2002年11月11日
至福のデザート
今日はいおぴーの3回目の誕生日だ。3度目ともなると本人も自覚していて、誕生日をとても楽しみにしていたので、昨年に増して盛大に祝ってやろうかと思っていたわけだが。遊びに来る予定だった浜松のおばあちゃんが急に来られなくなり(どうもまた弟夫婦とギクシャクしているらしい、困ったものだ)、プレゼントも昨日あげてしまったので、今日はイベントらしいイベントも無く、淡々と夕食となった。またshokoの作る献立が雑炊と焼餃子という、およそお祝いと無縁の佇まいだったため(おいしかったけど)、とうちゃんちょっとばかりいおぴーが不憫になって、つい「ご飯食べたら、クルマでデザート食べに行こうか」と言ってしまった。
いおぴーにとって今もっとも甘美な言葉、それはデザート。今まで気が乗らなそうにつついていた雑炊を、デザートと聞いたとたんに、ばくばくと口に運び、スプーンでこびりついた飯粒をこそげ取り、あっという間に最後の汁まで飲み干した。デザートのためなら何でもする女だ。
約束どおり、クルマで出かけることに。こんなことならケーキでも買って帰ればよかったと思ったが、まあ年に一度くらいよかろう。何度も「今日はスペシャル・デーだからね」と念を押すが、盛り上がりまくっているいおぴーの耳には届いているかどうか。半分くらいクルマで眠ってしまうことを期待したが、本人もここで眠ってなるものかと「わらべ歌にして」とCDをリクエストし、歌で懸命に眠気を振り払おうとがんばる。
結局眠らないままファミレスに到着してしまい、いおぴーは待望のデザートにありつけることとなった。で、いおぴーがメニューから選んだのは、ソフト白玉あんみつ。かあちゃんが栗ぜんざいを勧めるのを頑なに拒み、「いおちゃん、タイでもアイス食べたから、食べていいんだよ」とアイスを食べる事を正当化しようとしている。もう、好きなもの食え。とうちゃんとかあちゃんもそれぞれ、フルーツパフェとチーズケーキを注文する。
美味しそうにソフトクリームを平らげ(白玉と小豆は残した)、とうちゃんのパフェまで半分食べて、いおぴーは大満足。でもとうちゃんとかあちゃんは、ちょっと違う…と後悔まじりの今年の誕生日でした。
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