平成11年11月11日生まれ(10歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2005年5月アーカイブ

2005年5月 1日(日)

三人で三角

朝から「三角で自転車乗る」とはりきっているいおぴー。今日はひさしぶりにshokoも休みなので、3人でどこかへ行こうと思っていたのだが、shokoがなかなか起きないので、とりあえず二人で三角へ行き、30分ぐらい走り回って、そろそろかあちゃん起きたかなと一旦家へ帰る。

shokoは起きて洗濯をしていたので、終わり次第、あらためて三人で三角へ出かけた。とうちゃんとかあちゃんはシートを敷いて木陰でごろ寝。いおぴーはひたすら自転車で走り回っている。小さいいおぴーが補助輪なしで乗っているとすれ違う大人はたいてい驚くか感心する。自転車がけっこう大人っぽい型なので大きく見えるし、いおぴーはたぶん3歳児くらいに見えているのだろう。

昼過ぎて、お腹すいたと言ってるのにshokoはぐーぐー寝ていてぜんぜん起きないので、おいて帰った。

2005年5月 3日(火)

ねずみとり

とうちゃん休日出勤。いおぴーとshokoがおばあちゃんの家に遊びに行くので送って行きついでに車で出社することに。

いおぴーたちを下ろしてから、会社に向かう。連休とあって道はすいている。快適な通勤のはずが、災難なことに、ネズミ捕りに引っかかってしまった。40キロ制限のところを22キロオーバー。決して飛ばしていたわけではなく、普通に流れに乗って左車線を走行していたのだが、先のほうで左車線がふさがっているのが見えたので(これがネズミ捕りだったわけだが)、早めに加速して右車線へ移動。さらに後続と車間距離をとるために加速。この一連の動きの中で一時的にスピードを上げただけなのだが、それが見事に引っかかった。そもそも左車線があいていればスピードを上げる理由も無かったわけで、もう罠にはまった気分。一応その旨説明はしたが当然のごとく聞く耳持たず。

交通ルールの本質と無関係に、捕まえやすいところで機械的に捕まえて、金さえ取れれば良いという態度、日本の警察ってほんと下衆だな。いやになる。


2005年5月 4日(水)

忘れるのが仕事

いおぴーは今日もおばあちゃんの家に遊びに行く。自転車をどうしても持っていきたいというので、「お菓子買ってもらわないって約束したら」と言うと、「約束する」といおぴー。

しかし、夜迎えに行くと、しっかりお菓子を食べた痕跡が。とうちゃんが目でにらむと「だって約束したことつい忘れちゃったの。子供は忘れるのが仕事だからしかたないでしょ」。

はらっぱ園では「子供は忘れるのが仕事」というのが方針らしい。それはそれでいいし、交換条件で約束させたとうちゃんも悪いとは思うのだが、こう屁理屈に使われるとやっぱりむかつく。

2005年5月 5日(木)

はなみずずるずる

今日は休日出勤の予定だったが、朝から鼻水が止まらず、頭痛もするし、いおぴーが「休んで休んで」というので結局休むことにした。

この鼻水は、今日から突然花粉症ということもなかろうし、きっと部屋中に溜まった埃のせいに違いないと、shokoに怒りをぶつけて部屋の掃除をさせ、とうちゃんはクラブアップルを飲んで寝る。いおぴーはうろちょろぎゃーぎゃー、どっちの部屋でも邪魔者扱い。

shokoが部屋をきれいにしてくれて、クラブアップルの効果もあってか気分は多少楽になり、SHOKOにも感謝。そもそもどうしてこんなに埃が溜まりまくってるかというと、まあ掃除をしないせいなのだが、なぜ掃除をしないかというと掃除機が壊れているせいなのだ、もうこれは掃除機を買い換えるしかないと、三鷹のコジマ電気に出かける。最近は国産の機種も良くなってるのかなと思ったが、いろいろ検討した結果、やはりダイソンのDC12という結論に落ち着いた。しかしコジマの値引きがネット通販に比べるとあまりにも渋く1万円以上違うので、買わずに帰る。ネットで注文することにしたのでまたしばらくは埃溜まり放題だ。

