shokoに「節分に太巻き食べるのは、海苔業界の陰謀らしいよ」とネタを振ったのだが、shokoは節分に太巻きを食べるという慣習があること自体、初耳だったらしく、会話は空振りに終わった。
その傍でいおぴーは今日も納豆巻きを食べている。海苔業界には十分に貢献している我が家。
平成11年11月11日生まれ(11歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。
子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。
shokoに「節分に太巻き食べるのは、海苔業界の陰謀らしいよ」とネタを振ったのだが、shokoは節分に太巻きを食べるという慣習があること自体、初耳だったらしく、会話は空振りに終わった。
その傍でいおぴーは今日も納豆巻きを食べている。海苔業界には十分に貢献している我が家。
とうちゃん、二日続けて10時間以上寝ている。まだ週末ドライブの疲れが残っているのだろうか。
PCが動かないので、することがなくて早く寝るというのもあるのだが。
そろそろ、おばあちゃんちのPCをなんとかしないと、と思い、秋葉原のショップにネット通販でPCを発注した。うちのPCとほぼ同スペックで39,800円。安くなったものだ。
さて、動かなくなったうちのPCもなんとかしないと。
広告の裏に落書きしていたいおぴーが、とうちゃんに「いおちゃん描いて」と言う。いつものようにひょいひょいと描いてあげたら、突然すっくと立ち上がり、目いっぱい背伸びしながら「ほら、いおちゃんこんなに大きいよ!」と言って、とうちゃんに描き直せと迫る。どうやら2頭身が気に入らないらしい。
とうちゃんはかあちゃんに絵を見せながら「こんなもんだよねえ」と同意を求めると、かあちゃんも「いおぴーさん、このぐらいだよ」と同調したもんだから、いおぴーさらに激怒。「だめ~~~!!」2頭身禁止令が出た。
どうやらPCは動いていないわけではなく、画面が映らないだけのようなので、これはモニターの寿命かと思い、会社の帰りにヨドバシで新しいモニターを買って帰ることにした。せっかくだから液晶モニターにしよう。1年半前に買おうと思ったときは10万以上だった17インチが、今は6万程度だ。
家に帰って、早速モニターを取り換えてみたが、一瞬だけ映ったものの、またすぐに映らなくなってしまった。原因はモニターではなかったらしい。
朝から、PCをいじる。いおぴーが手伝わせろとうるさい。ドライバーを持たせて、本体のネジを緩めさせる。日頃工具セットで遊んでいるだけあって、上手いな、いおぴー。ちゃんと三箇所ネジをはずして見せた。感心するとうちゃん。
モニターが冤罪だったとなると、とりあえずビデオカードが怪しいので、引っこ抜いてみる。ファンに黒い埃が詰まっていたので掃除機で吸い取り、再度取り付ける。接続し電源を入れる。映った。液晶モニター、きれいだなー。
箱を閉めるときもいおぴーがネジを締める係。ちゃんと三箇所締めることができた。いおぴー器用だ。
TSUTAYAが今日までキャンペーンで、クーポンを持っていくと半額になるというので、TSUTAYA onlineのページからクーポンをプリントアウトする。「これを持っていくと、おまけしてくれるんだよ」と言うと、「じゃあ、いおちゃんが出すからね」とクーポンを握りしめるいおぴー。いおぴーとふたりでDVDを借りに行く。
いおぴーは真っ先に子供向けコーナーで「バーバパパ」を選ぶと、「おとうさんも恐い映画借りていいよ」と言う。いおぴーに言わせると子供向け映画以外はすべて「恐い映画」なのだ。お許しが出たのでとうちゃんも映画を選ぶ。今日は半額だから3本借りよう(バーバパパを除く)。
いおぴー自らレジでクーポンをさし出し、半額にしてもらう。いおぴーが「おまけは?おまけは?」と大声で叫んでいる。いおぴーは、おまけと言ったら何かもらえるものと思っていたらしい。とても恥ずかしいので、大急ぎで店を出た。
かあちゃんの帰りが遅い日は、とうちゃんがいおぴーを寝かしつけるわけだが、このところshokoが忙しく、このお役目が頻繁に回ってくる。おかげでイオ日記も書く暇がない。と言い訳。
