平成11年11月11日生まれ(11歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2002年3月20日

おはなしで寝んね

昨夜はshokoがいおぴーを置いて飲みに出かけてしまったため、とうちゃんがいおぴーを寝かしつけることに。いおぴーは「おかあさんは?」としきりに聞いてくる。「おかあさんはシュミちゃんとご飯食べてるから、先にとうちゃんと寝てようね」と、嫌がるいおぴーを抱っこしてベッドまで連れて行く。しばらくむずかっていたが、「とうちゃんのお話聞きながら寝る?」と言うと、意外におとなしく「うん」とうなずく。なぜ絵本でなくお話かというと、絵本だと絶対に一冊で終わらず、取り替えるためにいちいち起き上がるのが面倒だから。明かりを消し、寝ながら適当に話し始めるとうちゃん。主人公はいおぴーさんだ。

「ある日いおちゃんが森の一本道を歩いていると、向こうからアリさんがやって来ました。いおちゃんはコンニチハとあいさつしました」てな具合に、猫、犬、狐、狸、熊などが次々に現れ、あいさつをする。いおぴーはいちいち「いぬこわくない」とか「くまこわい」とか眠そうな声でコメントしている。さすがにとうちゃん自身この展開に飽きてきたので、ちょっと変化を持たせることにする。「象さんがお腹が痛いと泣いています。いおちゃんは、お母さんから預かったお薬をリュックからとりだして、象さんにポンと飲ませてあげました。象さんはお腹が治って大喜び。お礼にバナナをくれました」いおぴー満足そうだ。しかし、まだまだ眠る気配がない。間があくと「おかあさんは?」と言い出すので、さえぎるように話を続ける。この後いおぴーはオオカミに食べられそうになった友達を助けるために、オオカミを息で吹き飛ばしたり、山賊の小屋に忍び込んでこっそりご飯を食べたり、鯨に飲み込まれてしまうが、お腹の中をコチョコチョして潮吹き穴から飛び出したりと、波乱万丈の冒険を繰り広げることとなる。30分以上思いつきだけで話し続け、父ちゃん喉が嗄れてきた頃、ようやくいおぴーが眠りについた。おっぱい無しで泣かずにいおぴーを寝かした満足感とともに、とうちゃんもそのまま眠ってしまう。

今朝、目を覚ましたいおぴーさん、開口一番「今、いおちゃんバナナ食べた」。どうやら夢を見たらしい。それは象さんにもらったバナナかな。

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