とうちゃん夜になって咳は出るわ、頭痛はひどくなるわ、からだはだるいわでこれはどうやら風邪っぽい。先日キップ切られた怒りがウィルスを呼び込んでしまったのかも。明日からキャンプなのに、大丈夫でしょうか。

2005年5月 6日(金)

野生児合宿

とうちゃん体調もいまいちだし、天気予報によれば今日明日は確実に雨というので気乗りがしない。いおぴーだけが異様に張り切っている。昨夏の合宿が相当楽しかったらしい。

10時半頃車で出発。米持ってくるの忘れたりして途中で買い物して昼過ぎに目的地に到着。直前に予報どおり雨が降り始めた。庭に巨大なテントが組まれ、ここでバーベキューとかするらしい。おにぎりを食べて一休みした後、本日のイベント、タケノコ掘り。雨はパラパラ降っていたが、レインコートを着ていれば気にならない程度。とうちゃんといおぴーは初めてのタケノコ掘り。欲張ってでっかいやつを狙ったが、えらい苦労した挙句、最後の最後でボキッと折れてしまった。いおぴーはめげずに「もっと掘りたい」と2本目に挑戦。今度は小さいのにしたので、無事根っこまで掘り出すことに成功。なかなか楽しかった。

夜になって雨も強くなり、冷え込みが厳しい。寒暖計は5月とは思えない9度を指している。とうちゃんまた具合が悪くなってきて鼻水と頭痛でつらい。レスキューとマーキュリーを飲んだ。

いおぴーはというと、10数人の子供たちと遊びまくり、めいっぱい楽しんでいる。小学生のお兄さんお姉さんが多いので甘えまくりの至福。普段と明らかに表情が違い、赤ちゃんみたいなほんわか顔になっている。同年代や小さい子の前ではせいぜいクールを装っているくせに。

夜はバーベキューとタケノコご飯。巨大なテントが威力を発揮し、問題なく屋外でバーベキューができた。灰に埋めて蒸した玉ねぎと、新鮮なタケノコが驚くほど美味しかった。いおぴーはおやつの焼き芋を食べ過ぎて、「お腹減ってない」とろくに食べず、遊ぶのに忙しい。よくこんなにハイテンションで遊び続けていられるなと感心する。

時計が無いので時間もよくわからないが、結構早い時間に就寝。

2005年5月 7日(土)

合宿二日目

朝、目を覚ますとまだ外は雨。誰も起きていないのでしばらく寝袋の中でぼーっとしていた。皆がぽつぽつと起き始めるころ一緒に起きた。いおぴーも起きた。shokoが一番起きるのが遅かった。「起きれないのはうつ病のせいかもしれん」と戯けたことを言っている。誰がうつ病だ。

朝ご飯の支度を始めるころには雨はほとんど上がっていた。いおぴーはお姉さんのひとりを誘って下の河原へ遊びに行った。「おとうは来なくていいから」と言われたが、こっそり付いて行った。何をしてるのかよくわからないがいつまでも遊んでいる。ほっておくとずーっと遊んでいそうなので、「そろそろご飯だよ」と声をかけて宿に戻る。

朝ご飯は庭で味噌汁と野菜炒めをつくる。子供たちは火を熾こしたり、配膳の手伝いをしたりとよく働く。昨日も子供だけでお風呂たいていた。たのもしい。いおぴーもやがてこのくらい働けるようになるだろうか。

朝食の後、かたづけや掃除、お昼のお弁当の支度などをしている間、いおぴーはまたも川へ遊びに行く。後で様子を見に行ったら、今度はズボンを捲り、ざぶざぶと水に入っていた。どうしても入らずにはいられないらしい。