いおぴーはとうちゃんと寝る場合は必ず絵本をリクエストする(かあちゃんと寝るときはおっぱい)。絵本を読むのは必ずしも苦ではないのだが、2~3冊から4~5冊読むうちの1冊に必ず「ももいろのきりん」が入っているのには参る。他の絵本に比べて、桁外れに長いのだ(数えたら82ページもあった)。これを最後まで読まされると、もう喉は嗄れてくるし、寝ながら本を持ち上げているので腕はくたびれるし、かなり辛い。だから、いおぴーに「今日は他の絵本にしよう」とお願いするのだが、「いや~よ。これ読むの!」と絶対に譲ろうとしない。めんどくさいので、(今日はダイジェスト版ね)と適当に数行、端折って読もうとすると、「待って!○○××のとこは?」と飛ばした箇所を指摘される。もう、いやらしいほどよく覚えているのだ。
とうちゃん、だんだん「ももいろのきりん」が嫌いになってきた。何とかしていおぴーに飽きさせる手はないものかと思案中である。
朝、とうちゃんが遅寝していると、いおぴーが「おとうさん、見て見て~。おとうさんとおかあさんといおちゃんの絵描いた~」とトーマスのメモ帳の裏に描いた絵を見せに来た。めちゃめちゃ上手い。ちゃんと三人の特徴を描き分けているところがすごい。構図も見事だ。とうちゃんは宇宙を飛んでいる3人をイメージした。点在する丸いものは星かと思ったら、豆と桃だそうだ(ちょっとがっかり)。
ちなみに下のほうにある意味不明の絵は、にんじんと鶏肉らしい。ああ、夕べの煮物に入ってたやつね。
朝、とうちゃんがいおぴーを保育園に送っていく。shokoと改札で別れる。一緒に行くものと思っていたいおぴーは、電車に乗ったところで「おかあさんは?おかあさんは?」と号泣。周りの乗客がいっせいに白い目でこちらを見る。とうちゃん慌てて、いおぴーに「今日とうちゃんがお迎えに行くから、帰りにプリン買おうか」と囁く。ぴたりと泣き止むいおぴー。頬を濡らしたままニコニコしながら「プリン買いに行こっか♪」。なんてゲンキンなヤツだ。
保育園に着いて別れる時に、いつもなら「バイバイ」と素っ気無いいおぴーが、今日に限って膝に抱きつきながら「今日おとうさんが迎えに来てね」と甘えた声で言う。
そして、会社を早退して迎えに行くと、またまた、すっ飛んできて膝に抱きつき、開口一番「プリン買いに行こうね~♪」。いおぴー、今日一日プリンのこと考えてただろ。
今日はとうちゃんもかあちゃんも仕事で迎えに行けないので、おばあちゃんにいおぴーを迎えに行ってもらった。
とうちゃんは仕事の帰りに、ビックカメラに寄って会社の買い物を済ませ、ついでにいおぴーへのおみやげに「美女と野獣」のDVDを買って、おばあちゃんの家に向かう。
おばあちゃんの家で夕食を食べながら、いおぴーに「おみやげあるよ~」と言うと、待ちきれずにとうちゃんのカバンを開けるいおぴー。ビニール袋をバリバリ破って中身を確認すると、嬉しいけどちょっとがっかりといった複雑な表情で、「いおちゃん、チョコと思っちゃった」。とうちゃんがチョコなんて買ってくるわけないだろ。どこかでバレンタインデーの話でも聞いたのかな?
いおぴーがベビーカーの後ろにつかまって立ち、とうちゃんが駆け足で押して「とっきゅ~」とやっていたら、とうちゃん石畳にけつまづいてしまい、ベビーカーは前輪を高々と上げて転倒。いおぴーも立った姿勢のまま、ものすごいスピードで真後ろに倒れた。血の気が引き、大慌てでいおぴーを抱き起こす。火がついたように泣くいおぴー。後頭部を思い切り石畳に叩きつけたように見えたので、頭に傷はないか調べ、いおぴーにどこが痛いか尋ねる。いおぴーは泣きながら「手が痛い」と言って肘の辺りをさする。頭は痛くないかと訊くと、痛くないと言う。不思議に思ったが、どうやら倒れたベビーカーの手すりの部分に上手い具合に頭が当たったようだ。手すりはかなりの硬度と弾力のあるウレタンが巻かれていて、ここならかなり強くぶつけても痛くなさそうだ。本当にラッキーだった。ちょっとそこまで出かけるだけだったのでアーニカもレスキューも持っておらず、「お薬飲みに家に帰る?」といおぴーに訊いたが、「いい」と言うのでそのまま出かけた。
もうベビーカーで走るのは金輪際やめよう。立ち乗りも非常に危ないです。良い子の皆さんは絶対にまねをしないでください。
