平成11年11月11日生まれ(10歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2003年9月アーカイブ

2003年9月 1日(月)

すずむし鳴いた

あんなにちっちゃかったスズムシが、今ではすっかり大きくなって、今日未明、はじめて鳴いた。

もうすでに庭では様々な虫たちが鳴き声を聴かせてくれている。しかし、部屋の中からひと際大きい「り゛ーーーー」という声が聞こえたときは、一瞬身震いがした。スズムシの成長が、いおぴーの成長とダブってとうちゃん感極まった。

スズムシは夜が明けるまで鳴き続けた。

うるさすぎ。

2003年9月 2日(火)

はらっぱ園

いおぴーは今日もいじめられて泣き、「もう家に帰るー」とか「もうぜーったい一緒に遊ばない」とか言ってたらしい。

でも、shokoが「はらっぱ園と大きな幼稚園とどっちがいい?」と訊くと、しばし熟考の後、「はらっぱ園がいい。だってはらっぱ園にはお友達がいるじゃない?」と答えるいおぴー。

こどもなんてそんなもんだ。

2003年9月 3日(水)

雷雨

突然、ものすごい雷雨。とうちゃん電車が止まって帰れない。

いおぴーは雷に「こわいこわい」と、ずっとかあちゃんにしがみついていたらしい。そして、おっぱい飲んで寝てしまった。ご飯も食べずに。

shokoは、「せっかくバーベキューしようと思って支度してたのに」と不本意そう。

2003年9月 4日(木)

食欲

とうちゃんかあちゃんより先に目が覚めたいおぴー、「おなかがすいたー、おなかがすいたー」とうるさいったらない。スズムシよりうるさい。まあ、昨日は晩御飯も食べずに寝ちゃったから無理もないか。

shokoが梨をむいてくれたのだが、今度は「いおねぇ、食欲ないの…」と蚊の鳴くような声でつぶやくいおぴー。何言ってんだ、さっきまでお腹がすいたって言ってただろと、とうちゃんがとがめると、「それは関係ない!」と逆に怒る。関係なくないだろ。もしかしていおぴー、食欲の意味間違ってる?

「食欲っていうのは、何か食べたいよーっていう気持ちのことだよ。お腹がすいたっていうのは食欲があるって言うことなんだよ。食欲がないって言うのは、お腹すいてないから何も食べたくないっていうことだよ」と説明し、あらためて「いおちゃん食欲ないって、嫌いっていう意味だと思ってたんじゃないの?」と訊くと、いおぴーは素直に「間違えてた。食欲ないって、いおちゃん梨嫌いっていうことだったの」と認めた。ふむふむ、ひとつ賢くなったな、いおぴー。

そして、とうちゃんが「この梨甘くて美味しー!」とほおばると、いおぴーも「ほんとだ、おいしー」と負けじとたくさん食べた。

2003年9月 5日(金)

おふ

shokoといおぴーは夕方から、東京に来ているもるさんのオフ会に出かけた。ほんとは打ち合わせの予定があったので参加表明していなかったのだが、shokoが強引に打ち合わせの場所をオフ会の会場に指定するというウルトラCで、1時間ばかりドタ参に成功。おまけに打ち合わせ中も、いおぴーはオフ会のほうに押し付けるというずうずうしさだ。ご迷惑をおかけしてごめんなさい。可能ならばとうちゃんも行きたいところだったが、残念ながら打ち合わせが入っていたのであきらめた。こちらの打ち合わせもオフ会場でというわけにはいかないよな、さすがに。

今日の日記はオフ会ネタ以外にないと思い、shokoに話を聞くと、「参加時間が短かった上になんだか淡々と食事をしてしまった」と言ってネタらしいネタは得られなかった。ここはひとつ、いおぴーから取材するしかあるまい。

いおぴーはこっぷ君に会えると朝から張り切っていたが、こっぷ君は体調を崩してしまっていたようで、ほとんど遊べなかったらしい。「どうだった?楽しかった?」と訊くと、いおぴーは楽しかったと答えてから、「あのねぇ、赤ちゃんがねぇ...」赤ちゃんとはこっぷ君の妹、うきちゃんのことだな。赤ちゃんが、何?「赤ちゃんがねぇ、ぼーずだった」。...ボーズだったって言われても、困るとうちゃん。それがオフ会の感想なのか。「いおぴーだって赤ちゃんの時は髪の毛ちょっとしか生えてなかったよ」と言うと、「いおは赤ちゃんの時も髪の毛いっぱいあったよ」と言い張る。

ほれ、証拠写真。いおぴー3ヶ月。ボーズ。いおぴー、「ほんとだ...