今日の予定は山登りというか散策だったが、雨はあがったものの地面はぬかるんでいるだろうし、昨日のうちに雨が上がらなかったら温泉へ行こうという話をしていて、子供たちはすっかり温泉モードになっていたので、多数決でつるつる温泉へ行くことに決まった。

2005年5月 7日(土)

つるつる温泉

武蔵五日市の駅まで降り、温泉には寄らずに帰る家族とここで別れる。つるつる温泉はここから車で15分くらいのところにある。

もっと鄙びた建物を想像していたが、予想に反し立派な施設だった。大人800円子供400円だが、幼稚園以下は無料なのでいおぴーは只だ。お得。

さっそく温泉に入る。つるつる温泉というだけあって、お湯に入ったらいきなり肌がつるつるになった。初めはお湯がヌルヌルしてるだけじゃないのと思っていたが、家に帰ってからお風呂に入ってもつるつるしているので、ほんとにつるつるになるらしい。なぜかはわからないが。

お風呂の後、休憩処でいおぴーが中華豚饅頭を買いたいとごねる。あんまりうるさくて周りに迷惑なので折れて買った。半分を一緒にいたお友達にあげたら、お礼にと高そうな天然酵母パンをもらってしまった。わらしべ長者だ。

2005年5月 7日(土)

小金井公園

すっかり晴れて、昨日の寒さが嘘のように暑くなってきた。いおぴーは「これからどうするの」とか「帰ったら公園に遊びに行きたい」とかまだ遊ぶ気満々だ。とうちゃんも体調が回復し、確かにこのまま帰ったら少々物足りないなと感じていたところ。五日市街道を車を走らせながら、まだ午後3時過ぎなのでちょうど途中にある小金井公園へ寄っていくことにした。

小金井公園ではこどもフェスタというイベントをやっていて、屋台がたくさん出ていた。いおぴーは輪投げに挑戦。通常3個なのだが、お店の人が「じゃんけんに買ったら2個おまけ」と言って、しかも「グー出すからね」と言っているのにいおぴーはチョキを出して負け、それでも2個おまけしてくれた。5回のうち4回は狙いすぎて外れ、しかし最後の1回で成功し、ネックレスをゲット!いおぴー大満足。

shokoといおぴーは車の中でおにぎりを食べたが、とうちゃんは腹ペコなので、いか焼きを買っておかずにし、ベンチでおにぎりを食べる。

いおぴーが自転車に乗りたいと言うので200円払って貸し自転車に乗る。しかし、補助なしで一番小さい自転車でもサドルが高すぎて乗れず、断念。200円損した。

その後、滑り台やアスレチックで5時まで遊び、帰る。

2005年5月 8日(日)

自転車三昧

連休最後の休み。といってもいおぴーは月曜もはらっぱお休みだが。

昨日小金井公園で自転車に乗れなかったのが悔しいらしく、今日は交通公園で自転車の乗ると決めている。朝からとうちゃんの自転車で交通公園へ。自転車を借りる手続きも慣れたもので自分でさっさと借りてくる。自転車に乗っている間はほっといても大丈夫なのでとうちゃんはベンチで読書。いおぴーはちゃんと時計を見て30分に一回返しに行ってはまた借りてくる。最初はいつもの練習用の14インチを借りたが、2回目からは16インチに挑戦。自分の自転車では乗れているので、すぐに乗れるようになった。乗れたとたん「16がちょうどいい」なんて言ってる。

お昼におにぎりを食べた後、とうちゃんも自転車を借りて一緒に外のサイクリングコースを走ったりもした。とうちゃんは尻が痛くなったのですぐに返した。いおぴーは朝10時から午後2時までの間に、5回は借り直したので正味2時間半は乗っただろう。

これだけ乗れば十分かと思われたが、「昨日行った公園で自分の自転車に乗りたい」と言い出した。天気もいいし、それもよかろうと一旦家に帰り、車で小金井公園に出かけた。今日も屋台が出ていたが、それには目もくれず、自転車コースへ。最初ひとりでサイクリングコースを走っていったが、不安になったのかすぐ戻ってきて「おとうも一緒に自転車で行こう」と言うので、200円で自転車を借り、一緒にサイクリングコースを走る。坂道ありの1.5キロのコースを2周した。いおぴーはいつのまにか上り坂も下り坂もすいすい走れるようになっていた。

