの英語力では一人での交渉は心許ないのでshokoにも一緒に行ってよとお願いする。フロントは昨夜の兄ちゃんではなく制服の女性だった。兄ちゃんはおそらく夜だけなのだろう。早速ネット予約のメールのハードコピーを見せて、キチネット付きを予約したのだから部屋を換えて欲しいと告げる。いおぴーのためにキチネットは必要だという殺し文句付き。最初はあくまでも部屋が無いと言っていたが、ついに向こうが折れ、今日スイートが一部屋空く予定だが、クリーンアップが終わるまで待てるかと言ってきた。ラッキー。shokoのおかげでスイートに泊まれることになった。何でも言ってみるものだ。

部屋が用意できるまで荷物をまとめて元の部屋で待つことになり、部屋に戻った。どうせすぐに呼びには来ないだろうからと朝食をとりに行くことにする。食堂は部屋のすぐ目の前なので、呼びに来たらわかるようにドアの見える席についた。オールインクルーシブなので食事はすべてこの食堂でとることになる。バフェ形式だが時間が遅かったせいで食べるものがすっかり無く、さびしい朝食になってしまった。バフェと言っても、すべての料理を皿にとってやっと1食分というくらい品数が少ないので品切れの料理があったりするともう満足な1食分は食べられない。明日はもっと早く来なければ。コーヒーは美味しかった。さすがジャマイカ。

部屋に戻り、待っている間にメールチェックでもしようと思ったら、電話に説明が何も書いてなく、外線も市外コールの仕方もわからない。フロントへの掛け方すら判らないので直接行って聞くことにした。どうやら市外電話はオペレーターを介する方式のようで、市外のアクセスポイントに直接繋ぐことができないのでメールチェックはあきらめた。ついでに部屋の準備について聞くと、あと1時間くらいかかると言う。待つこと1時間。shokoはいおぴーにおっぱいをあげながら寝てしまった。嫌がらせでわざと待たせてるんじゃないかとイライラしてきた頃、ノックの音がしてようやくお呼びが来た。荷物を持って部屋を移動。

新しい我々の部屋は日本の常識からすればこれがスイート?と言いたくなるような質素さだったが、元の部屋に比べれば充分に広くて気持ちのいい部屋だった。広いリビングにソファセットとTV。元の部屋はアンテナだけだらりと下がっていたがTVが無かった。どうせ見ないけど。リビングから直接出られるテラス。大きな冷蔵庫と電子レンジつきのキチネット。元の部屋全部と同じくらいの広さの寝室。半日つぶれてウンザリしていたさっきまでの気分が嘘のように楽しくなった。残りの滞在をこの部屋で過ごすのとあそこで過ごすのでは天国と地獄である。部屋変えてもらってよかった。

荷物をといたらもう昼を過ぎていて、いそいで食堂へ行く。昼食も朝よりボリューム感はあるものの基本的に変わりばえのしないバフェ。shokoはオールインクルーシブにしないで食事はレストランに行ったほうが良かったかもと言う。でもこれもめんどくさくなくて良いけど。食堂のおねーさん達がしきりにいおぴーにかまってくれる。皆子供好きのようだ。いおぴーも愛想を振りまくのでよけいに可愛いらしく、おねーさん達も大喜びだ。名前もすぐに憶えて、通りかかるたびに呼びかけていく。外国人にも憶えやすい名前でよかった。

ネグリルのビーチ

食事を終えて部屋に戻ると、いよいよビーチへ行く支度をする。いおぴーはマイアミで海デビューし損なったので、あらためてジャマイカで海デビューだ。花柄フリフリの水着を着るが、似合わないこと甚だしい。大屋政子みたいだ。部屋からビーチまでは歩いて2分。水着のままで行けるので楽チンだ。ビーチは人気が少なくちょっとさびしい感じ。いるのは年寄りと子供ばかりだし。マイアミのビーチのように活気があったほうが楽しそうで良い。もっとも活気ある若者はこのホテルを選ばないだろうから仕方ないが。遠浅の砂浜なので子供でも大丈夫と思っていたのだが、予想外に波が荒いので、いおぴーひとりで海に入るのは無理そうだ。まずshokoが抱っこして海に入ってみる。腰のあたりまで浸かり、波に合わせてジャンプしたりして遊ぶ。最初は不安そうだったが次第に慣れ、けっこう楽しそうにしていた。海デビュー成功。その後海から出て砂で遊んだり、砂浜にいおぴーを腰まで埋めたり、また海に入ったりしてたっぷり楽しんだら、いおぴーはすっかりくたびれたようで眠そうにしだしたので部屋に戻った。

シャワーを浴びてベッドでダラダラしていたら眠ってしまった。目が覚めたらすっかり夜で夕食の時間になっていた。shokoはぼくといおぴーが眠っている間に洗濯や荷物の整理をしていたようで、すまないことをした。食堂に行く。相変わらずのバフェ。食事に楽しみを見出すのはあきらめた。shokoはデザートのケーキも食べたが、やはりまずかったようだ。

夜はすることが無いのでさっさと寝る。外は大きな音で音楽がかかっていて楽しそうだ。

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