平成11年11月11日生まれ(10歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2003年3月アーカイブ

2003年3月 1日(土)

バッサリ

朝っぱらから、ハサミを持ってとうちゃんやかあちゃんに「髪切らせて~」と迫るチョキチョキ魔のいおぴー。ダメダメとすげなく追っ払われ、部屋の隅でおとなしく紙でも切っているかと思いきや、こっそり自分の髪を切っていた。吃驚したshokoが「何やってるの!」とすごい剣幕だったもんだから、いおぴーも驚いて泣き出した拍子におもらしまでしてしまった。

どこら辺を切ったのかと見てみると、左耳の横あたりを15センチくらいばっさりと切ってしまっていた。切り落とした髪を見るとけっこうな量である。意外に伸びていたんだなあと思う。生まれてからまだ一度も切っていないので、そろそろ切らないといかんかなと思いつつもタイミングがつかめないでいたのだが、これを機に切ったほうがいいんだろうか。

書道を嗜むおばあちゃんが、いおぴーの髪で筆を作ると楽しみにしているのだが、自分で切っちゃったと聞いたらさぞがっかりするだろう。一応切っちゃった髪もとっておいて、足しにしてもらおうか。

2003年3月 2日(日)

写真整理

保育園卒園にむけて、先生に贈るアルバム用にいおぴーの写真を選ぶ。

いおぴーが生まれてからの写真を全部引っ張り出してみたが、なんかあんまり最近の写真がない。こうしてみると、だんだんいおぴーの写真をわざわざ撮らなくなっているのが分かる。1歳までの写真が全体の半分を占め、さらにその半分が生まれてから3週間くらいの写真という具合だ。熱しやすく醒めやすい親でスマンな。

なかには全然記憶に無いヘンテコリンな写真があったりする。これもその一枚。たぶん2歳ぐらいだと思うんだけど。面白いから先生へのアルバムにものっけちゃおうっと。

正義の味方か?はたまた、ただのアブナイヒトか!

そういえば新年にリニューアルしてから、アルバムのページを復帰するの忘れてた。リンク切れのままになってた!これを機に写真を全部デジタル化して整理しようかな。と一瞬思ったけど、きっと大変すぎてやらないな…。

2003年3月 3日(月)

すいじょーばす

いおぴーが「またおしっこ検査いきたーい」としつこい。3歳児健診のことを言ってるのだ。やはりどうしても納得がいかず再チャレンジしたいらしい。

「いおちゃんは大丈夫ですよって言われたからもう行かなくてもいいんだよ。でも5月にまた歯の検診があるから、またほめられるようにちゃんと歯を磨こうね」と論点をずらし、ごまかそうとするとうちゃん。いおぴーは「そーかー、でもいおちゃんすいじょーばすって知らなかったんだよなー」となおも未練がましくつぶやいている。

とうちゃんが気を遣って「じゃあ今度水上バスに乗りに行こうか」と言うと、「乗りに行かない。だっていおちゃん、すいじょーばすって知らないんだもん。新幹線とか、消防車とか知ってるけどね」と相当こだわっている。水上バスがトラウマにならねばいいが。

2003年3月 4日(火)

超健康革命その後

新年早々読んだ本に感化され、我が家の食生活も革命に挑戦したわけだが、2ヶ月が経過した今どうなったかというと。以下、10か条がどれだけ実践されているかを項目ごとに検証。

「バランスのとれた食事」をとらない
もともと「バランスのとれた食事」を摂るように心がけたことがないので、達成しているというか何というか。
朝食は果物だけ
これは達成してます。めちゃめちゃ楽チンです。
もっとも、最初のころは果物や野菜のヴァリエーションを考え、ジュースを作って飲んだりしてたけど、最近はすっかりめんどうになり、ミカンのみ、とかイチゴのみの日が多いです。
果物を毎日たっぷり食べる
朝しか食べてないから、たっぷりといえるかどうか・・・でも食べない日はないので以前に比べればずいぶん多く食べてる。
牛乳は飲まない
これは元々飲まないので。保育園でもいおぴーだけお茶にしてもらっている。
肉を食べる時は野菜も大量にとる
なるべく摂るようには心がけているけれど、なかなか大量というのは難しい。
ファストフードは利用しない
×
外出したとき、コーヒーが飲みたくなるとつい利用してしまう。
油はできるだけ使わない
×
けっこう揚げ物とか食べてるなあ。外食も多いし。
白砂糖、薬、サプリメントの摂取に注意
薬、サプリメントは一切摂らない。砂糖は料理には絶対使わない(というか家にない)が、砂糖の入ったお菓子はどうしても摂ってしまう。チョコとか。
病院にはできるだけ行かない
行きません。
適度な運動と十分な睡眠
×
とうちゃんとかあちゃんは明らかに運動不足。睡眠も十分かどうか。

こうしてみると半分も達成できてないような。しかし、体感的にはすこぶる調子がよく、3人そろってまったく風邪ひとつ引かない。shokoも昨年の今頃は鼻水だの目が痒いだのと花粉症に悩まされていたのが、今年はぜんぜん平気の様子。shokoといおぴーに関しては、昨年末にホメオパシーのセッションを受けたので、そのおかげとも考えられる(特にいおぴーはセッション後顕著に変わった)が、セッションを受けていないとうちゃんの、この時期こんなに調子いいのは過去に例がないくらいなので、やはり朝食を果物のみにしただけでも絶大な効果があるのは間違いない。

超革命まではいかないけれど、十分に効果が感じられ、しかも楽チン(これが非常に重要)なので、今後もこのスタイルを続けていこうと思っている。

2003年3月 5日(水)

タヌキ

いおぴーさん、あと10日で保育園の卒園式。

昨年は卒園児による出し物「ブレーメンの音楽隊」に、助っ人として犬の役でかり出されたいおぴーだが、今年はいおぴー達が主役だ。

しかし昨年のように気合を入れて家で練習する様子も無い。とうちゃんが「今年は何のお芝居するの?」と訊いても「わかんない」と言う。質問を変えて「いおちゃんは何の役?」と訊くと、「タヌキ」と一言。

タヌキだけでは何の芝居か分からないので、お友達の役どころも訊くと、ライオン、ゾウ、ウサギ、ネコ…。やはり何の話か分からない。ていうかタヌキだけ浮いてないか?

