2002年11月 8日
電車でおもらし
ここ二日、自転車でいおぴーを保育園まで送っていたが、あまりの寒さに指はかじかみ、耳は千切れそうなので、今日は電車で送っていくことにした。満員電車にもかかわらず、とうちゃんの足元にまとわり付いてはしゃぐいおぴー。とても迷惑である。そのいおぴーが、ぜんまいの切れたロボットのように急に動きを止め、とうちゃんを見上げて、「オシッコ出る」と言う。動揺するとうちゃん。「次で降りるからもう少しがまんして」。周囲の乗客にも緊張が走る。こんなところでオシッコされたら皆たまらんだろう。しかし、いおぴーは電車がホームに滑り込み、ドアが開くという直前、「出ちゃう!出ちゃう!…………出ちゃった」。あちゃー、間に合わなかったか。ドアが開くと同時にいおぴーを抱えて電車を降り、振り向くといおぴーのいた辺りに水溜りが。とうちゃん、なすすべもなく、乗客の皆さんゴメンナサイと心の中でつぶやきながら、いおぴーを抱えたまま逃げるように階段を駆け下りたのだった。
保育園へ行く途中、「みんなには言わないで。デヘヘ~」と照れ笑いしながら言ういおぴー。どうやら、おもらしは恥ずかしいと思ってはいるらしい。
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