2003年6月22日
赤ちゃん交流会
shokoから、今日は三角公園で赤ちゃん交流会だから、いおぴーを三角公園へ連れてってと言われた。shokoは学校だ。
会は11時からなのだが、かあちゃんが朝8時には出かけてしまったので、いおぴーもすぐに出かけたくて「早く行こう」とうるさい。しかたなく、早めに行って公園でのんびりすることにした。
天気が好いので自転車で行くことにする。午後は図書館でおはなし会があり、そちらもいおぴーは行く気満々なので、自転車のほうが移動の便がいい。今回、わりと良いルートを発見し、家から三角公園まで35分程度で着くことができた。これなら電車で行くのと時間的にも遜色ない。
公園に着いたら、いおぴーは早速「お腹がすいた」と言って、みんなでお昼に食べるつもりで持ってきたおにぎりを食べ始める。まだ10時だというのに。早弁だ。実はとうちゃんもお腹がすいていたので、一緒に食べた。
はらっぱ園では毎日ここで遊んでいるので、三角公園のことはとっても詳しいいおぴー。とうちゃんに「くわの実があるとこ連れてってあげる」とか「川上で貝がとれるんだよ」とか、いろいろ教えてくれる。それから、追いかけっこしたり、オオバコ相撲したりしながら、いおぴーは毎日こうして遊んでいるのだなあと思い、はらっぱ園に通わせてよかったと思った。そうこうしているうちに、集合時間の11時を過ぎたようで、交流会の皆さんがやって来た。
いおぴーは、大好きなくーちゃんに遊んでもらいたいのだが、自分から声をかけることができず、とうちゃんにお願いしてと言ってくる。見かけによらず恥ずかしがり屋なのだ。とうちゃんが「くーちゃん、いおぴーが遊んでくださいって言ってるよ」と声をかけると、くーちゃんは「いいよ。何して遊ぶ?」とあっさり答える。いいお姉さんだ。いおぴーはここでようやく、「川上へ行こう」と自分から言って、くーちゃんの手を引っ張ってふたりで川上のほうへ歩いて行った。
しばらくは二人で楽しそうに水遊びをしていたが、やがて他の子供たちも川上へやってきて、大きい子供たちがザリガニやタニシやアメンボを取ったりし始めると、くーちゃんもそちらに夢中になり、そうなるともう、いおぴーはそっちのけだ。いおぴーは懸命にくーちゃんの気をひこうと、落ちているBB弾を拾い集めては、「くーちゃん、BB弾あるよ!」と声をかけてみたりするのだが、くーちゃんはそんなものに興味をひかれるはずもなく「あっそ」とすげない返事。いおぴー、しょんぼり。とうちゃんに泣きついてくるかと思ったが、なんとかひとりで遊びを見つけようと、いろいろやっていた。随分とたくましくなった。
びしょ濡れになったので着替えに戻り、交流会の人たちと話をしたりしていたが、おはなし会のことを思い出して帰ることにした。そうそう、その時いおぴーのリュックのことを訊かれたので、とりあえずリンクしておきます。
おはなし会
いおぴーとお話をしながら自転車を走らせていたが、途中から極端に口数が減ったので、疲れたのかなーと思い、振り返ると椅子からずり落ちそうになりながら眠っていた。図書館の駐輪場に着いてもまだ眠っていたので、どうしようかと思案。とりあえず自転車から降ろしてベンチにでも寝かせようと思ったが、ぐんにゃりしているいおぴーを椅子から降ろすのに苦労しているうちに目を覚ましてしまった。
おはなし会が始まるまでまだ少し時間があったので、小腹もすいたことだし、地下の喫茶室で軽く食べることにした。スパゲッティのランチとフレンチトースト。いおぴーはスコーンを食べたかったのだが、品切れだった。はじめにスパゲッティが来たので、いおぴーと分けて食べる。よほどお腹がすいていたと見えて、ばくばくと食べた。そして、フレンチトーストが来た。フレンチトーストにはクリームが山盛りついているので、いつも少なめにしてくださいと注文するのだが、一向に少なめになったためしがない。一割くらいは減らしているのだろうか。こっちは10分の1くらいに減らして欲しいのだが。いおぴーに、クリームはちょびっとだけだよと念を押す。いおぴーは本当にちょびっとだけクリームをつけてトーストを食べる。最近はあまり甘いものに執着しなくなったような気がする。何が変わったのだろうか。スパゲッティでお腹が膨れたのか、三口ほど食べたところで、「もうおはなし会行かなきゃ!あとはおとうが全部食べて!早く早く」と勝手なことを言い出す。たしかにあまり時間もなかったので、とうちゃんがぱくぱくっと食べて、喫茶室を出た。
「おはなし会はいおちゃんが一人で行くからね。おとうはあっち行ってて」と追われるようにしてとうちゃんは雑誌コーナーのほうへ去る。月刊STEREO誌のバックナンバーなどを読んで時間をつぶすが、やはりいおぴーの様子が気になるので、そっと覗きに行くことにした。入り口のほうから覗くと目立っていおぴーに気づかれるおそれがあるので、外に出て、窓から覗くことにした。これだと真後ろから見ることになるので気づかれる心配はない。ただし、声が聞こえないので、どんなお話をしているかはわからない。いおぴーは一番前に陣取って、今にもつんのめるんじゃないかと思うほどに身を乗り出して聞き入っていた。とうちゃんが見たときは、絵本読みではなく、おばあさんが手振り身振りを交えてお話をしていた。こういうのは、とうちゃんもかあちゃんもなかなかしてあげられないので、参加させて良かったなあと思う。
おはなしが終わった後は、ひとりでさっさとスタンプを押す列に並び、押した後は絵本を選んで貸し出し手続きをこなしていた。この間、とうちゃんのほうを見向きもしない。先週のオタオタ振りからすると格段の進歩だ。とうちゃんのところにやってくると「今日はミッフィちゃん」とスタンプを見せてくれた。次回はもうドラえもんに決めているそうだ。
家に帰って、おやつにみたらし団子を食べた。いおぴーは後でかあちゃんに「こげててベトベトのお団子食べた」と報告していた。
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