いおぴーのセリフを尋ねると「ぽんぽん」。それだけかい。なんか卒園式が楽しみのような、不安のような。

2003年3月 6日(木)

あげだま

今日はshokoが車を修理に出しに一足先に出かけ、いおぴーを保育園に送るのはとうちゃんの役目となった。車、とうちゃんがしばらく乗らない間にあちこち疵だらけになっていて、このペースだと修理費だけで車検までにもう一台買えてしまいそうな勢いだ。

それはさておき、子育ても3歳をすぎるとなかなか理想どおりには行かず、朝いうことを聞かないいおぴーを食べ物で釣るのはもうすっかり定番となっているわけだが、今日も出がけに「お人形さんおんぶしていく」と言って紐に絡まっているいおぴーに対し、「お人形さん置いて、今すぐ靴はいたら、いいものあげる」と口から出まかせで釣るとうちゃん。いおぴーは例によってあっさり釣られ、人形を放り出してさっさと玄関に向かい、「何くれるの?早くちょうだい」と催促する。とうちゃんは、嘘ついた事を後悔しつつ、何かあげられるものは無いかと見回すと、夕べの味噌煮込みうどんに付いていた揚げ玉の小袋が目に付いた。「よし、じゃあこれをあげよう」と袋を破り、両手を差し出すいおぴーにぱらぱらと数粒与えた。内心、こんなんじゃ納得せんよな~と思って困ったとうちゃんだったが、予想に反していおぴーは「すごくおいしーね、これ!」と感激している。ほっ。

「これ何ていうの?」と訊くので、「あげだまだよ」と答える。「あげだまかあ、明日もまたちょうだいね」こんなんでよければ、あげるよ。とうちゃんの言うこと聞けばな。揚げ玉もあんまり食べたら体に悪そうだが、チョコせがまれるよりは数倍マシだ。

2003年3月 7日(金)

イカサマジャンケン

毎朝、イチゴかみかんを食べている。これが仕度は楽だし、いおぴーもよく食べてくれるし、体調も良いといいことずくめ。難らしき事といえば、いおぴーがとうちゃんの分まで食べてしまうことぐらいだ。

残り少ない果物を前に、とうちゃんが「じゃあ、じゃんけんで勝った方が食べていいことにしよう」と提案したのが始まりで、これが気に入ったいおぴー、最近は最初から「じゃんけんで勝った方が食べていいことにしない?」と持ちかけてくる。付き合って最初はグー…とやっているのだが、そこは経験値の差、まともにやれば圧倒的にとうちゃんの方が勝率が高い。なかなか食べられないいおぴーは「おとうさん次チョキだして。いおちゃんグー出すから」と出す手を指定してくる。イカサマだ。時々は「いいよ」とわざと負けてあげるのだが毎回それだととうちゃんが食べられないので、「今度は違うの出すよ」と宣言して、いおぴーのいうとおりにしない。するといおぴーえらい勢いで怒るのだ。食べたければじゃんけんしないで普通に食べればいいのだが、どうしても勝たない時がすまないらしい。誰に似たんだろう。

とうちゃんは子供の頃からゲーム好きだが、勝負は時の運で勝ったり負けたりするのが楽しいと思っている。勝ったり勝ったりも気持ちいいが、負けたり負けたりも案外楽しいものだ。その辺をいおぴーが理解できるようになってくれれば、押入れで眠っているたくさんのボードゲームも再び日の目を見ることができ、とうちゃんも嬉しいんだけどなあ。

2003年3月 8日(土)

風呂

shokoがホメオパシーセミナーの手伝いで、朝早くから出かけてしまったので、寝坊したとうちゃんはいおぴーに起こされる。

目覚ましにお風呂に入ったついでに、いおぴーとふたりで風呂掃除をする。浴槽から24時間風呂の中の石までしっかり洗ったのでたっぷり2時間くらいかかってしまった。いおぴーは裸のまま、空の浴槽に座ってうたた寝。

午後は自転車で公園へ。今日は天気が好いので遠出をしてロケット公園まで行った。たっぷり駆け回って遊んだ。小山を駆け上ったり駆け下りたりするのが楽しかったようで、付き合わされたとうちゃんの方が先に音を上げた。5時まで遊んで、陽が傾いてきたので、もっと遊びたいといういおぴーを説得し、家路に着く。

帰り道、迷って適当に走っているうちに図書館の前に出たので、寄っていくことにした。何冊か絵本を読み(いおぴーは「つきのぼうや」が気に入ったようだ)、定番の「バーバパパ」を2冊借りて帰ることにした。

お風呂にお湯を張る。自動お湯張り機能もついているが、タンクのお湯よりパイシャワーで入れたお湯のほうが気持ちがいいので、いつもシャワーからお湯を張るのだが、これだと50分近くかかる。その間いおぴーと絵本を読んでいたが、そのうちすっかりお風呂のことなど忘れてしまい、いおぴーが絵本を読んでいる隣でとうちゃん転寝してしまった。気がついたときには、ザーザーとお湯があふれていた。失敗。

2003年3月 9日(日)