これだけ運動すれば今日はぐっすり眠るだろう、と思っていたら帰りの車ですでに涎を垂らして眠ってしまった。

2005年5月 9日(月)

へこたれの日

とうちゃんが家に帰ると、shokoが体調を崩してダウンしていた。とうちゃんの風邪がうつったのかしら。いおぴーはどうしていたのかと訊くと、「いおもずーっとねちゃった」と言う。昼から夕方まで眠っていたらしい。この3日間ずいぶん体を動かしたから、さすがに疲れがどっと出たのだろう。

いおぴー曰く「いおね、へこたれちゃったの。今日はへこたれの日なの」。

思わずshokoと笑った。へこたれるなんて言葉どこで覚えたんだろう。

2005年5月10日(火)

学校どうする

いつのまにか大きくなってしまったいおぴー。来年は学校にあがる年齢だと思うと、ただ驚くしかない。

夜いおぴーが眠ってからshokoと話していて、学校の話題になる。そろそろ真剣に考えなければならないが、さてどうしたものか。公立の学校はほとんど考えに入っていないが、といって他にこれといった当てがあるわけでもない。シュタイナー系も視野に入れつつ、しかしこれらはほとんどが地方なので引越し・転職も含めて考える必要があり、簡単にはいかない。それにそもそも、いおぴーにシュタイナー教育が向いているのかどうかという問題もあるし、じゃあどんなのが向いているんだと問われれば、また考え込んでしまう。shokoは、「いおぴーにははらっぱ園が一番いい、もう一年はらっぱ園に行ってもらいたい」という意見。それにはとうちゃんもまったく同感だ。

黒人種、白人種、黄色人種は各地域で多元的に出現したのではなく、黒人種→白人種→黄色人種と進化したという説がある。脳の大きさや体が完成するのにかかる期間を比較した結果が根拠らしい。信憑性のほどは定かではないし、別に黄色人種が白人や黒人より優れているというつもりもないが、この説に関してひとつ頭に残って離れないのが、生物学的に白人はおよそ20年で成熟するが、黄色人種は成熟に約25年かかるという部分。

シュタイナーの7年周期説によれば、~7歳、~14歳、~21歳の三段階で身体は発達する。これは白人に限れば前述の説とほぼ合致する。が、もし黄色人種25年成熟説が正しいとしたら、シュタイナーの理論は白人限定であり、これをそのまま日本に輸入して適用するのは間違いということになる。日本人に当てはめるならば、8年周期に修正するとわりとうまく合致する。つまり日本人なら「8歳までは夢の中」であるべきということになる。

日本は教育制度をつくるにあたり西洋をお手本にしているわけだが、西洋人と日本人の生物学的な相違という観点が根本的に欠落していた事が、現在の日本の教育の崩壊につながったと言ったら穿ち過ぎだろうか。試みに、日本人8年周期説に則って教育システムを見直してみる。

  • 8歳まで幼児教育
  • 9歳~16歳を基礎的学校教育(小・中学の内容)
  • 17歳~20歳は大人になるための準備期間(将来を模索し、進学したければ受験勉強)
  • 大学は21歳で入学
  • 24歳から成人とみなす

どうだ。よくない?