2003年9月 6日(土)

川遊び

shokoが川遊び(とバーベキュー)したいと言うので、青梅のナントカ公園まで行くことにした。朝食は、いおぴーが「チョースケのお店で食べる」というので、シズラーに行く。(チョースケについては8月19日の日記参照)

シズラーのモーニング・サラダバーで食事を済ませた後、青梅へ。しかし、車を走らせているうちに、あまりに遠すぎてウンザリしてきたので、途中で引き返し、目的地を変更して国分寺に向かった。最近、国分寺あたりへ引っ越したいとshokoと話していたのでなんとなく。国分寺のプレーステーションへ行ってみる。

プレーステーションはちょうど今日、夕方から縁日をやるらしく、その準備の真っ最中で、あまり遊ぶどころではなかったので(それでもほんの10分ほど遊んだだけでいおぴーはすっかり泥だらけになった)、またまた予定を変更し、その辺を散策することにした。いおぴーは自転車で。いおぴーは自転車に乗るのが随分上手になった。道路でもすいすい走れるし、車が来ると脇に寄ってぴたりと止まる。下り坂も最初は怖がっていたが、すぐに慣れた。

近くに、お鷹の道というきれいな小川沿いの遊歩道があり、そこまで行った。そこでいおぴーは、今日は川遊びをするんだったと思い出し、水に入りたがる。足だけジャブジャブするぐらいの調子でいいよと言ったら、素っ裸になって入っていった。ちょっとアレだが、まあいいか。しかし、そのうち「ここで頭洗う」と言って、腰をかがめて髪を水に浸け、ジャブジャブやりだした。福井の合宿でそうやっていたらしい。さすがにお鷹の道で全裸で髪を洗ったのはいおぴーだけだろう。写真も撮った。なかなかいい写真なのだが、全裸なので公開は控えよう。と思ったけど、shokoの許可が出たのでやっぱり公開。お鷹の道で頭を洗ういおぴーけっこう長い時間洗い続けている

たっぷり水遊びの後は、服は泥だらけなので全裸のままかあちゃんのスリングにすっぽり収まり(こんな時スリングは本当に便利だ。いやすっぽり収まるいおぴーの小ささが便利なのか)、車まで戻る。自転車はとうちゃんが押していく。もう2時だ。お腹がすいたので、近くのファミレスへ。

クルマをみる

ピザとパスタとサラダを3人で分けて食べた。デザートにナンチャラマンジャーレも。店の隣を見ると日産のディーラーがある。食事の後、車をファミレスの駐車場に留めたまま、ちょっと冷やかしに覗いてみることにした。あわよくば粗品を貰えるかもしれない。

昨年車を買うときにちょっとだけ候補になったキューブの7人乗りがあって驚いた。今日発売らしい。興味深げに見ていたら、お店の人がいろいろ話しかけてきて、成り行きで今乗っているモビリオの下取りを見積もってもらうことになった。思いがけず長居をすることになったが、いおぴーはキッズコーナーで友だちをつくって遊んでいる。見積もりは90万と言われた。そんなものだろうか、相場を知らないのでよく判らない。あと2年乗ったら相当価値が下がるだろうから今のうちに…いやいや、そんなお金はないよ。カタログだけもらって帰った。粗品は貰えなかった。

帰りにJマートに寄って、shokoがバーベキュー用のなんだかを買った。shokoは相当、バーベキューに入れ込んでいる。

2003年9月 7日(日)

すごろく

shokoは筋膜療法の勉強会。前回発表した内容が褒められたとご機嫌だった。

とうちゃんといおぴーは、西友の家具売り場や無印良品で本棚を物色。今の本棚からは絵本やおもちゃが溢れ、土砂崩れ状態になってしまっているので、もう少し収納力のあるものにしようと思っている。でも寸法を測ってくるのを忘れたので、得るところ無く家に帰った。帰ってメジャーを探したがどこにも見当たらない。いおぴーのせいに違いない。もー!

2時から、4週間ぶりに図書館のおはなし会に出かけ、いつもならその後公園へ遊びに行くのだが、ちょっと空模様が怪しかったので3時半には帰ってきて、部屋ですごろくなどして遊んだ。スタートからゴールまで10マス程度の他愛ないものだが、いおぴー的にはものすごく面白いゲームのようだ。イベントは「1回休み」と「スタートに戻る」しかない。1回休みはまだ十分に理解できないようで、すぐに休んだかどうか分からなくなる。でもスタートに戻るはツボにはまって、とうちゃんが「ひゃ~~」とか言いながら戻されると大喜び。ていうか、大笑いして笑いが止まらなくなって息ができなくなって真っ赤な顔して苦しそうだ。そんなに喜んでもらえるなら、とうちゃん何度でもスタートに戻るよ。

縁日

夕方shokoが帰って、3人でご飯を食べにぶらりと出かけた。どうも人出が多いと思ったら、縁日だった。いおぴーに「お祭りやってるみたいだよ。行ってみる?」と訊くと、それまでベビーカーでくてっとしていたくせに、急にしゃきっとして、降りて歩くと言う。行く気満々だ。神社はものすごい人込みで、とてもいおぴーが歩けるような状態ではなかったので、とうちゃんの肩車で進む。まず参拝してから、屋台の出店を見て廻る。いおぴーはスーパーボールすくいと金魚すくいとヨーヨー釣りがしたいと言う。金魚は飼えないからと説得し、金魚すくいはあきらめてもらった。スパーボールすくいに挑戦し、13個もボールをゲットして大満足のいおぴー。

