2001年6月 5日
いおぴー語の研究
最近ずいぶんといおぴーのボキャブラリーも増えて、会話が楽しくなってきた。
ところで、いおぴー語にはある核となる単語が存在する。それは、「あし」である。「あし」は最初に覚えた体の部分の名前で、言えた事を大げさにほめたせいか、なにかというと、「あしー」と足を指差してアピールする。多分誉めてもらいたいのだろう。でもとうちゃんもかあちゃんも、もう足には飽きたので「はいはい、足だねえ」と軽く流す。するといおぴーも納得したように「あしねぇ」とうなずいている。
それから「あっち」。どこにあるの?とか、どっちへ行きたいの?と聞くと「あっち」と答える。「こっち」はまだ存在しない。
次に「あちー」。熱いものに触ったとき、「あちーっ」と叫ぶ。それほど熱くないときは「あちーねぇ」と、やや余裕である。「今日は暑いねえ」と言うと、オウム返しに「あついねぇ」と答える。漫才のようである。
モノを落としたとき、「あっちちゃった」。これはかなり微妙で、「あ、落ちちゃった」と言ってるようにも取れるし、「あっち行っちゃった」と言うときとほぼ同じ発音でもある。
さらに微妙なのが、「あっちーした」。「オシッコしたら教えてね」と常に言っているのだが、たまにオシッコしたとき、「あっちーした」と言う。いまのところ好意的に、ちゃんと教えてくれたと解釈しているが。
というように、一見ボキャブラリー豊富ないおぴー語は、実はそのほとんどが「あし」または「あっち」の活用形であるという発見をとうちゃんはしました。
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