2005年4月18日
チョコが降った話
いおぴーがタイにいた時の話をあれこれしてくれる。たいていの話はshokoが日記に書いてくれているから、あああの話ねとすぐにわかる。「すごい雨が降ったの」といおぴーは話してくれた時も、 雷がゴロゴロとすぐにわかったので、「雷も鳴ったでしょ」ととうちゃんが言うと、目を丸くして「日本も鳴った?」と聞いてくる。「鳴ったよー。こわかったー」と調子を合わせる。「雨もすごかったでしょ」と言うので、「いや、日本では雨は降らなかった。そのかわりチョコが降った」
茶色くて小さい丸いものが降ってきて、皆おどろいてなんだろうって思ったら、チョコだった。子供たちは手を伸ばして降って来るチョコをキャッチしては、ぱくぱくって食べてた。チョコは雪と一緒で地面に落ちるとすぐに融けて消えちゃうから、拾ってとっておくことはできないんだよ……
なんて話をしたら、いおぴーは「いおもチョコ食べたかった。タイに行かなきゃよかった」と、とても残念そうに言う。しかしすぐに「でも、それほんと?」と疑惑のまなざし。とうちゃんがひょっとこのような顔でとぼけるのを見て、「うそでしょ!」ととうちゃんをにらみつけるいおぴー。
「おとうはうそつきだねえ。でもおとうのウソは世界一面白いから好き」「おかあもうそつきだけど、おかあは今日は早く帰るよって言って遅かったり、電話するって言って電話しなかったり、いやなウソだからキライ」だそうだ。
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とっても楽しそうなおとうといおちゃんですね。
家族ってみんなが楽しいと一番いい状態。
一人でもつらい人がいると伝染しちゃうんだよね。
自分が楽しくいるために 家族にも楽しくいてもらう。
いおちゃん一家はそれができているのね。
暖かいエネルギーを感じました。
ほのぼの