ひとまず、神社を出て近くの中華料理の店で食事をした。とうちゃんは屋台の焼きそばでもよかったんだが。

食事の後、ふたたび神社へ。とうちゃんも昔からお祭りが大好きで、特に、くじには目がなかった。今思えばそんな小さい時からギャンブル好きだったのだ。見渡したところ、あまりくじの屋台はない。ひとつだけ、巨大ビニール風船のくじの屋台があって、別に風船などはちっとも欲しくないのだが、無性にくじを引きたくて、とうちゃんshokoの顔をうかがう。shokoは「変なウルトラマンとかガンダムとかいやだよ」と言うので、「どれならいい?」と訊くと、「あれは可愛いね」とパワーパフガールの黄色を指差す。それを以ってお許しが出たものと勝手に判断し、「よし、まかせとき!」と意気軒昂、くじに挑戦。といっても自分で引くのはさすがに体裁があるので、あくまでも娘がやりたがっている風を装い、いおぴーにくじを引かせる。いおぴーがなんだかよく分からないままに引いたくじは、12番。掲げられた商品の一覧を見ると、50番まであるうち、12~14は「パワーパフ(イエロー)」と書いてあるではないか。とうちゃん、思わずガッツポーズ。shokoに「どう?すごい?尊敬する?」としつこくくじ運の強さをアピール。当てたのはいおぴーなのだが。いおぴーは、初めあまり興味がない様子だったが、とうちゃんがそのいおぴーと変わらない大きさの(頭はいおぴーの5倍くらいある)人形をおんぶさせてやると、急に愛着がわいたらしく、「よしよし、しっかりつかまっててね」とか言いながら、ずっとおんぶして歩いた。その姿にすれ違う婦女子は皆口々に「可愛いー」を連発。ますます気を良くするいおぴー。ほんとに可愛かった。カメラを持っていなかったのが残念だ。

いおぴーは途中けっこうバテ気味だったが、がんばってとうとう家までおんぶして歩き通した。家に着いたら、「はぁ、疲れるねー」と言っていた。すこしはとうちゃんかあちゃんの苦労が分かっただろう。

パワーパフガールズって観たことないけど、今度DVD買ってみるかな。

2003年9月 8日(月)

しょじじょー

朝、shokoが今日はバーベキューするというので、とうちゃん残った仕事を明日にまわして、大急ぎで帰ってきたというのに、家に着いたら誰もいなかった。しょんぼり。

しばらくしてshokoといおぴーが帰ってきた。とうちゃんが「今日はバーベキューだっていうから早く帰ってきたのに」と言うと、「ごめんごめん、ちょっと諸事情で」とshoko。

諸事情か。諸事情では仕方あるまい。とうちゃんはいおぴーに向かって「♪ショ、ショ、ショジジョー」と証城寺(しょうじょうじ)狸囃子(たぬきばやし)の節で歌いながら踊った。

こんなとうちゃんを持っていおぴーは幸せだな。

2003年9月 9日(火)

高熱

おばあちゃんの家にいるから車で迎えに来てといわれて、迎えにいったら、いおぴー熱を出して寝ていた。shokoとおばあちゃんの説明によれば、おじいちゃんにいじめられて熱を出したという。なんでも、スリングなんかに入っているからそれ以上大きくならないとか、まだおっぱい飲んでるのかとか、外で遊んで熱を出したと言ったら鍛え方が足りないからだとか、おじいちゃんは(酔っ払って)からかってるだけのつもりなのだろうが、いおぴーは本気で怒って熱がさらに上がってしまったらしい。おじいちゃんも大人気ないが、とうちゃんもそれに近い意地悪をいおぴーに言ったりすることがあるので、反省。

いおぴーは、かなりすごい熱で足の先まで熱くなっていた。39度を超えているかもしれない。しかし、そんないおぴーを畳に転がしたまま、とうちゃんとかあちゃんはシュタイナーとかコスタリカとか丸芳露(まるぼうろ)とかについて議論を戦わせていた。ホメオパシーを知る安心感のなせる業だ。

帰りの車中でも、なぜ熱は出るのかとか自己治癒力やら免疫機能やら好転反応やらの話をしていて、しまいには喧嘩みたくなってしまった。両親がこれではいおぴーの熱もますます上がってしまう。ごめんね、いおぴー。

家に着き、いおぴーはレメディ(プルサティーラ)を一粒飲んで眠った。明日は元気になりますように。

2003年9月10日(水)

熱さがった

朝、いおぴーの熱はだいぶ下がったものの、まだ首の後ろとか足とか熱い。37度以上はある感じ。はらっぱ園に行くのは無理そうだ。間の悪いことに今日はshokoにはずせない仕事が入っている。仕方がないので、とうちゃんが会社を休んでいおぴーの面倒を見ることになった。

いおぴーは朝食にぶどうを食べた後、いちおうレスキューといおぴースペシャル(ただの蔗糖玉)を飲み、寝そべって絵本など読んでいるうちに眠ってしまった。

昼ごろ目を覚ましたいおぴー、「びしょびしょだから脱がせて」というので、汗をかいたのかと思ったら、おしっこだった。しかも大量。服を脱がせ、布団を干した後、いおぴーの熱を見ると、すっかり下がっていた。本人も何事もなかったように元気だ。「熱下がってよかったね。昨日は、はぁはぁ言ってたから死んじゃうかと思ったよ」ととうちゃんが言うと、「はぁはぁ言うってことは、疲れてるっていうことだから、シマないんだよ」という答え。

元気になってしまったので、午後の時間をもてあまし、図書館に行くことにした。水曜日はおはなし会がある日だ。いおぴーは今日でスタンプが10個になり、ごほうびに栞をもらった。4時ごろまで図書館で過ごし、一旦家に帰った後、shokoを迎えに行くことにした。

車でshokoを迎えに行ったついでに、ちょっとした仕事(PCの設定関係)を頼まれた。小一時間で済ませて帰るつもりだったのだが、これがなかなか一筋縄でいかず、結局6時間近く費やしてしまった。そして帰りは渋滞もあって家に着いたのは日付が変わった1時近く。病み上がりのいおぴーには悪いことをした。待ってる間、お菓子食べ放題で本人は得したと思ってるかもしれないが。