これなら、いおぴーも8歳まではらっぱ園にいられるということで。

2005年5月11日(水)

母の日の贈り物

今日ははらっぱ園で母の日のお祝いだったそうだ。

今年のプレゼントは手作りのはたき。木の枝にきれいな色の細く裂いた布を束ねて結んだもの。とても素敵だ。機能的にはどうかなと思うけれども、見るだけで心温まるような出来映え。

いおぴーもとても気に入っている様子で、気に入りすぎてプレゼントにもかかわらず自分の整理棚にしまいこんでしまい、「プレゼントじゃないの?」と訊いたら、「プレゼントだけど、これはイオが使うから」と言っている。

どうやら、おかあさんのためにつくったという事実が贈り物で、はたき自体の所有権はいおぴーにあるらしい。

2005年5月12日(木)

どらえもん

いおぴーが描いたドラえもん。

おばあちゃんちでちょくちょく見ているらしい。記憶を頼りに描いたようだが、「ドラえもんはドラ焼きがすきなの。それで、よく片方の目だけ笑ってつぶってるんだよ。ほんとは顔は白いとこもあるんだけど間違えちゃった」と、けっこう細かい。

いおぴーにはあまりTV番組やキャラクターものに囚われないでほしいと常々考えているが、ドラえもんとなるともはや一般常識の範疇ともいえるから、まあしかたないか。

2005年5月14日(土)

掃除機待ち

ネットで注文した掃除機が今日の午後に届く予定。いおぴーにも「今日は宅急便が来るから、家で待っていないといけないから外に遊びに行けないよ」と前もって釘を刺しておく。いおぴーが「今日は何日?」と訊くので、「14日だよ」と答えると、「図書館に本返すの13日なんだけど」と言う。細かいこと憶えてるなー。「じゃあ図書館は行くけど1時までに帰るからね」と約束する。「宅急便が来てからまだ明るかったら三角行くのはいい?」というので、「いいよ」と答える。

初めて補助なし自転車で図書館まで行った。途中で一度転んで泣いたが、「ヘルメットかぶってて良かった」と、めげないいおぴー。とうちゃんに似てポジティブだ。

約束どおり1時までに戻り、昼食の後は借りてきた本を読んだり部屋でひとり遊びをしていたいおぴーだが、暇を持て余してやがてクッションで眠ってしまった。

3時過ぎに掃除機が届いたが、いおぴーは起こしても目を覚まさなかったので、とうちゃんひとりで箱から出し、組み立て。早速試しに使ってみる。想像を遥かに上回る爆音。ちょっと吃驚した。いおぴーも目を覚ました。いおぴーに感想を求めると、「ふーん、結局これにしたのね…」とボソッとつぶやいた後、「宅急便届いたんだから早く三角いこ」と、掃除機には全然興味なしのいおぴー。すでに4時を回っていたが約束なので三角に出かけた。

2005年5月15日(日)

変な天気

今日は珍しくshokoの予定が空いている日曜日なのだが、shokoは朝から体調が悪いようで、結局いおぴーとふたりで三角へ遊びに行くことになった。自転車で三角へ向かう途中、ぱらぱらと雨が降ってきた。たいした降りではないので木の下でキャッチボールした。やがて雨は止み、青空が広がったので、自転車で走り回って遊んだ。円や八の字に走って地面にいろんな模様を描いた。

お腹がすいたので帰って昼ごはん。shokoが焼きそばを作ってくれた。図書館から電話があり、昨日とうちゃんがリクエストした本がもう入ったとのことなので、今日も図書館に行くことにした。

めいめい本を選んだりして小一時間図書館で過ごし、そろそろ帰ろうかという時に雷鳴とともに雨が激しく降りだした。さすがに自転車で帰れる降りではないので、家に電話してshokoに車で迎えに来てもらうことにした。いおぴーは雨でも自転車で帰ると言い張っていたが、雷が鳴り響くと急に「おかあ、遅いね…」と小さな声。玄関先で待っていたが迎えの車はなかなか来ない。30分近く待っているうちに青空が広がり雨が小止みになってきた。いおぴー「晴れてるのに雨降ってるって、変な天気だねえ」。そのうち完全に雨はあがり、空には大きな虹。いおぴーは痺れを切らし「晴れたからもう自転車で帰っちゃおうか」などと言っているところへようやくshoko到着。

shokoはもう車を運転したくないと言うので、shokoが自転車で帰ることに。いおぴーの自転車を積み込んでとうちゃんといおぴーは一足先に車で帰った。

2005年5月16日(月)

