2004年1月 2日
あたった
とうちゃん今日は休日出勤。昨年し残した仕事があり、4日までにどうしても1度出社しなければいけないのだが、ちょうどshokoといおぴーがお友だちの家へ遊びに行くというので、今日にした。
仕事を終え、帰りに合流できるかとshokoの携帯に電話をかけたが留守電になっていたのでひとりで帰った。ダーク・ハーフ下巻を買うためにブックオフに寄った。上巻はつい新刊で買ってしまったが、下巻は300円でゲット。レジに向かおうとする時、店内放送で「1000円以上のお買い上げでスピードくじが引ける」というキャンペーンのお知らせを聞き、くじを引きたいがためにあと700円分何か買おうと余計な時間を費やして、「自虐の詩」(上・下巻でちょうど700円)を買うことにした。
レジを済ませ、スピードくじに挑戦。くじ引きたさにきっかり1000円の買い物をしたと思われるとシャクなので(実際そうなのだが)、興味無さげな態度で箱から一枚を取り出し、くじに目も向けず店員さんに渡す。店員の女の子はくじを開くと、一瞬びっくり顔になり、それから満面笑みを浮かべて鐘をカランカラン鳴らしながら「1等でましたー」と叫んだ。とうちゃん、あくまでポーカーフェイスを崩さず、しかし胸の内では(ウソ、マジ?ハワイ旅行?DVDレコーダー?)と心を躍らせた。
「おめでとうございます!」と手渡された封筒の中身はモスバーガーの500円券だった。心を躍らせてしまった自分が恥ずかしい。
はまった
いっぽうそのころ。shokoといおぴーはお友だちの家からの帰り、新宿駅で乗り換えるために電車を降りるところだった。いおぴーを抱っこしてホームに踏み出したその時、バランスを崩し足を踏みはずしたshokoは電車とホームのわずかな隙間にズボッと膝まで嵌まってしまった。ホームに放り出されたいおぴーはびっくりして大泣き。周囲がざわめく中、shokoは何とか自力で這い出し、事なきを得た。しかし、いおぴーが抱いていたライオンのぬいぐるみ(お友達にもらってきた)がはずみで放り出され、隙間から線路に落ちてしまっていた。いおぴーはかあちゃんよりライオンが心配で泣いていたらしい。見ていた親切な人が駅員さんに連絡してくれ、電車が出た後、拾ってもらったのでようやくいおぴーも落ち着きを取り戻すことができた。
という話を帰って来たshokoに聞かされ吃驚したとうちゃん。大事に至らなくて本当に良かった。ひとつ間違えばライオンでなくいおぴーが線路に落ちていたかもしれないのだ。想像するだけでお尻がむずむずしてしまう。
竹書房
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