2003年9月11日(木)

直行

昨日は会社を休んでいおぴーの面倒を見てたせいか、なんだか普段よりへばってしまった。しかし今日は、ひとつ隣駅にある会社へ直行で打ち合わせなのでいつもより1時間以上のんびりできてラッキーなのだ。

正味20分、自転車でも同じくらいの時間で行けそうだ。この会社、以前は渋谷にあったのだが、うちの近くに引っ越してきてくれて、とてもありがたい。できることなら、毎日こっちの会社に打ち合わせだけ行って仕事を済ませられないものだろうか等と夢想してみる。

2003年9月12日(金)

鼻かまれた

いおぴー、今日はわらべ歌の会。その後、みんなでお友達の家に流れたらしいのだが、そこで事件は起こった。

いおぴーがある絵本で、くねくね道を指でたどる遊びをしていると、男の子がやってきて自分もやりたいと、おなじみの取り合いになる。譲り合おうという気など微塵もなく、ちっともシュタイナーっぽくない。大人が仲裁に入り、いおぴーが終わったら交替ねと言って、男の子を待たせる。いおぴーは気を取り直し、最初から道をたどり始める…。男の子にしてみれば、いおぴーはもう途中までやったのだから、最初からやり直すなんてずるい!となるらしい。なるほど、わからない言い分ではない。怒った男の子は、いおぴーの、鼻に咬みついた。咬まれている間、いおぴーはじっと動かない。下手に引き離すと危険なので大人たちも見守る。ようやく離れた後、いおぴーは激しく泣き、shokoが様子を見ると、鼻の両側に黒々と深く歯形がつき、血が滲んでいた。shokoはさすがに「やばっ」と思ったと語る。

その場でレスキューとアーニカを与え、しばらく様子を見たら傷がほとんどわからなくなってきたので、一安心だったようだ。よかった。夜、話を聞いてとうちゃんがいおぴーの顔を覗き込んだときは、鼻の両側に2個ずつ歯の跡がうっすらとカサブタになりかけていた。正面から見ると、まるでキリトリ線のようだ。

2003年9月13日(土)

掲示板荒らし

掲示板を見た人はお分かりでしょうが、わけのわからない文字列の書き込みがあります。いおぴーです。

先日、こっぷ君の誕生日にお祝いメッセージを書き込むとき、戯れにいおぴー自身にキーボードを打たせたら、それがやみつきになってしまったらしく、「また、おめでとうって書きたいー」としつこくとうちゃんに迫る。適当にキーボードを打つだけではダメで、掲示板に書きこまないと満足できないので困ったものだ。そうそう余所の掲示板にいおぴーが書き込んだりしたらそれこそ荒らし行為とみなされてしまうので、うちの掲示板でやらせることにした。嬉々として書いては消し、考えながらまた書いている。

かな入力で打たせると、不思議と読めそうな文ができなくもない気もする。サルがシェークスピアを書く確率という話を思い出した。

とうちゃんダウン

先日PC設定の手伝いを、途中で放り出してきた形になっていたので、とうちゃん責任を感じて、今日いおぴーを連れて出直した。

いおぴーを待たせている間、ボートに乗りに行くという約束をさせられてしまい、1時間ほどで作業を終えたのでそのまま電車に乗って、井の頭公園へ向かうことにしたのだが。とうちゃん、作業していた部屋の冷房と外の異常な熱気ですっかり具合が悪くなってしまい、いおぴーに謝って家へ帰る。

頭痛と吐き気とだるさでダウン。shokoはホメオパシーの授業で留守なので、いおぴーはほったらかし。一人でおとなしく遊んでくれていたかと思うと、思い出したようにボート乗りに行きたいと喚き出す。夕方までそれを繰り返していたが、もうどうにもならず、プーさんのDVDを観させてようやくおとなしくなる。一度観終わり、今度は英語で観るというので、またかけてやる(普段ならそんな長時間は見せないのだが)と、さいわい途中で眠ってくれたので、とうちゃんも寝た。

悪夢を見てすごくうなされた。

2003年9月14日(日)

いおぴー吐く

昨夜遅くshokoが帰ってきて、とうちゃんにレメディを飲ませてくれたが、朝までうなされ、よく眠れなかった。shokoは今日も授業だが、できれば休んでほしかった。いおぴーの面倒を見られる状態ではない。なにしろ寝返りを打つだけでつらいのだ。

でも、shokoは行ってしまったのでしかたがない。いおぴーも一応は気遣ってくれて、寝たままでいいからあれしよう、寝たままでいいからこれしようと、とうちゃんを遊びに誘う。とうちゃん、寝たままで画用紙とクレヨンを使ってすごろくを作ってあげた。でも、いおぴーが駒として持ってきたのは、プーさんとムーミンのぬいぐるみ。でかすぎるよ!