日帰りドライブ

朝、いおぴーとかあちゃんがそろって「おとう会社行かないで」って言うので、なんとなくサボってしまった。

せっかくのいい天気なので、どこか行こうかと言うと、すかさずいおぴーは「三角行きたい」と言うが、shokoはもっと遠くへ行きたいらしく、日帰りドライブマップをぱらぱらと見ている。そして、検討の結果かどうか知らないが「藤野へ行ってみたい」と言う。とうちゃんも一度行ってみたいと思っていたので賛成。いおぴーもはらっぱ園OBのEちゃんに会って遊べると聞いて賛成。全員一致で早速出かける。いおぴーが自転車持って行きたいと懇願するのでとりあえず自転車も積み込む。

藤野までは高速を利用して約80分。富士山が良く見える。相模湖ICで下りる。Eちゃんは学校に行っているので学校前で待ち合わせ。三鷹から移転したシューレの校舎は、思っていたよりずっと山の上だった。これは歩いては通えまい。歩いて通う子供いるのかな。

迎えに来たEちゃん母と合流し、お蕎麦屋と洋食キッチンどっちと問われ、お蕎麦屋に向かうが定休日だったので洋食キッチンへ。ランチセットのパスタとピザ。いおぴーとEちゃん大いに盛り上がる。その後、Eちゃんのお宅へおじゃま。

いおぴーとEちゃんは気のあったところを見せ、楽しげに遊んでいる。そのうちEちゃんのお兄さんも帰ってきて、3人で外へ遊びに行った。時々奇声が聞こえたり、畑を走っているところが窓から見える。

5時過ぎにおいとまして、教えてもらった温泉へ向かう。五感の里。看板を見落として10分以上行き過ぎてしまい、あきらめて帰る途中で見つけた。いおぴーはとうちゃんと一緒に男湯へ。お風呂は広く、露天風呂もあって気持ちいい。うち以外には1,2人しかいなかった。ゆっくり浸かった後、館内のレストランで夕食を食べて行くことにする。いおぴーは車に乗ったら寝てしまうだろうから。いおぴーはざるそば即決。とうちゃんはカツ丼、かあちゃんは親子丼を注文した。

7時半ごろ帰途に着く。下道で帰る。久しぶりに大垂水峠を走った。道は空いていて、9時過ぎに家に着いた。

2005年5月17日(火)

コーヒー

最近、朝のコーヒーはいおぴーが淹れてくれる。インスタントだけど、正直shokoのより美味しい。

2005年5月19日(木)

織り機

はらっぱ園で織り機を始めたいおぴー。昨年まで年長さんがやっているのを憧れのまなざしで見ていたが、ついに自分の番がやってきた。とうちゃんに、どうやってやるのかとか、毛糸を何本使うとか、どこが難しいとか、しつこいまでに説明してくれる。ものすごく嬉しそう。

2005年5月20日(金)

伝言

今日ははらっぱ園の遠足。井の頭公園の西園まで皆で歩いて行く。年長になって初めての遠足で、いおぴーは年下の子の面倒をよく見てあげるいいお姉さんへと成長した。と、三角まで迎えに行ったshokoが言っていた。

その後、三角でしばらく遊んだいおぴーは、三角で一番大きい木に初めて自力で登ることができたそうだ。

shokoはいおぴーからとうちゃんへの伝言を二つ頼まれた。ひとつは「木登りできた」、もうひとつは「おうちに赤ちゃんが来てほしい」。

2005年5月21日(土)

木登りと遠足

朝、6時にいおぴーに起こされ、三角へ木登りしに行くというので7時前に家を出て自転車で三角へ向かった。

いおぴー、本当に木登りできるようになっていた。すごい。妙にアクロバティックな登り方で冷や冷やさせられるが、本人は平気らしい。何度も登ったり下りたりした。8時ごろ、お腹がすいたので家に帰る。