おばあちゃんへの手紙

今日もshokoはホメオパシーセミナーのお手伝い。

朝からいおぴーが「図書館行きたい」というので、大量の洗濯を終えた後、自転車で図書館へ。図書館の喫茶室でランチを食べる。いおぴーはフレンチトーストを注文。これが目当てだったようだ。昨日借りた2冊を返し、あらたに「バーバパパ」の絵本を7冊借りる。いろんな本を読みたがるが、何故か借りるのはバーバパパだ。バーバパパ以外は借りられないと思っているのだろうか。帰りに地蔵前公園によって遊ぶ。アスレチックでとうちゃんが吊り橋から足を踏み外し落ちそうになっているところへいおぴーが駆けつけ助けてくれるという遊びを3回もやらされた。

家に帰って絵本を読んでいると、書留が届いた。浜松のおばあちゃんからだった。いおぴーへの手紙も入っていた。いおぴーにせがまれて、何度も繰り返し手紙を読む。いおぴーはお返事を書くと言ってプーさんのノートを持参し、とうちゃんに「いおちゃんの言うとおり書いて」と手渡す。とうちゃんはいおぴーがどんな返事を出すのか興味深々で、一字一句いおぴーの言うとおりにノートに書いていく。いおぴーは途中何度も「おばあちゃんの手紙もう一回読んで」と言って、ちゃんとおばあちゃんの手紙に対する返事であることをすごく意識していた。

そして出来上がった手紙は以下。

おばあちゃん、はままつへきてくれてありがとう。
あまねもおおよろこびです。
いおちゃんのブラボーみたいなものをつくったのは、
おとうさんです。ありがとう。
またはままつへきてください。まっています。
いおちゃんもいっしょにいきます。
いっしょにさんにんではままつにきて、
いぬのみっちーがわんといって、こわかったよ。
かえるときも、みっちーわんとほえたよ。
おうちにかえって、おとうさんとおかあさんとごはんをたべた。
それから、えいがをみてねた。
それから、ねておっぱいのんだ。
おばあちゃん、またくるよ。あまねもまたきてね。バイバイ。

あと、あまねのおかあさんも、あかちゃんも、おばあちゃんもきてね。
また、げつようびのとき、きてください。
かるたをいっしょにあそぼうね。
でんぐりがえしとかなわとびとかおえかきしましょうね。
はままつはとおいですから、くるまできてね。
じゃんぱーもきてきてください。
まってますからね。
もうすぐそつえんしきになったら、4さいと5さいになります。

いおぴー

最初の二行と五行目は、おばあちゃんからの手紙のまんま。「いおちゃん」を「おばあちゃん」に変えただけ。書き出しは難しかったようで、無意識に拝借してしまった模様。三行目のブラボーみたいなものというのは、「バーバパパ」に出てくるバーバブラボーが持っているボートのオールをとうちゃんがボール紙と画用紙で作ってあげたもののこと。浜松まで持って行ったのだ。途中から日記みたいになってるが、ご愛嬌。本人は一生懸命おばあちゃんに語っているつもりなのが、手紙を読み上げるような口調から伝わってきた。一旦、「バイバイ」で〆たのだが、とうちゃんが良く書けたと褒めたら、「まだ続きあるんだよ」とその後を続けだした。付け足した文もなかなか名文である。いおぴーの優しい気遣いが感じられる。

さっそく、この手紙をおばあちゃんに送ってあげよう。さぞかし喜ぶことだろう。

2003年3月10日(月)

節電

東京電力が節電キャンペーンを行っているらしいということを今日知った。うちではTVも見ないし、新聞も取っていないのでその手の情報にはとても疎い。さっそくネットで調べてみると、資源エネルギー庁が独自ドメインを取ってまで節電キャンペーンしている。よほど深刻のようだ。

話はそれるが、このページちょっと酷すぎるのではないか。

当WEBSITEはInternet Explolar5.0以上を推奨ブラウザとしています。

多くの人に見てもらいたいと思っているのなら、ブラウザ指定などするべきではない。それにIE6.0を使っていても画像をオフにしているとまったく内容がわからない。国が税金を使って作る以上、最低限すべての納税者がアクセスできるサイトを作るべきだろう。ちなみに文法チェックをしてみると以下のような結果になった。

http://www.setsuden.info/ を HTML4.01 Transitional としてチェックしました。
259個のエラーがありました。このHTMLは -358点です。タグが 19種類 157組使われています。文字コードは Shift JIS のようです。

-358点なんてはじめて見たよ。

話をうちに戻そう。うちではTVとエアコンは一切使っていないので、その点では節電に一役買っているなと一瞬思ったが、よくよく考えると、先月の電気代は過去最高の1万5千円オーバー。ちっとも一役買ってない。むしろ電気使いすぎである。電気を無駄に喰っていそうなのは、ホットカーペット、電気湯沸しポット、PC、AVアンプあたりか。一番喰ってるのは24時間風呂だろうが、これは勘弁してもらって、PCとAVアンプは使っていないときもたいてい付けっ放しなので、とりあえずこの辺から反省して遅ればせながら節電に協力しよ。

2003年3月11日(火)

わらべ歌の会

朝、わらべ歌の会のお誘いのFAXが入ってたので、いおぴーは急遽保育園をお休みしてわらべ歌の会に行くことにした。最近はなかなか、かあちゃんとゆっくりできないからいい機会だろう。

とうちゃんが仕事を終えて帰ってきたら、いおぴーさんまだ7時だというのに、すでに眠っていた。今日はめいっぱい遊んで、早々にくたびれてしまったようだ。shokoに話を聞くと、わらべ歌の会は三組しか集まらず、ちょっと淋しかったようだが、いおぴー自身はとても楽しそうだったというのでよかった。その後、家に帰ってアルバム作りの続きをしたようだ。いおぴーがクレヨンでたくさん絵を描き込んでいた。

結局とうちゃんが寝る時間になってもいおぴーは起きなかった。毎日こうだと楽でいいな。

2003年3月12日(水)