しばらくは無理して遊んでいたが、そのうち限界が来て、もう、いおぴーを無視して眠ってしまった。朦朧とする意識の中でいおぴーが泣き喚いているのが聴こえる。気がついてみると、いおぴーも頭が痛いと言って泣いている。のどが渇いたと言うので水を飲ませたら、吐いた。慌てて起き、吐いたものの始末をしてから、いおぴーにブライオニアを飲ませた。そうしたら、ことりと眠ってしまった。ほっとして、とうちゃんもまた寝た。

夕方近く、いおぴーに起こされた。この時にはとうちゃんもだいぶ楽になっており、体も動かせるようになっていた。いおぴーが、図書館へ行きたいとかご飯食べに行きたいとかいうので、頭はもう痛くないの?と訊くと、痛くないという。いおぴーも元気になってよかったと思い、おなかも減っているので、じゃあ出かけようということになった。しかし、着替えを終えて玄関に向かおうとしたいおぴーが突然、げぼぼぼーと朝食べたプラムを全て吐き、辺り一面オレンジ色。ぜんぜん治ってなかった。出かけるのはあきらめ、いおぴーを寝かせた。その後も寝たまま2回吐いたので、イペカックを飲ませた。

いおぴーはしばらく眠っていたが、shokoが帰ってくると起きておっぱいを飲んでまた吐いた。

あとはshokoにおまかせ。

2003年9月15日(月)

にら

今朝になったら、なぜかとうちゃんもいおぴーも回復していた。

昼、shokoがにらともやしがたっぷり入ったうどんを作ってくれた。弱った胃に優しく、とても美味しく感じた。でもにらの根の部分は辛かったので、いおぴーにそう注意すると、あとでshokoに「にらの白いところは食べないほうがいいよ、辛いから。でも、辛いの好きな人は食べてもいいけどね」と忠告していた。

にらといえば、一昨日掲示板のことを書いたが、その話。いおぴーが書き込むとき気を利かせてかな入力にしておいてあげたら、いおぴーは自分の名前だけはローマ字で打てるので、いつものようにIOと打つと、「にら」と変換され、すごく怒った。

さよならすずむし

あんなにいっぱいいろんな虫達が庭で鳴いているのに、瓶の中で鳴かされている鈴虫の立場は。

というわけで、交尾を終えれば雄は雌に食べられ、雌も産卵を終えれば死んでしまうのならば、その前に庭に放してあげようといおぴーに提案したら、あっさり賛成してくれたので放してあげた。さようなら鈴虫。いおぴー初めて生き物を育てる貴重な体験でした。ありがとう鈴虫。

2003年9月16日(火)

便利度

最近いおぴーとお風呂に入るとき、「ふた開けといて」と頼むと、裸になって風呂場に入ったいおぴーは、けっこう重く大きい風呂の蓋を2枚、上手にずらして持ち上げて反対側に立てかけ、湯温が下がらないための内蓋も器用にくるくると巻いて脇へ除けるといった一連の作業をてきぱきとこなして待っててくれる。

また、とうちゃんがPCを使いたいと思ったとき、「立ち上げといて」と頼むと、電源ボタンを入れ、OSが起動すると「IMASA」でログオンし、おまけにスタートメニューから「お気に入り」まで開いておいてくれる。

DVDを観ようといえば、プレイヤを操作してトレイにディスクをセットし、アンプの電源を入れ、ボリウムを上げてくれる。まあ、これは主に自分が観たいDVDの時だけだが。

教えたわけじゃないのにいろんなことができるようになる。覚えたことを進んでしてくれる。成長するにつれて、どんどん便利になっていくいおぴー。どこまで便利になるのだろう。このまま便利度は上昇し続け、ご飯を作ってくれたり、お小遣いをくれたりするようになるのだろうか。ワクワク。それとも、ある時を境に便利度曲線は下降に転じ、逆に扱いづらくなるのだろうか。そうだとしたら、いつ下降に転じるのだろうか、ドキドキ。

2003年9月17日(水)

かさまっちゃん&あゆちゃん

shokoから会社に電話があり、吉祥寺でかさまっちゃんと会っているというので、とうちゃんも仕事を早々に切り上げて吉祥寺に向かった。

とうちゃんが、かさまっちゃんと会うのは実に2年ぶり(2001年10月19日の日記参照)。この前お腹にいた子がもう1歳8ヶ月だ。びっくり。

とうちゃんが遅れて待ち合わせのお店に入っていき、テーブルに着こうとすると、初対面のあゆちゃんは突然かさまっちゃんの胸に顔をうずめてしまった。男性アレルギーらしい。お父さんとおじいちゃん以外の男性はまったく受け付けないそうだ。どのくらい受け付けないかというと、かさまっちゃんのお兄さんが家に遊びに来ると、ご飯を食べる時もひとりで部屋の隅っこで食べてるというくらい。いおぴーも人見知りが激しい時期はあったし、今でも基本的に恥ずかしがりやだが、それにしても子供って一人一人本当に違うものだとあらためて思った。

そんなあゆちゃんも、食事を終えて帰る頃にはようやく顔を見せてくれて、こっちを見てニコニコしてくれた。そして、握手とバイバイも。よかった、嫌われっぱなしじゃなくて。今度会うときまで覚えていてもらえるだろうか。

2003年9月18日(木)