今日はshokoが仕事でホテル泊まりなので、いおぴーはかあちゃんのいない夜を過ごさねばならない。いまだに明け方には寝ぼけつつかあちゃんのおっぱいを飲んでいるので、寝るときにいないだけでなく、朝までいないというのはなかなかドキドキものだ。
とうちゃんが寝る支度をしていると、「今日は絵本5コ読んで寝る~」と、絵本を持ってきた。夜、かあちゃんがいないのは慣れてきたのか、あまり気にしていない様子。それでおとなしく寝てくれるなら、お安い御用だ。ただしおとなしく寝たからといって、朝まで起きない保証はない。
案の定、未明に「おかあさん、おかあさん」と、寝ぼけながらかあちゃん(のおっぱい)を求めて泣くいおぴー。とうちゃん、ありったけの優しさを声に籠めて、「朝になったら、一緒におかあさん迎えに行こうね」と囁いた。すると、いおぴーはとうちゃんにギュッとしがみつき、そのまますうっと眠りについてくれた。心の底から幸せを感じた瞬間。
雨振る中、かあちゃんを迎えに、幕張までいおぴーとドライブ。高速道路を使わず、のんびり下の道を行った。そのほうがいおぴーのトイレとかに対応しやすいので。発車するときに、いおぴーに「おしっこしたくなったり、おなか減ったら言ってね」と言うと、「そうしたらどうするの?」と聞き返すので、「そうしたらどこかお店に入るから」と答える。すると、いおぴーの目がキラ~ンと光り、「いおちゃん、今おしっこ。と、おなか減った。の両方!」。アホな娘を無視し、車を走らせる。
途中いおぴーの希望通り、ファミレスで食事休憩。食事中はおりこうにしていたが、車に乗るときわざと水たまりに飛び込んだり、泥靴のままシートによじのぼろうとして、とうちゃんに強制撤去され、泣く。走り出してもしばらくグスグス言っていた。カーステレオでわらべうたのCDがかかっており、「♪泣き虫毛虫、はさんで捨てろ」が流れると、いおぴーは自分の涙を指差して「いおちゃんホラ、泣いてるでしょ。だから泣き虫毛虫なんだけど~、でもいおちゃんからだ大きいから、はさめないんだよ、いい?」ととうちゃんに訴える。捨てられたくなくて先回りしたらしい。
いおぴーと二人だけのドライブも、なかなか楽しい。
アカデミー賞長編アニメ部門に「千と千尋の神隠し」がノミネートされ話題になっているが、それよりも短編アニメ部門に大学の後輩がノミネートされていて驚いた。彼には授業の映画制作を手伝ってもらったりした縁もあり、卒業後交流は無いものの、好感をもって仕事ぶりを追っていた。アニメや童話などで世界的に活躍しているのは知っていたが、アカデミー賞ノミネートと聞くとやはり吃驚する。(短編アニメ部門ノミネートは)日本人では初めてらしい。アカデミー賞自体は別にどうでもいいが、今回ばかりは素直に応援したい。
好きなことをやって、なおかつそれが評価の対象となる彼が、正直とてもうらやましい。というか、評価自体は何をしようが付き纏うわけだから、好きなことを職業にできていることがうらやましいのか。
ホーホケキョという鶯の声で目が覚めた。
窓の外を見ると、いつのまにか梅の花が咲いていた。
shokoはいおぴーの気をおっぱいからそらせようと「ほら、苺が降ってる!」とか見え透いた嘘をついていた。
保育園で、転んで腕だか手首だかを挫いた模様。
火の点いたように泣くので骨折か脱臼を心配したが、どうやらそうではなかったらしい。しかし、動かすだけでかなり痛いようで、腕をだらりと下げたまま。shokoは医者に連れて行こうか迷ったが、本人が行かないと言うので、アーニカを飲ませ、その後ラストックス&ルータのクリームを塗って様子を見た。
怪我らしい怪我を今までしたことがないので、ちょっと不安。
3歳児健診の通知が来た。本当は昨年11月だったのだが、すっぽかしたのであらためて呼び出されることになった。けっこう重要なのだろうか。
視力検査と聴覚健診をあらかじめ家庭で行わなければいけないので、やって見た。いおぴーはゲームだと思って大乗り気だ。
まずは聴覚。口元を隠してひそひそ声で絵に描かれた物の名前を言って指差させる。全部クリア。交代してとうちゃんもやらされた。口を隠してひそひそ声で言うのが面白いらしく、しつこくやらされた。
