2004年2月11日
動物園
いおぴーが動物園へ行きたいというので、自転車で井の頭公園の動物園へ出かけた。いおぴーは「オランウータンが見たい」と言っている。去年、金沢の動物園で見たオランウータンが忘れられない模様。「オランウータンは上野動物園に行かないといないよー」と言うと、「じゃあ、下の動物園は何がいるの?」とベタなギャグみたいなことを素で聞くいおぴー。
今回最も気に入ったのは、モルモット。抱っこしたり餌をあげたりできる体験コーナーがあって、「もるちゃん、もるちゃん」と呼んで、何度も抱っこしては「なんか、ほんとに飼ってるみたいだねー」と嬉しそう。
とうちゃん的に納得いかなかったのは、分園で見た白鳥。ここの池は側面が一部ガラス張りになっていて、水中の様子も見ることができる。よく「白鳥は優雅に浮かんでいるように見えて、実は水面下で必死に水を掻いている」と言われるが、この日とうちゃんが見た白鳥は、どいつもこいつも足を水平に伸ばしたままちっとも水など掻かず、ほんとに優雅に、というか悠長にという表現がぴったりな様子で浮かんでいた。おまけに、ひょいひょいと首を伸ばして鴨の餌を横取りしている。ちょっとだけ、人生まじめに生きるのが馬鹿らしいという気持ちになった。
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