2002年9月28日
納車
今日は待望の納車の日だが、あいにく朝から雨。なるべく早く行ってそのままドライブにでも出かけたかったが、予定が狂った。
朝っぱらから家族全員で風呂に入ったりしていたために宅配便が不在通知を置いて帰ってしまったりして、再配達を待っていたら昼過ぎてしまい、結局ディーラーに着いたのは1時を廻っていた。その頃には雨も上がっていてちょうどよかった。
いおぴーはモビリオのことを「ノビルヨ~」と言っている。伸びないよ。モビリオ。初対面のマイカーは、オプションでつけた木目調センターパネルがかなり安っぽい見映えでへこんだが、それ以外はまあ満足。
さっそく池袋サンシャインシティ60のトイザらスへチャイルドシートを買いに行く。大きな荷物も持ち帰りできるのは便利だ。
2000円以上買い物をすると駐車料金が2時間無料なのでその時間を利用して、サンシャイン内のインドネシア料理レストランで早めの夕食を済ませる。いおぴーはマンゴージュースとデザートにアイスとバナナのフリッターが出て、大満足。幸せの極致。はらぺこあおむし状態。
帰りにおばあちゃんのところに寄る。遅くなってもバスやタクシーではなく自分の車で帰れるのはすごく気が楽。しかしこの後、事件が待っていようとは。
Pの悲劇
おばあちゃん家から帰る車中でいおぴーさんは買ったばかりのチャイルドシートにうずまって眠ってしまった。とりあえず、うちの前に車を停めていおぴーと荷物を降ろし、とうちゃんひとりで駐車場へ車を置きに行く。すると、なんとうちが契約したはずの駐車スペースに車がとまっているではないか。品川ナンバーのプジョー206。
きつねにつままれた思いのとうちゃん。ボーっとしていても仕方がないので脇の空いているスペースに車を留めて一旦家に帰る。しかし、そのままにしておくわけにもいかず、shokoの携帯電話を持って再び駐車場へ向かう。まず駐車場を管理している不動産屋に電話するが、すでに夜10時近く、当然のごとく誰も出ない。
事を荒立てたくはないが、車の主が現れるまでここにずっと立ってるわけにもいかないので、止むを得ず110番通報する。事情と場所を告げると、すぐに警官を行かせるのでその場で待てとの事。待つこと10分。警官が2名自転車で現れる。あらためて事情を話すと、駐車場内は道交法が適用されないので取り締まれないとのこと。なるほど、そうなのか。で、どうするかというと、ナンバーから持ち主を割り出し、周辺へマイクで呼びかけるしかないらしい。だがすでに時間が時間なので、お巡りさんもそれはあまりしたくないようだ。
さらに待つこと15分。お巡りさんも痺れを切らし始めた頃ようやく連絡が入った。車の持ち主は区外の女性で、電話で連絡を取ったところクルマは息子が乗って遊びに出かけたと言っており、母親から携帯電話ですぐに車のところに行くようにと連絡を入れさせたとのこと。すると、間もなく目の前の家の門から、若い男女があたふたとまろび出て来た。警察に事情を説明されると、男は「すみませんでした、すみませんでした」と平謝り。いたって小心者そうな青年だ。女は「うそー、信じらんない。ずっと空いてたのに~」と、ものすごく頭の悪そうな発言。
「いいの?勝手に留めちゃって。バレたら超やばくね?」「いいよいいよ、だってず~~っと空いてるもん、ここ。全然ヘイキ」てな会話が目に浮かぶようである。ずっと空いていたかもしらんが、今日から埋まったんだよ。おあいにく様。
違法性は問えないということで警官から注意だけ受けて、プジョーはすごすごと去っていく。カノジョの家でせっかくのサタデーナイトだったのに、すまんな。自業自得とはいえ、警察から連絡を受けて吃驚した母親からも説教されるだろう気の毒なカレを思うと、とうちゃんも、さほど腹も立たないというものだ。
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