いおぴーの夢

朝っぱらから、いおぴーはとうちゃんのところへやってきて話し出した。

いおちゃん、ハリー・ポッターの夢見た

ハリー・ポッター?なぜ今そんな夢を見る。「どんな夢だった?」ととうちゃんが尋ねると、「男の子と、女の子と、キティちゃんが出てきて、みんなでディズニーランドとサンオピューオランドに行った」サンリオピューロランドだろ。「男の子がハリー・ポッター?」「ううん、T君」「女の子は?」「いおちゃん」じゃあハリー・ポッターはどこに出てきたんだ?まあいいや。「いおちゃんが乗り物乗ってたら、おとうさんとおかあさんが手を振ってた」いおぴーがひとりで乗り物に乗るわけが無いので、どこかで見た映像とごっちゃになっているのだろうか。

いずれにしても、いおぴーが自ら見た夢の話を語るのは初めてなので、とても興味深い。以前から時々寝言は言っていたので夢を見ているんだろうなあと思ってはいたけれど、こうして本人が話してくれるようになるとは。それにしても、ハリー・ポッター気になる。だれか夢分析してくれないだろうか。

2003年3月13日(木)

記憶力

3歳児の記憶力というのはどのくらい働いているものなのだろうか。

今日はおばあちゃんにいおぴーを保育園に迎えに行ってもらった。夜とうちゃんがおばあちゃんの家に行くと、おばあちゃんに「いおちゃんは昨日おとうさんの会社に行ったの?」と訊かれた。いおぴーがそう言ったという。いろいろ会社の話をしたらしい。でも、いおぴーは会社になど来ていない。しかし、ちょっと考えて、いおぴーの「昨日」は過去全般であることに思い至り、「かつておとうさんの会社に行ったことがある」という事だと気がついた。たしかに会社に連れて行ったことはある。約1年前だ。そんなことをなぜ突然思い出して語ったりするんだろう。こちらから話題を振ったならともかく、何の脈絡も無く自分から話し始めたらしい。だからおばあちゃんも昨日のことだと思ったのだ。

昨日の夢の話といい、ちょうど今いおぴーの頭の中ではいろんなものが整理され、新たな脳みその使い方を獲得しようとしているところなのかも知れない。

2003年3月14日(金)

3.14

3.14といえば真っ先に浮かぶのが円周率である。ホワイトデーとかいわれても知らない。パイでもプレゼントすればしゃれているかな。

昨年から、小学校では円周率を「3」で計算するようになったという。味気ない話だ。円周率は割り切れないところがなんともいえず魅力なのに。

ちなみに今年の東京大学前期入試問題にこんなのが出題されたようだ。円周率は「3」じゃないよってことか。

円周率が3.05より大きいことを証明せよ

それはさておき、今時の小学生にとっては、小数点二桁の掛け算は難しすぎるらしい。どうしても「3.14」で計算したい時は電卓を使えという。小学校の授業で電卓を使用するのが当たり前になっているとは驚きだ。たしかに効率という点では、電卓を用いるのが現実的だし、小さい頃から電卓の使用法を身につけるのも無駄ではないだろう。しかし、それ以前に、こういった計算を日常的に繰り返すことによって脳を開発・活性化することのほうが、小学生という時期には必要なことではないだろうか。数字に親しむというのはそういうことだと思うが。

これは「ゆとり教育」の一環らしいが、計算の代りに電卓で生まれたゆとりで、どれだけ実時間を得するというのだろう。将来を思うとむしろすごく損している気がするのはとうちゃんだけだろうか。いっそのこと円周率50桁くらい暗記することに時間を費やしたほうが「ゆとり教育」だと思ったりもする。

今のところ、いおぴーは小学校へなど通わせるつもりはないので、そもそも円周率を習うかどうか疑問だが、もしとうちゃんが教えるとしたら、ちゃんと円周率は3.14で、電卓など使わず自力で計算させるだろう。もっとも、その前にソロバンを教えるつもりだから、3桁の掛け算くらい暗算でできちゃうだろうけど。

2003年3月15日(土)

卒園式

朝7時、電話が鳴った。浜松のおばあちゃんからだった。卒園のお祝いならこんな朝早く電話してこなくていいよと思ったらそうではなかった。伯父さんが亡くなったという。

慌しく弔電の手筈をする。今はインターネット上で全てが済むのでこんな時はとても助かる。

shokoは今日いおぴーが来て行く服にアイロンをかけ、襟を付け直している。そんなこともっと早くしておけと言ったら、いつする暇があるんだと逆切れされた。卒園式が何時から始まるか訊いたら、知らないと言う。困った。とりあえず9時半と見当をつけた。お風呂に入り、いおぴーの髪を洗う。とうちゃんがひげを剃ろうと思ったら、「剃らないで」という。昨日観た映画のロビン・ウィリアムスの髭が気に入ったらしい。

shokoの仕度がなかなかできないので、とうちゃんといおぴーだけ先に出かけた。ぴったり9時半に保育園に到着したが、誰もいなかった。10時からだそうだ。いおぴーは一番乗りと喜んでいた。

いよいよ式が始まる。一昨年昨年と卒園式には参加しているが、いおぴー自身が卒園する時がこんなに早く来るなんて不思議な気がする。ただ、もっと感慨深いかと思っていたが、いおぴーがあまりにも普段と変わらずあっけらかんとしているので、そうでもなかった。

廻していたヴィデオカメラが、3分も立たないうちに動かなくなってしまった。バッテリー切れだ。昨日shokoに念を押したにもかかわらず、充電を忘れて、今朝あわててしたらしい。そんなにすぐ充電できるわけないだろと言うと、じゃあ自分でやれとまたしても逆切れされた。残念ながら卒園式のヴィデオは無しだ。