怒る

とうちゃん怒った。

朝、いおぴーの弁当を作っているとき、いおぴーは後ろからあーでもないこーでもないとグズグズわがままばかり言っている。とうちゃんは適当に聞き流しながら、おにぎりを作り、これからおかずを作ろうととりかかった時、いおぴーが「おとうなんか出て行け!」と言った。その瞬間、とうちゃんマジギレし、振り向きざまに「なんだと!」と大声で怒鳴って、その場で弁当作りを放棄。びびったいおぴーは泣いているが、知らん。

shokoがそんな怒り方をするなんてよくないと咎めるが、とうちゃんはそうは思わない。よく子育て論で「怒らずに、叱れ」などと言っているのを聞くが、とうちゃんは「怒りたい時は怒れ、叱る必要などない」だ。躾のためと称して叱るのは、たいてい子供が親の都合の悪いことをした場合だ。自分の都合で怒りを爆発させるなど論外だが、躾と称して親の都合を押し付けるのも間違っている。叱る必要などないケースは多い。そんな時は、怒りも叱りもしない。一方、今回のように、単純に腹が立ち、怒りが爆発することもある。そういう時は子供相手であっても自然に任せて怒ればいいと思っている。腹が立たなければそれが一番だが、無理やり感情を抑えるよりはストレートに出したほうがいい。子供だってそうやって他人を怒らせるということがどういうことかを学ぶのだ。ただし、しょっちゅう怒っていたらその価値も低い。

怒りを爆発させた後はどうするか。すかさずバッチフラワーを摂る。すると、涙がぼろぼろとこぼれた。怒りが瞬間的に悲しみに変わった感じ。いやな感情が後を引かず、素直に仲直りできる。とうちゃんといおぴーもぎゅーっとして仲直りした。

今日のお弁当はおにぎりだけ。shokoが「それだけでいいの?足りないんじゃないの?」と訊くと、明らかに足りないはずなのに、いおぴーは首を横に振って小さい声で「これくらいでちょうどいい」と言ったので、とうちゃんちょっと胸が痛んだ。

本日の教訓
腹が立ったら怒ってもいいが、自己の沸点を常に高く保つ努力は必要
アフター・ケアにはバッチフラワーが最適

2003年9月19日(金)

修行

「魔女の宅急便」を観て、いおぴーも13歳になったら修行のためにひとりで家を出るということに決まった。

いおぴーはちょっと緊張している。あと何年?と何度も確認している。

とりあえず当面は、空を飛ぶ練習に精を出す模様。あと、黒猫も飼いたいらしい。

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2003年9月20日(土)

ニアミス

shokoはホメオパシーをヘルス・カウンセリングに応用するだかなんだかの講演があるとかで、朝から出かけていった。いおぴーは講演と公園の区別がつかず、「いおも公園行くー」とうるさい。

とうちゃんといおぴーも出かけることにした。小雨が降っているので、公園ではなく新宿へDVDを買いに。いおぴーは自分の買いたいものだけさっさと決めると、また公園行きたいと騒いでいるので、とうちゃん自分の欲しいのをゆっくり選ぶこともできず、まあ、そんなに欲しいものもなかったので(最近はレンタルに慣れてしまい、あまり手元に置きたいと思わなくなってきた)、いおぴーのだけ買って帰ることにした。

このまま家に帰ってもどうせ時間をもてあますので、中野に寄った。本屋や中古DVDをチェックした後、いおぴーがマクドナルドに入りたいというので、入った。とうちゃんもずっといおぴーを抱っこして疲れた。スリング持って来ればよかった。いおぴーはおもちゃ付きのセットを欲しがるが、それはダメ。パンケーキだけ注文したらお店の人がシールをくれた。いおぴーはおもちゃよりこっちがよかったと喜んでいる。しかし、いおぴーが生まれたばかりの頃は自然育児と気負っていたのでマクドナルドに入るなんて考えられなかったのだが、いつの間にか今では普通に入っている。マクドナルドに負けた気がする。

家に帰って早速買ったDVDを観ていたら、shokoが帰ってきた。話を聞いたら、講演の後、中野に寄ってお茶を飲みながらメール書きなどしていたらしい。とうちゃんたちが入ったマクドナルドと同じ通りにある喫茶店だった。ニアミスだ。互いに前もって中野に行くなどと考えていたわけではないのに、こんなこともあるのだなあと思った。ばったり会っていたらもっとおもしろかったのだが。

2003年9月21日(日)

雨の日曜日

雨が降っていて出かけられない。というか、面倒なので出かけない。

shokoはネットサーフィンしたりメールを書いたりしている。とうちゃんは寝そべって本を読んでいる。いおぴーは、絵本を読んだり、ままごとしたり。

とうちゃんといおぴーは風呂掃除をして、かあちゃんが作ったカレーを食べた。

こんなことくらいしか書くことがない。

2003年9月22日(月)

ブッダ

会社のYから「ブッダ」(手塚治虫著)を全巻借りてきた。

先日ブックオフで1巻を立ち読みしたら、思わず泣きそうになって、いかん立ち読みは危険だと思い、家でじっくり読むことにしたのだ。

面白くてやめられない。ソファに丸まって読んでいると体が冷えてくるので、風呂に入って1冊読み、出てからまたソファで1冊読み、また体が冷えてくるので風呂で1冊読み、を繰り返して午前2時、あと1冊半というところで、寝た。

冷え過ぎて、風邪引いたかもしれない。

ブッダ全12巻漫画文庫
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2 原始仏教の生命観世界観とは真逆
2 真実の釈迦を知りたい人には不向き

2003年9月23日(火)

住宅展示場

今朝早々に、「ブッダ」を読了。とうちゃん、今日から慈悲の人だ。

いおぴーが公園へ行きたいというので、シズラーから一番近い武蔵野中央公園へ行ってみることにした。が、途中、通り過ぎた住宅展示場で「ポニーに乗ろう!」という企画をやっていて、それを見たいおぴーが「馬に乗りたい!」と言うので、公園はやめて、ぐるりと戻って住宅展示場に行った。

