2003年8月19日
じゅげむ
先日の話になるが、シズラーで食事をしていた時の事、隣のテーブルにいおぴーよりちょっと大きい(4歳?)ぐらいの女の子連れの家族がいて、その女の子が突然、「じゅげむじゅげむ…」とやりだした。ほぉ、と思って聞いていたのだが、ちゃんと最後の「…長久命の長介」まで言えて、「やったー!言えた」と喜んでいたので感心した。そして、それにしてもなぜ寿限無?と、shokoとふたりで首をひねった。実はとうちゃん中学生の頃、落語マニアだったので寿限無くらい今でも楽勝で全部言えるのだが、あの子の父親も落語好きなのだろうか。
と思っていたら、どうやらNHK教育の番組でやっていて、じゅげむを憶えるのがちょっとしたブームらしいということを今日ネット上で知った。少し前に流行ったポケモン全部言うのと同じか。子供って山手線の駅名を全部言えるとか、円周率何桁言えるとか、そういうのが好きらしい。shokoはそういう子供を見ると「ばかばかしい。もっと他の事に頭使えばいいのに」と呆れたように言うが、とうちゃんは典型的なそういう子供だった(ていうか、今でもそう)。
高校の頃は、授業中に(何の授業かに関係なく)地図帳を見るのが好きだった。その結果、国とか州とかをあらかた記憶し、アメリカ50州を30秒で言えるという芸を披露して感心されたりしていた。ヨーロッパの国全部とか、アフリカの国全部とかも言えた。あと、ソ連が崩壊したときはソ連が属していた国を全部とか。
そういう話をshokoにすると、ばかばかしいと一笑に付される。自分でもほんとに役に立たないとは思うが。いおぴーもけっこう記憶力が良くて驚かされるので、つい、何か芸を仕込みたいなーなんて思ってしまうことがある。いけないいけない。
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