2003年5月 1日
お見送り
朝、いおぴーよりもとうちゃんが先に家を出る時は、いおぴーが見送りをしてくれる。今までは玄関までだったのが、この頃はわざわざ靴を履いて門を出た道のところまでついて来て、「いってらっしゃい、早く帰ってきてね」と言ってくれる。「今日は野球観に行くから遅くなるよ」と言うと、腕組みして頬をプウとふくらます表情が可愛い。慌てて「ごめんごめん、なるべく早く帰ってくるからね」なんて言ったりして、ドラマに出てくる新婚カップルみたいだ。
バイバイして、いおぴーは玄関のほうへ戻っていく。その様子を垣根越しにこっそり窺う。玄関のドアは外からだとノブに手が届かず、いおぴーは自分では開けられないので開けっ放しにして出るのだが、どうやら風で閉まってしまったらしく、いおぴー閉め出されてしまっていた。どうするかと見ていたら、慌てず騒がず、「おかーさーん、あけてくださーい」と大きな声で呼んで、shokoに開けてもらえたようだ。
とうちゃんはほっと息をつき、いおぴーの成長ぶりを噛みしめながら駅に向かいました。
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