かあちゃんが出かけた後、いおぴーととうちゃん二人で洗濯物を畳んだり、部屋の掃除をしたりして午前中過ごす。Tシャツの上手な畳み方をいおぴーに教えてやったら、喜んでたくさん畳んでくれた。

午後、また三角に出かける。木登りは先客がたくさんいてできなかったのでフリスビーしたりして遊んでいたが、いおぴーが「昨日遠足で行ったところは三角よりずっと広いんだよ。行ってみたい?」と言うので、「行ってみたい」と答える。とうちゃんは自転車で行こうと提案したが、「自転車はダメなの。自転車が通れない道だから」と言うので歩いていく。井の頭池沿いの細い小道を、池に向かって張り出している桜の木をくぐったり乗り越えたりして進む。確かにこれは自転車は無理だ。いおぴーに道案内を任せ、とうちゃんは後ろから付いていく。いおぴーは時々道が判らなくなって行ったり来たりするが、なんとか正しい方向を選びながら、西園に着いた。草の上で相撲。昨日の遠足でもやったらしい。持ち上げるのと倒すのは無しで押し出したら勝ちといういおぴールール。いおぴー相手に倒さずに押し出すのは意外に難しく、結果はいおぴーの3勝1敗。加減したとはいえ、力強さは立派なもの。感心した。

夕方までたっぷり遊んで、帰りもまた迷いながら三角まで戻る。いおぴーは帰り道ですでにへろへろになっていたので、これは夕食を待たずに寝てしまうと思い、スーパーでおにぎりと納豆巻を買って帰った。案の定、いおぴーは家に着いてすぐ納豆巻を食べると、横になり眠ってしまった。二日続けての遠足でさぞや疲れたろう。

2005年5月22日(日)

結局三角

今日はshokoがお休みなので、3人で吉祥寺まで歩いて出かける。まずはどいちゃんで昼食。その後、shokoは湿布の材料を買いたい、とうちゃんはソファを見たい、と希望を述べたがいずれもいおぴーに却下され、結局三角へ遊びに行くことになった。

三角に行ったら、はらっぱ園年長のHちゃんとはらっぱ園OBのS君がいて、いおぴーは大喜び。子供同士で遊びたいらしく、とうちゃんとかあちゃんは「こっち来ないで」と追っ払われた。いおぴーたちは木登りをしたり、どんぐり山に登ったり、勝手に遊びまわっている。

お払い箱のふたりは並んで土手に腰を下ろし、ぼんやり。そして、退屈しのぎにしりとりした。思いがけず久しぶりに純粋なコミュニケーションがとれ、とうちゃんは密かに満足。しりとりの相手を拒まれたら、その時は別れる時だと思っている。

夕方まで遊んで家に帰ると、三人ともゴロゴロしているうちに眠ってしまった。とうちゃんは7時ごろ起きたが、shokoといおぴーはずっと眠っている。

夜中の0時過ぎにようやくshokoが起きたので、「おなかがすいた」と言ったら、バーミーを作ってくれた。いおぴーは起きなかった。

2005年5月23日(月)

まんが好き

いおぴーが最近はまっている本のシリーズ。

まんがなぞとき恐竜大行進

図書館に行くたび順番に借りてきては夢中で読んでいる。恐竜好きというのもあるが、このシリーズに限らず、どうも最近まんがっぽい絵の本に惹かれるようだ。絵本を選んでいても「これマンガ?」ととうちゃんに聞いたりするので、漫画というカテゴリ自体に興味を持っているのかもしれない。

とうちゃん自身、物心がつくかつかないかの頃から漫画が大好きで、人生に必要な知恵はすべて漫画から学んだといっても過言ではないのだが、それもせいぜい20代までで、いおぴーが生まれてからは(それまでの人生に比すれば)ほとんど読んでいないに等しいのだが、やはりこれも遺伝子に刻まれているのだろうか。それとも単に子供は皆漫画好きなのだろうか。

