2003年4月11日
おばあちゃんと一日過ごす
金曜日はらっぱ園お休みの日。しかし、shokoは仕事があるので今日一日、いおぴーさんはおばあちゃんのところで過ごしてもらうことになった。おばあちゃんが大好きとはいえ、朝から晩までひとりでおばあちゃんの家で過ごすのは初めてのいおぴー。ちょっと心配。特におばあちゃんの方が。
とうちゃん仕事が終わって、一旦家に帰ってから車でいおぴーを迎えに行く。8時過ぎだ。着いたらshokoはまだ来ていなかった。仕事が長引いているらしい。いつもならそろそろ寝る時間だというのに、はしゃいでとうちゃんにじゃれつくいおぴー。とうちゃんが、一生懸命話しかけるいおぴーに生返事をしながら、おばあちゃんの話を聞いていたら、唐突にいおぴーが張り裂けんばかりの大声で泣き出した。慌てて抱っこしたら、とうちゃんの肩に噛み付いた。噛み付いたまま、どんなになだめても泣き止まない。今まで堪えていたものが堰を切って溢れてきたようだ。まずは真剣にいおぴーの話を聞いてやるべきだった。いおぴーに申し訳なく思った。
いおぴーはしばらく泣き続けた後、憑き物が落ちたように泣き止み、何事もなかったかのように振舞い始めた。とうちゃんは忘れがちになっていたいおぴーのナイーブな一面を思い出させられ、ちょっと胸が痛んだ。
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