卒園児による出し物「動物たちのオペレッタ」。いおぴーはタヌキの役だ。家では照れてか、全然歌ってくれなかったが、本番では大きな声でしっかり歌っていた。立派立派。

最後に全員で「思い出のアルバム」を合唱する時には、先生は皆、目を真っ赤にして泣いていた。そんな先生達を見るとたちまち涙腺が緩んでくるのを感じ、いおぴーの方だけ見つめていることにした。いおぴーは歌いながら、先生たちが泣いているのを見て、驚いたような、困ったような顔をして、こころなしか目がウルウルしていた。そんないおぴーを見ているとまたこちらの涙腺が緩んでくるのだった。

無事卒園式を終え、肩の荷が下りたと言いたいところだが、むしろ相当に大変になるであろう4月以降の事を考えると、あらためて保育園のありがたみを感じるのだった。

さて、4月からどうする。

2003年3月16日(日)

部屋探し

久しぶりにshokoに何も予定が無い日曜日なので、車で何処かに出かけよう御殿場のアウトレットがいいなどと話しながらも、shokoは後少し後少しと惰眠をむさぼり、結局起きてきたのが11時なので遠出はあきらめて吉祥寺あたりをぶらついてお茶を濁すことになった。

吉祥寺に着いたらまず昼食をとることにする。ベトナム料理のランチにしようかと思いつつ、スパゲッティ屋の呼び込みにパスタもいいなと誘われるままに入る。食事をしながらshokoが駅前の不動産屋でもらった無料の小冊子を眺めていたら、なんだか部屋探しがしたくなってきた。いおぴーを三鷹台の共同保育園に通わせようかと思っているので、そうなると今の家からだと距離的に通うのがしんどい。だったらこの辺に引っ越してくるのも好いかなあなんて軽い気持ち。

いおぴーが公園へ行くというのでぶらぶらと井の頭公園に向かうが、途中不動産屋があったのでちょっと寄ってみる。条件(最低条件として現在の家賃プラス駐車場代の予算内で、同等以上の広さ・駐車場付き)を伝えると一件あるよとすんなり物件を紹介してくれた。けっこう遠かったが地図をもらい散歩がてら見に行くことにする。いおぴーが「舟に乗りたい」と言うのを「帰りに乗ろうね」となだめつつ、井の頭公園の中を通り抜け、およそ20分ほど歩いて目的の物件へ到着。

近所に住む大家さんにお願いして中を見せてもらう。たしかに駐車場付きだし、広さ的にも現状並みではあるが、いまひとつぴんと来ない。今の部屋の窓の外の眺めの良さとか、いざとなると微妙な条件で比較してしまう。ここに住むことは無いだろうと思いつつ、大家さんに礼を言い、周りの環境も見てみたいので三鷹台の駅までまた歩くことにした。駅までの道程は歩いて気持ちのいい道ではなく、しかも思ったより遠かったので、この物件に関してはこれで完全に無かったことになった。

三鷹台の駅前でまた不動産屋に寄る。ここでは当初の条件に適う物件は無かったが、予算1万円オーバーで良さそうな物件があったので、そこを見せてもらうことにした。今度の物件は神田川沿いで児童公園のすぐそばにあり、駅からも近く、環境的には文句なし。外観も小洒落ていて感じが好いし、間取り的にもさほど不満は無い。広い玄関、対面式のDK、多すぎるほどの収納はプラスポイントだ。しかし、致命的な不満点がひとつ。風呂がとても狭いのだ。安いビジネスホテル並み。いおぴーまで「なーにこれ?お風呂狭いじゃな~い」を連呼するので、不動産屋さんも苦笑。実際、こんな家庭向けのつくりになっているにもかかわらず、なぜこんなに風呂が狭いのか不思議だ。風呂さえ十分な広さがあったら、即決定してしまったかも知れないくらい、周囲の環境は気に入ったのでとても残念。

不動産屋さんと別れ、いおぴーをしばらく公園で遊ばせていたら雨が降り出したので、電車で吉祥寺まで戻る。おばあちゃんの玉手箱へ行きたかったが雨が強くなってきたのであきらめ、パルコブックセンターの絵本売り場でしばらく過ごす。目当ての絵本が無かったので代りにいおぴーが欲しがったブロックを買い、お腹が減ったのでロンロンの地下のアジア食堂で食事して帰る。いおぴーは帰りの電車で「あっ、舟乗るの忘れた!」と言っていた。ゴメン、また今度ね。

家に帰り着いたら、いおぴーはすぐに眠ってしまった。とうちゃんとかあちゃんは、部屋探しの余韻醒めやらず、寝るまでの時間、ネットで部屋探し。互いに好さげな物件を見つけては報告しあう。何件か問い合わせメールを出したので、明日が楽しみだ。特に期待したいのは、深大寺の一戸建て。

2003年3月17日(月)

はらっぱ園

4月からいおぴーが通う予定の保育園のミーティングに、shokoがいおぴーを連れて参加。いおぴーは咳と鼻水が出ているので、たいしたことはないと思うがshokoと一緒にいたほうがいいだろうと、保育園を休ませた。

いおぴーに感想を聞いたら、とても楽しかったようで、「いおちゃん、今日行ったところ行きたい」と言っていた。「でもいおちゃんバッタは来ないほうがいい」と付け加えるいおぴー。とうちゃんがはらっぱの説明をする時に「バッタも来るよ」と言ったのがずっと引っかかっているらしい。バグズライフの影響か、必要以上にバッタを怖がる。shokoが「大丈夫。いおぴーさんのところにはバッタ来ないように先生にお願いしとくから」と言うと、安心していた。

いおぴーが行く気をみせてひと安心だが、問題はとうちゃんとかあちゃんだ。毎日弁当の用意と、週1回の保育参加をまともにこなせるのだろうか。不安。

2003年3月18日(火)

風邪引いた

毎朝果物を食べているおかげで、すこぶる快調で風邪ひとつ引かないとあちこちで豪語していたら、思いっきり風邪を引いてしまった。日曜日に雨に濡れながら帰ってきたのがいけなかったようだ。油断大敵ですな。