ポニーに乗るためには、モデルハウスを何軒か見てスタンプを貰わねばならないらしい。住宅展示場というのはとうちゃんもshokoも初めてで、微妙に緊張する。アンケートを書かされるたびに、(冷やかしでごめんなさい、ポニーに乗りたいだけなんです)と肩身の狭い思いをした。

いおぴーが、馬に乗る馬に乗るとうるさいので、2,3軒見て周り、スタンプを貰ったところで、ポニーに乗りに行く。いざ乗るとなったらもっと怖がったりするかと思ったが、案外すんなりと乗った。歩き出すと、歩調に合わせて体をゆすったりして楽しそうだ。モデルハウスの窓に映るポニーに乗った自分の姿を見て満足げないおぴー。

何軒か見て回った中では、三井ホームプレセンテという家が一番気に入った。間取りや内装のセンスが他と較べて格段に好い。参考までにモデルハウスの坪単価を訊いたら80万だそうだ。そりゃ、よくて当然という気もする。まあ、どうせうちが家を建てるとしたら、宝くじで3億円当たった時なので、5千万が6千万でも一向に構わないのだが。

一通り見終えた後、センターで抽選をしたり、団子をご馳走になったりして、いおぴーも十分に満足できただろう。

もうすっかり陽も沈み加減だが、一応当初の目的の武蔵野中央公園にも行ってみた。小金井公園とかのように広くはないが、なかなか悪くない。いおぴーは自転車で走り回り、楽しそうだが、とうちゃんとかあちゃんは、寒くてかなわない。いおぴーを説得して早々に引き上げた。

いおぴーは遊び足りず不服そうだったが、車に乗ったとたん、眠った。

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2003年9月24日(水)

いいひと

とうちゃん、慈悲の人になると宣言したものの朝から文句ばかり言っていてshokoからちっとも慈悲の人じゃないと指摘され、苦し紛れに所詮漫画だからブッダの効能はもう切れたと返答したら呆れられた。

とうちゃんはそんな具合だが、今日はなぜか、いおぴーが朝からいいひとぶりを発揮している。珍しく早起きして、とうちゃんの弁当作りを手伝いに来てくれるし、着替えも文句言わずにさっさと済ませる。お風呂に入ったとき、ためしにわざと顔にお湯をかけたら、普段はギャーギャー喚いて怒るのに(ていうか、普段からやってる辺りがとうちゃん意地悪なんだが)、今日はにっこり微笑みながら顔を拭って、「いおは水にお顔つけることもできるから、お湯かけられたぐらいは平気なんだよ」と優しい声で言う。そんなふうにリアクションされると、意地悪してごめんよとうちゃんが悪かったと素直に反省する気持ちになる以外ないから、やはり慈悲の力は偉大だ。

でも、突然理由もなく、そんなふうになられてもはっきり言って不気味なので、とりあえずいつものギャーギャー言ういおぴーに戻ってほしいと思った。

追記:心配するまでもなく、この日のうちにいつもの(ギャーギャーうるさい)いおぴーに戻った。どういう気まぐれだったのだろう?

2003年9月25日(木)

のり

最近は、言っても無駄と悟ったのか弁当に注文をつけることがめっきり少なくなったいおぴー。しかし、今日は「おにぎりの海苔を機関車にして」と言ってきた。お友達がそうしているので対抗したいらしい。そこで、とうちゃん紙切り芸人よろしく指先で海苔をビリビリとちぎり、あっという間に機関車の出来上がり…となればよいのだが、さすがにそんな大雑把なやり方では無理があり、どう見ても機関車には見えない。「いおちゃん、機関車よりクマのほうがよくない?ほら」と言って熊の形に見えなくもない海苔を見せると、いおぴー「それ、クマじゃなくて犬じゃないの?」と言うので、「そうそう、いぬ。ほれ、いいでしょ、イヌおにぎり」。

そんなわけで適当に誤魔化されたいおぴーは、それでもそれなりに満足してくれたのだが、次回はもうちょっとまじめに何かカッコいい形を海苔で作ってあげよう。

2003年9月26日(金)

にじみ絵

shokoといおぴー、今日ははらっぱ園がお休みなので、図書館に行った後、おばあちゃんの家へ遊びに行って過ごしていた模様。shokoはいおぴーをおばあちゃんに任せて自分は仕事ができるので、家にいるより都合がいいようだ。

夜、とうちゃんが迎えに行くと、いおぴーが描いた絵を見せてくれた。はらっぱ園でもやっているらしく、この間からにじみ絵に凝っている。なかなか素敵な絵を描く。パレットの持ち方や筆さばきもなかなかいっぱしだ。いおぴーの才能は芸術方面で言えば、やはり音楽よりは美術寄りだ(歌はどう贔屓目にみても上手いとは云えないし、楽器のセンスもない)。おばあちゃんはピアノかバイオリンを習わせたいようだが、とうちゃんはどうかと思う。

2年位前からshokoとスケッチ旅行がしたいと言っていたのだが、4歳ともなれば、旅行しながら親子三人で絵を描くというのもそろそろ実現可能かもしれない。さて、どこへいこうかな。

2003年9月27日(土)