次に視力。ティッシュで片目を隠し、2.5メートル離れたところから小さく描かれた絵を答える。魚・鳥・花・蝶の絵があり、3つすんなり答えた後、蝶のところで「英語で何ていうか訊いて」と余裕のリクエスト。とうちゃんが「これは英語で何ていうの?」と訊くと「バタフライ!」と得意げに答える。どうやら保育園で習ってきたらしく、言いたくてたまらないようだ。視力テストも交代してやらされた。ちなみにとうちゃんの視力は両眼とも1.5である。とうちゃん似ならば視力は良いはずだ。かあちゃんは乱視なので眼鏡必須だ。
とりあえず、視力、聴覚ともに問題ないようで一安心。
shokoもようやくとうちゃん抜きで車の運転ができるようになってきた。
今日いおぴーを連れて車でお出かけしたらしい。いおぴーに「おかあさんの運転どう?」と訊くと、「おかあさん上手に運転できないんだよ。だって道間違えるんだもん」と言っていた。
shokoにどうだったと尋ねると、「いおぴーがあんまりうるさく話しかけるから間違って高速乗っちゃった」と言っていた。
いおぴーを3歳児健診に連れて行くために、とうちゃん会社を休んだ。
朝起きると、いおぴー開口一番「おしっこの検査してください」。昨日から「明日はおしっこの検査するから自分でお手洗いに行ってしないで、とうちゃんに言って」と言い聞かせていたので、ちゃんと言ってきた。よしよし、とうちゃんが検査するわけじゃないけどな、ちゃんとおしっこ採取してやるから任せとけ。しかし、いざ便座に座るととうちゃんがコップを差し出す暇も無くピューと出てしまい、1回目は失敗。座ると油断して出ちゃうので、次は立ったままで待機させ、とうちゃんがコップをあてがった後におもむろに致させる。なんか半分くらいとうちゃんの手にボジョボジョと引っかかってうひゃ~となったが、大半は上手くキャッチ。尿採取成功。
数日前から健診に行くよと言ってきたので、いおぴーも今日は気合が入っている。とうちゃんにしつこく質問した結果、3歳児健診とは、自分がお姉さんか、はたまた赤ちゃんかを、テストによって決定する事と理解したようだ。お姉さんであることは譲れない。たとえまだおっぱいを飲んでいようとも、断じて私は赤ちゃんではないのだ!といおぴーの目が静かに燃えている。
まずは問診。いくつかの質問にいおぴーは緊張のためか極端な小声でもそもそと答える。その後、アンケートを見てとうちゃんが質問されるが、こっちが何も心配事は無いと言ってるのに、まだ授乳している、予防接種してない、体が小さいなど、保健士さん的には心配事山積みのようである。保健士さんが「小さいですよね」と言った時は、いおぴー思わず「大きいよ!」とツッコミ。いいぞ、いおぴー。しかしいおぴー的には失敗だったらしく、終わった後、凹み気味。
続いて歯科検診。最近、あちこちでお菓子をもらっては食べるようになり、成り行き任せで食べさせているので歯はちょっと心配。1歳6ヶ月健診以来、歯のチェックはしていなかったが、虫歯も無く、歯の状態も良いと言われ一安心。保育園で毎日歯磨きしてるおかげだな。家ではサボりまくりなので。
歯をほめられ、ちょっとやる気を回復したいおぴー。次は身長体重測定だ。パンツ一枚になってと言われ、さっさと自分で服を脱いでいく。見ていた保健士さんに「立ったまま靴下脱げるの。すごいわねー」と言われて、動転したか、もう片方の靴下がなかなか上手く脱げない。そうこうしているうちに隣でお母さんに脱がせてもらっていた子が先に脱ぎ終え、測定を始めてしまった。またしても凹むいおぴーさん。
今度はお医者さんによる診察。いおぴー名誉挽回とばかり、名前、年齢と元気良く質問に答えていく。先生にしっかりしてるねとほめられ、自信を取り戻したいおぴー。机の上に動物と乗り物の絵本があるのを見て取り、早く問題出せと言わんばかりに意気込んでいる。先生が絵本を手に取り、「何だかわかるかな?」と言いながらページをめくり、指差したのは、よりにもよって。そんなもん、とうちゃんも分からんよ。いおぴー、よもやの出題に呆然。無言で立ち尽くす。完全にノックアウト。先生は「自分の名前言えるから大丈夫だね」。お終い。
何の問題も無く終えた3歳児健診。だが、「いおちゃん、わかんなかった…」と呟くいおぴーにとっては、お姉さんのプライドが少し揺らいだ日でした。