昨日の夜から喉が痛くて、まずいなーと思っていたら今朝になって声も出ない有様。レメディをとったがヒットせず、会社は休むことにした。

夕方まで横になっていたが、いおぴーを喜ばせようと保育園のお迎えにshokoと一緒に出かけたのがさらにまずかった。寒気と頭痛でふらふらになってしまい、ますます悪化。

2003年3月19日(水)

風邪その2

朝起きたら、喉の痛みがいっそう酷くなっていた。頭痛もする。今日も会社を休む。

昨日から、フェーラム・フォス、アーセニカム、ジェルセミウムとレメディを試したが、どれひとつヒットせず、shokoに愚痴をこぼす。で、結局、昨日最初に飲めと言われて「いつも、ブライオニアって言うけどブライオニアをとって効いた例がない」とけちをつけて摂らなかったブライオニアを飲んだ。すると、数分もしないうちに、ゲボッとものすごい痰が出て、それとともに喉の痛みはすっきり直ってしまった。素直に昨日飲んどけばよかった。

喉は治ったものの、頭痛が治まらない。これは風邪のせいというより、ずっと寝ていたための時差ぼけ状態のせいのような気がする。割れるように頭が痛み、こんな時ばかりはバファリンが欲しい!と思ってしまうのだった。

寝ているところにいおぴーをお迎えに行ったshokoから電話。出られないでいると留守録メッセージに「いおぴーと食事して帰るから寝てて」。見捨てられた気分。これ以上寝ていても頭痛は治まらないし腰は痛くなってくるしで、一か八か風呂に入ることにした。楽になるかもっと酷くなるかどちらかだ。

風呂に入ったら、腰の痛みは少し和らいだ。寒気もしないので塩梅がいい。というわけで1時間も浸かってしまった。さすがにくらくらして来たので、上がると目眩がして吐いた。裸のまま畳の上にばたりと倒れ、あまりの気分の悪さにもうどうでもいいやと濡れたままその場で寝る。何分たったか判らないが、わりとすぐにshokoといおぴーが帰ってきた。助かった。

いおぴーに「はずかしー」と言われながら、パンツはかせてもらった。

2003年3月20日(木)

運転講習会

とうちゃんは3日ぶりに出社。shokoは車を6ヶ月点検に出すついでに、ディーラーの運転講習会に参加することにしたようだ。この機に車庫入れの腕を磨こうと意気込んでいる。無料の託児もあるということで、いおぴーも連れて行った。

shokoにどうだった?と訊くと、どうも段取りが悪く時間が押して、本命の車庫入れが十分にできなくて不完全燃焼だった模様。でもタイヤ交換を初めてしたのでよかったと言っていた。いおぴーはケーキやジュースなど出されるままに貪っていて、終始ハイテンションで大変だったようだ。

いおぴーがホンダ車を見ると「あっ、ホンダ、ホンダ!」と連呼したり、「うちの車はホンダだよ」と言うようになった。託児中にお姉さんに仕込まれたようだ。なるほど、無料託児つきで講習会を開くのはこういう効果を狙ってのことか。

2003年3月21日(金)

赤ちゃん交流会

中野の婦人会館の託児室で赤ちゃん交流会。久しぶりにとうちゃんも参加した。今回は1歳未満の参加者が少なく、いおぴーを含め大きい子供が多かった。0歳児ばかりだと、あっちもこっちも可愛い可愛いと目を細めているだけでいいが、大きい子相手は遊びに付き合うのも大変だ。すぐに上に乗っかってくるし。3年も参加していると当時3歳だった子も6歳になっているわけで、当時と同じように肩車してくれといわれても、それはちょっと勘弁なのだ。とうちゃんの耐荷重量はいおぴーの重さが上限だ。

しかし、いおぴーはお兄さんお姉さんと一緒だと実に楽しそうに遊ぶ。見ていて喜ばしい。

交流会の後、ブロードウェイをぶらぶらし、DVDを買って帰った。

2003年3月22日(土)

また部屋探し

不動産屋さんに紹介してもらった物件で見たいのがいくつかあったので、内見に行った。車で出かけたら渋滞していて、待ち合わせに遅刻してしまった。三鷹台駅周辺は狭くて混んでいて、交通事情があまり良くない印象。

3件見た。最も良かったのが最初に見た部屋で、広さは十分だし、何と言っても保育園まで遊歩道を歩いて3分という立地の良さが魅力。保育園のために引っ越すようなものだから、これは最大級のメリットだ。しかし問題は駐車場が無いこと。不動産屋さんと一緒に近所を歩いてみたが、許容範囲内に駐車場は見つからなかった。駐車場さえ付いていたら即決してしまったかもしれない。その後、2件見たがやはり最初の部屋に比べると、広さも立地も見劣りしてしまう。

不動産屋さんと別れ、ファミレスで遅い昼食を摂りながら、shokoと再検討する。駐車場に目をつぶって1件目にするかどうかで迷う。もっと好い物件があるかもとの望みを捨てきれず、もう一度三鷹台へ戻って探すことにする。今朝までは、深大寺の一軒屋も見に行こうと思っていたが、もはやそんな遠くへ引っ越す意味が感じられなくなったので、やめる。

駅前の不動産屋で内装が素敵にリフォームされた部屋を見せてもらう。広さも十分だし、周りの環境も良く、駐車場もすぐそばに空きがあった。すでに申し込みが入っているのでキャンセル待ちになるとのことだが、とうちゃんは部屋の様子がすっかり気に入ったので、とりあえず申し込みをしておく。shokoはまだ迷っていたようだが、いやならキャンセルすればいいし。

夜、昨日買ったDVD「建物探訪スローライフ編」を見る。「建物探訪」を見るのは8ヶ月ぶりだ。OAで見た家ばかりだったが、こんな素敵な家ばかり見ていると部屋探しが虚しくなってきた。