2005年5月24日(火)

聞き耳

いおぴーが「はやく30日にならないかなあ。楽しみだなあ」と思わせぶりなセリフを聞こえよがしにはいているので、期待に応えて理由を尋ねてやると、「だって、はらっぱフェアだから」と言う。

確かに30日ははらっぱフェアだが、はらっぱ園の方針として、子供には先の予定を教えないことになっているので、いおぴーにははらっぱフェアのことは話していないはず。そこで、誰から聞いたのか尋ねると、「おかあが電話で言ってた」と言う。どうやらshokoが電話で誰かと話している時にはらっぱフェアの話題が出たらしい。いおぴーは近くで遊んでいてそれを小耳に挟んだというわけだ。

いおぴーが赤ちゃんの時からのくせで、つい大人同士の話はいおぴーが傍にいてもいないものとしてしてしまう。が、今のいおぴーはたいていのことは理解できるし、意味がわからない内容でも、記憶していてそれについて考えることができる。だからいおぴーがいる時はいおぴーが聞いていることをしっかり意識して話さなければならない。いおぴーは人一倍デビルイヤーなので細心の注意が必要だ。

先日藤野に遊びに行った時も、食事をしながらUさんとshokoが学校の話や先生の話をしていたのだが、いおぴーはEちゃんと盛り上がりながらも時々話に反応して真顔になっていたので、とうちゃんはそれがとても気になっている。すっかり忘れていてくれるといいが。

2005年5月26日(木)

樹上の人

ついこの前、三角のでっかい木に登れるようになったいおぴーだが、よほど嬉しいらしく、このところはらっぱ園の三角ですごす時間も「お弁当を食べるのとトイレに行く以外ほとんどを木の上で過ごしている」と先生に教えてもらった。

なぜかオランウータンが大好きないおぴーだが、いおぴーも樹上人の仲間入りだ。

2005年5月28日(土)

先客

今日も朝から木登りをするために三角へ出かけるとうちゃんといおぴー。

しかし、いつも登る木に先客がいた。毛虫。よじ登る時に手をかけるあたりにへばりついている。いおぴーは毛虫が怖くて登れないので、とうちゃんに「ぽいって捨てて」と頼むが、とうちゃんが「いおぴーが木に登ってる時に、他の子が来て木に登りたくておとうさんにいおぴーのこと『ぽいって捨てて』って言ったらどんな気持ちがする?」と言うと、意外にあっさり木登りは断念して、代わりに自転車で走ることにした。でも時々、毛虫がどいたか様子を見に行っていた。毛虫は一向に動く気配がないので、いおぴーはあきらめ気味に「もう帰ろうか」と言う。

一旦帰って、図書館に行った。昼まで過ごし、ご飯を食べてからまた三角へ。

毛虫はまだ同じところにへばりついていた。夕方まで三角で遊んだが、今日は一度も木登りをしなかった。

2005年5月29日(日)

ロボット

ろぼっと

暇をもてあまし、段ボール箱でロボットを作った。というか、箱に絵を描いて、のぞき穴と手の出る穴を開けただけだが。

いおぴーはしゃがんで中に入り、ロボットしゃべりで「ワタシハ、ロボットデス」とか言いながら、ずりずり歩き回っている。けっこう気に入ったらしい。

ちなみに箱は掃除機が送られてきた時の外箱。けっこうコンパクトだなーと思ったが、その中に入ってしまういおぴーもかなりコンパクトだ。

2005年5月30日(月)

はらっぱフェア

はらっぱフェアの日はいつも雨のような気がする。

と思ったのだが、過去の日記を見てみたら雨が降ったのは2003年の11月だけだったようだ。かんちがい。

こんな天候ながら、なかなかお客さんも来てくれて、今回も好評だったようだ。いおぴーは、年長だからお仕事すると朝から張り切っていたが、結局のところ大騒ぎしただけで何もしなかったらしい。



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