平成11年11月11日生まれ(11歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2003年6月15日

おはなし会

いおぴーと図書館に行った。かあちゃんは学校。

図書館へ来るといおぴーは、ひとりで児童コーナーへ行き、黙々と絵本を読んでくれるので、とうちゃんはとても楽。ゆっくり本を探したり雑誌を読んだりできる。とうちゃんが借りた文庫本をソファで読んでいると、いおぴーがとうちゃんを探しにきた。「おはなし会があるんだけど…」と言う。とうちゃんも当然知っていて、今日はおはなし会に合わせて時間を見計らってきたのだ。「ひとりでおはなし聞けるよね」と言うと、ちょっと来てといおぴーに手を引っ張られ、児童コーナーのほうまで行く。「ほら、みんないろんな色の紙持ってるの。この前のときもみんな持ってたの。いおちゃん持ってないんだけど」と言う。なるほど、おはなし会が始まるのを待っている子は皆、様々な色の二つ折りにした紙を持っている。係りの人に尋ねると、それは、「おはなしかいがんばりカード」というものだった。参加すると一つスタンプを押すことができるのだ。係りの人が新しいカードを出してくれ、いおぴーは青いカードを選んだ。

カードを持ったいおぴーは満足げに今回は堂々とおはなし会に参加していた。思えば、前回ちゃんと入っていけなかったのは、このカードが無いと入れないと考えて遠慮していたのかもしれない。

おはなし会は約30分なので、頃合を見て様子をのぞきに行った。いおぴーはお話のお姉さんの問いかけに、人一倍積極的に大きな声で発言していた。他は小学生くらいの比較的大きい子ばかりなので、多少煙たがられていたかもしれない。大人から見れば、いおぴーが精一杯感想を述べている様子は微笑ましいものだが、小学生にとっては、小さい子がわけわかんないこと大声で言って煩いだけだろう。

おはなし会が終わった後は、皆カードにスタンプを押すためにカウンターに並ぶ。いおぴーも見よう見まねで一番後ろに並んだ。そして、どうすればいいか、前の人の様子を一生懸命観察している。そして、何かに気づくとキョロキョロし出した。どうやらとうちゃんを探しているらしい。やや離れたところに座っているとうちゃんを見つけると、こちらへ走ってきた。「みんなご本借りるときのカード持ってるんだけど」と言う。「それは借りるときに必要なだけだから、無くてもスタンプは押してもらえるよ」ととうちゃんが言うと、「いおもご本借りたい」と言うので、とうちゃんのカードを渡した。いおぴーは、絵本の書架へ行ってすばやく一冊を選ぶと、再びカウンターの列へ戻った。ところが今度は、前の子供が、係りの人にがんばりカードに名前が書いてないと指摘されているのを聞いて、またとうちゃんのところへ走ってくる。「名前書いてないといけないんだって」と言うので、「後で書いてあげるから、スタンプ押しておいで」と送り返す。また最後尾になった。ようやくいおぴーの順番になり、いおぴーはカードを差し出しながら、「名前書いてないの」と係りの人に申告した。すると、係りの人は名前を書いて欲しいと言っていると勘違いしたらしく、「じゃあ、ちょっと待っててね」と言って、次の人の貸し出し手続きを優先した。この時、隣にいた女性がいおぴーの意図に気づいてくれ、ボールペンを手渡してくれたので、いおぴーはそれを持ってまたまたとうちゃんのところにやって来た。ひらがなで名前と、年を書いてあげた。「なんで3て書いたの?」と訊くので、「ここは年を書くところだから、3さいって書いたんだよ」と言うと、「ふーん。今日おはなし会で何歳って訊かれて、いおちゃん大きな声で3歳!って言えた。3歳はいおちゃんしかいなかった」と嬉しそうに話す。そして、カードを持ってまた並びに行った。順番が来て、今度は先に借りたい本と図書館カードを出して、「借りたいです」と言って、貸し出し手続きをすませてから、「おとうさんに名前書いてもらった」と言いながら、がんばりカードを差し出して、スタンプを押させてもらった。いおぴーはキューピーのスタンプを押してきた。

これから日曜日は図書館が日課になりそうだ。

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