2003年3月23日(日)

退屈な日曜日

昼までだらだらと何もせずに過ごす。shokoに「なにしようか」と訊いても無反応なので、とうちゃんスト決行。布団にもぐりこんで本を読んでいたら、いおぴーが「ストやめて」とやって来た。交渉の結果、新宿へ行ってアジア食堂でランチバイキングして、その後ヨドバシでDVDを買うことに決まった。とうちゃんスト解除。

アジア食堂でランチバイキング。フォーのところにベトナムフォーめんと書いてあったので、「これ男性専用だよ」と言ったがshokoにはまったく受けず、冷ややかな目で見られたのが口惜しかった。タイ風とマレー風のカレーがそれぞれ美味しかった。デザートのタピオカにはいおぴーもshokoも大満足。shokoが「デザートはアジアがいいね」と言う。とうちゃんが「でもタピオカの濫獲によってアジアの蛙が絶滅の危機に瀕しているのも事実だ」と深刻な顔をして言ったら、これは受けた。嬉しい。

食後、ヨドバシのDVD売り場へ。しかし、いおぴーがちょこまかと走り回ったり、大声を出したりと全然落ち着いて見られない。しかもお目当ての品は置いてなかった。先日、中野の店にあったのだが、とうちゃんが「ヨドバシの方が安いよ」と言って買わなかったのだ。結局何も買わずに帰る。

連休最後の日なのに、なにかすごく無駄に過ごしてしまった。

2003年3月24日(月)

歯が痛い

昼くらいから歯が痛み出し、とても辛い。

マグ・フォスを飲んだら楽になった。shokoに言わせるとこのレメディは過剰に痛みを感じる人が適正な痛みを感じるようになるらしい。効いたってことは、とうちゃんが大げさに痛がってただけってことか。なんか納得いかん。

いおぴーに「いおちゃんみたいにちゃんと歯磨きすれば大丈夫だよ。いい?ちゃんと歯磨きしないと三歳健診で怒られちゃうよ」と言われた。最近説教づいているいおぴー。なにかと説教くさい。歯は磨いてるけど、会社でこっそりチョコ食べてるのがいけないんだな、とうちゃん。三歳検診は受けないけどな。

2003年3月25日(火)

大盛りサラダ

今日の夕食は、shokoが作ってくれたサラダとパスタ。とうちゃん、昼デニーズで打ち合わせがてらパスタランチだったんだけど、まいいか。

サラダはランチについてたチマッとしたのとは違い、大きな木製のサラダボウル(直径35cm)に山のように盛られている。おお懐かしい、このサラダボウル、チェンマイで買ったやつだ。これ買った時は、いおぴーshokoのお腹の中にいたんだよなあ。いおぴーにそう教えたら、「そうだよ」とあっさり言われた。知ってたんかい。

パーティじゃあるまいし、こんな大量のサラダ誰が食べるんだと思ったが、結構ぺろりと平らげてしまった。なかなか出番の無かったサラダボウルだが、これからは毎日これでもいいかも。

2003年3月26日(水)

気が合うねえ

昨日は昼夜パスタとサラダだったわけですが、今日はお昼にカレーライスとサラダを食べました。

で、家に帰ると今日の夕食はカレーライスとサラダ。いおぴーがカレー食べたいって言ったらしい。シンクロニシティというやつでしょうか。

2003年3月27日(木)

サイトリニューアル

今月に入ってから、ずっとちまちまとリニューアルの準備をしていた。ようやくほぼ全てのファイルの修正が終わったので、今夜あたりアップしようかな。

今回はスタイルシートだけでなく、HTMLも大幅に修正した。最も大きな変更点はナビゲーション周り。最低限のリンクだけ残して極力シンプルを目指した。逆にHEAD内のLINK要素を充実させた。オペラユーザーには便利なナビゲーションバーがお勧めです。とうちゃん最近はもうどっぷりOperaユーザーなので、イオ日記もOperaに最適化されています。もうIEでは見づらくて仕方ありません。日本語版も出たことだし、Windowsユーザーは皆Operaに乗り換えよう!

2003年3月28日(金)

shokoダウン!

昨夜とうちゃんがサイトの更新を行っている頃、shokoは熱を出して寝込んでいた。レメディを摂ってもすんなりとは好くならず、相当に苦しそうだった。「死ぬ死ぬ」とか「朝かあちゃんが死んでたら、いおをお願いね」とか言っている。いつものことなので、とうちゃんは「わかった。おやすみ」と答えて背を向けて布団にもぐりこんだ。背中から「鬼…」という呟きが聞こえたが気にしない。いつものことなので。

朝になって、幸いにもshokoはまだ生きていたが具合は好くなっていないようなので、とうちゃんがいおぴーを保育園に送っていった。お迎えも行って欲しそうだったが、今日はプロ野球開幕、しかも5年ぶりの神宮球場での開幕ゲームなのでそれは無理。

会社を5時で早退し、神宮球場に向かう。今日はサッカーの代表試合とぶつかり、神宮周辺はすごい人出だ。日本青年館でもなにごとかイベントがあるらしくすごい行列ができていた。神宮球場はというと、A指定は最上段の席しか残っていず、なかなかの盛況かと思われたが超満員と言うほどでもなかった。

今日は暖かくてナイター観戦日和だと喜んでいたが、最上段の席はけっこう風も冷たく、寒かった。試合のほうはあっと言う間に負け、おかげでサッカー組とぶつかることもなく、さほど混雑せずに帰ることができた。しかし、こんなつまらん試合なら、shokoの看病でもして点数を稼いでいたほうがよかったと思った。

家に帰るとshokoといおぴーはすでに寝ていたが、具合のほうはだいぶ持ち直したようで明日は予定通りマザリングフェスタに行けそうだ。

2003年3月29日(土)