バッチ茶話会+セミナー

shokoが月イチで開催しているバッチ茶話会。今日はとうちゃんもいおぴーの子守をしながら参加。

参加者が少ないと嘆いていたshokoだが、直前で参加者がどっと増えてうれしい悲鳴。会の運営もなかなか難しいようだ。

さて、先日車のディーラーで貰ったお菓子の詰め合わせから、カレースナックを食べてもよいとかあちゃんからお許しを得たいおぴーは、朝からもう、そのお菓子に執着しっぱなし。ちょっとも我慢できずに、食べさせてもらえないと泣き喚く始末。中途半端に与えるんじゃなかったと反省。でも後半はわりと落ち着き(お菓子を全部平らげてさっぱりしたからだろうけど)、お友達を作って遊んでいた。

夜のセミナーにも参加。食事をする暇もなく、コンビニのおにぎりで済ませる。昼の茶話会とは反対に、セミナーはドタキャンも数組あって参加者が少なかった。テーマが「摂食障害とダイエット」だったので、正直とうちゃんには関係ないなと思いつつ、半分いおぴーと遊びながら聴いていたのだが、これがどうして、実に為になる話だった。あらためて病は感情に起因するということを考えさせてくれる内容であり、とうちゃんはバッチフラワーが病にも有効な療法であることを再確認した。本格的にバッチフラワーの勉強をしたくなった。

いおぴーはセミナーの間、後ろのほうの席で学校ごっこやお花屋さんごっこをして(小声でと言う約束を守ってくれて比較的静かに)遊んでいたが、夜も8時を過ぎるとさすがに限界で、後半は椅子で眠ってしまった。

じんましん

夜、家に帰ると、いおぴーの体に蕁麻疹が出ていた。こんなのは初めてだ。一日の疲れもあるだろうけど、やはりカレースナックは刺激が強すぎたようだ。shokoに言われて思い出したが、以前とうちゃんもモルディブに行ったとき、激辛カレーをよせばいいのに無理して全部食べて、その夜ひどい蕁麻疹が出たことがある。その時とそっくりの症状だ。血は争そえんなあと、shokoと顔を見合わせた。

2003年9月28日(日)

赤ちゃん交流会

昨日の茶話会で、いおぴーをはじめ子供たちに高い高いをさんざんして喜ばれたとうちゃんだが、おかげで今朝は筋肉痛で起きられないという情けなさ。

shokoといおぴーも疲れのせいか、たっぷり寝坊し、午前から行く予定だった赤ちゃん交流会は午後からの参加に予定変更。おまけに、おやつ用の芋もちを作るのに時間がかかりすぎ(いおぴーが一個一個丸めてつくった)、昼食をとる時間がなくなってドトールで済ませるという本末転倒ぶり。

赤ちゃん交流会は、頼もしいお姉さんたちがいおぴーの相手をしてくれるので、とうちゃんは子守から放免されて気が楽だ。本日の父親参加はとうちゃんのみ。お母さん方が話に花を咲かせている間、骨休めならぬ筋肉休めにごろりと横になる。

ババール

赤ちゃん交流会がお開きになった後、いおぴーは公園へ行きたがったが、shokoがDVDを見ていこうというので、ブロードウェイに寄る。DVDを買った後、ちょこっとお茶をしている間にいおぴーは眠ってしまったので、家に帰る。

いおぴーは家に着いたとたんに目を覚まし、公園に行きたかったと泣くが、買ってきた「ババール」を観ることにしたら機嫌が直った。

ババール、いおぴーは大いに気に入ったらしく、いろいろと語るのだが、とうちゃん実は途中眠っていたのでどんな話かよくわからず、適当にあいづちを打っておいた。あとでこっそり勉強しておこう。

2003年9月29日(月)

禁煙地区

ふと気づくといつも通る道のそこここに「路上禁煙地区」という表示が。

1月の日記で触れた禁煙条例がようやく施行されるようだ。うれしい!杉並区の公式ページで確認したところ、うちから駅へ至る商店街は二つあるのだが、その両方とも対象地区に指定されていた。路上表示のデザインがアレなのと、うちの前の道が対象外なのは残念だが、それでも日々のストレスが大幅に減少するだろうことは想像に難くない。なにしろとうちゃんのストレス源はほぼ通勤時間に集中しており、その大半が路上に漂うタバコの煙なのだ。残りは電車内の携帯電話とヘッドフォンステレオのシャカシャカ。この世からタバコと携帯電話とヘッドフォンステレオが無くなれば、とうちゃんはストレスレスな人生を送ることができるのである。ていうか、一番いいのは通勤しないですむ生活。

2003年9月30日(火)

ぶっだとばっち

帰ったらすでにいおぴーは眠っていた。

shokoにとうちゃんのご飯の支度をお願いしたのだが、shokoは「ブッダ」を読みふけっていて、「あとちょっとで終わるから待って」と言う。じゃあ待つよ。先日のバッチセミナーでバッチ魂に再び火がついたとうちゃんは、そういえば今年の目標のひとつでもあったバッチ入門講座のコンテンツにも全く手をつけていないことに思い至り、突然やる気を出してコンテンツ作りに取り掛かった。

セミナーのテープ起こしに取り組むこと約3時間、作業にひと段落つけて、shokoはもうブッダを読み終わって(すっかり慈悲の人になっていることだろう)ご飯の支度をしてくれたのかなと、そちらを見るとソファーでぐかーと寝こけているではないか。

もういいや。今日は飯抜きで寝る。



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