マザリングフェスタ

今日はマザリングフェスタ。shokoが出展の手伝いをするので、土曜だというのにいつもより早く家を出る。とうちゃんといおぴーは昼ごろからのんびり出かければよいかと思っていたのだが、病み上がりのshokoが「一緒に行って」と言うので、昨日shokoより野球を選んだ引け目もあったので了承し、一緒に出かけた。

交番の前を通ったとき、おまわりさんが「おはようございます」と声をかけてきたので、とうちゃんも「おはようございます」と挨拶する。黙っているいおぴーに「おまわりさんがおはようって言ってるよ。どうしていおちゃんは言わないの?」と言うと、いおぴーはだって、おまわりさんティッシュくれなかったよと意味不明の返事。なるほど、朝知らない人ににこやかにおはようございますと声をかけるのは駅前のティッシュ配りの人という認識か。なかなか面白い視点ではある。しかしティッシュをくれないから挨拶しないと言うのは困るよ、いおぴー。

いおぴーにとっては天国のようなひと時だったようだ。なにしろ、遊ぶところがとてつもなくたくさんあるし、お友達はいっぱいいるし、ずーっと遊んでいても誰も文句言わないし、大人はみんな優しいし。おさるの着ぐるみがいるのを見て、大発見をしたように「ここ、サンリオピューロランドじゃない?」と言っていたのが可笑しかった。いおぴーが特にお気に入りだったのは 台所やお人形などのおままごとセットがある「もりの」のブース。初めて会ったお友達にもお姉さん振りを発揮して、お化粧してあげたり料理を作ってあげたりと急がしそうにしていた。また、ホメオパシー振興会のパンフレット配りの手伝いなんかもしたりして、「いおちゃんお手伝いしちゃった」と満足げ。そんないおぴーについて回ったとうちゃんは、約6時間を立ち通しでへとへとになりました。

2003年3月30日(日)

カルタ勝負

今日は毎年恒例おばあちゃん家で花見。しかしshoko姉家では長男がなかなか難しい年齢にさしかかり不参加。次男のみんみんのみ前日からおばあちゃんの家に泊まって、うるさい両親と兄から解放され、休日を満喫中。

いおぴーはそのみんみんと遊ぶのを楽しみにしており、今回は自分の得意なカルタで勝負を挑むべく、お出かけの仕度では自分の着替えよりも先にリュックにカルタを詰めている。おばあちゃんの家に着くと早速、ゲームボーイやPCのオンラインゲームに夢中になっているみんみんに対してカルタで遊ぼうと持ちかける。基本的に優しいみんみん(将来の夢は保育園の先生になることだそうだ)は、素直にいおぴーの相手になってくれる。おばあちゃんは小学4年生と3歳児では勝負にならないと笑っていたが、札の絵をすべて把握している点ではいおぴーが有利だ。

shokoが読み手になり、いざ勝負開始。ふたを開けてみれば、いおぴーが圧倒的優位で、読む端からどんどん札を取っていく。このままではみんみんの威厳が丸つぶれかと思われたが、さすがに残り札の数が少なくなってくると、文字だけに頼って探しているみんみんにも見つけるのが容易になってきて、残り札のほとんどをみんみんが取ることになった。

札がすべて無くなって、ふたりの取った札の数をそれぞれ数えると、なんと23対23で同点引き分け。考えうる限り理想的な結末でした。

2003年3月31日(月)

くじ運

とうちゃんが帰宅すると、shokoといおぴーもちょうど帰ってきたところだった。いおぴー保育園最後の日で、園児も先生も父兄も皆名残を惜しんでこんな時間になったようだ。

この時間から食事の支度もあれなので、外に食べに出ることにする。ついでに久しぶりにDVDでも借りてこようと、先日プリントアウトしたオンラインクーポンを探したが、期限が昨日で切れていた。残念。

shokoがサラダと冷麺を食べたいと言うので、韓国料理屋に入ろうとしたが、いおぴーが「いお、このお店大キライ!」と猛反対。どうせ確たる理由があって反対してるわけではないのは明白なので、とうちゃんが「おもちゃくれるかもよ」と甘い言葉を囁くと、反応時間0.1秒で「いお、ここがいい~」。

とうちゃんは石焼ピビンパ、shokoは冷麺を注文。サラダ、焼き野菜など。いおぴーにはパンケーキだと偽ってチヂミを注文した。いおぴーは最初のうちあれはイヤ、これはキライと言っていたが、結局、サラダ、焼き野菜、チヂミ、白ご飯とけっこう食べた。よく食べたので、デザートに杏仁豆腐を頼んであげた。

この店、以前は籠に入ったおもちゃを子供に選ばせてくれたのだが、久しぶりに来たらレジのところでくじを引かせてくれるシステムになっていた。おもちゃをもらえるものと思っていたら、くじを引かされ、キョトンとしているいおぴーさん。くじのシステムが呑み込めていないようだ。いおぴーが引いたくじをshokoが開くと、そこには「1」という数字だけが書かれていた。1等だ。書かれている番号のおもちゃをもらえるので、空クジ無しなのだが、数字が小さいほうがおもちゃの袋が大きいので、1だと「当たった~!」という気になる。で、何をもらったかというと、紙風船セット。紙風船がいくつかと、カメレオンの舌のようにピョロピョロと伸びる笛(あれって何ていうんだろ)。実はこの笛、一昨日マザリングフェスタで配っていて、子供がみんな持っていたのだが、いおぴーは間が悪くてもらいそびれ、ここ2日、もうずっと欲しくて欲しくてしかたがないものだったのだ。ここに至りようやく喜び出すいおぴー。

欲しいものを自力でゲットするいおぴーの強運にとうちゃんもかあちゃんも感心。いおぴーを連れてラスベガスに行きたいと思った。



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