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2005年7月20日
旅行二日目
昨日早く寝たので、朝4時に目が覚めてしまった。窓の外を見るとちょうど朝日が昇るところだった。海の上から日の出を拝むのは初めてだ。いおぴーも起きた。「きれーだねー」
いおぴーが「探検に行こ」と言うが、さすがにまだ早すぎるので部屋の中で持参した折り紙で紙ヒコーキを作って遊ぶ。再び眠くなってきたのでとうちゃんはベッドに入って半分寝ながらいおぴーの相手。かあちゃんはまだグーグー寝ている。
5時半、いおぴーがお風呂に行こうというので、一緒に展望風呂に入る。脱衣所の体重計で体重を量ると、いおぴーは15キロ。いおぴーはその後、こっそり体重計の初期値をずらして、「20キロになった」とズルしていた。
7時半、かあちゃんを起こしてレストランへ朝食に。バイキング形式。とうちゃんはトースト、かあちゃんといおぴーは納豆ご飯。いおぴーはシリアルとヨーグルトもおかわり。窓から海が見える。「あっ、シャチ」とか「あっ、ダイバー」とか冗談を言い合う。
朝食のあとは、あらためて船の中を探検。デッキに出てみたが、空は曇っていて、風が強くて寒かった。シアタールームもあり、ちょっとのぞいてみたが、画質はうちのほうが良いな。苫小牧港到着までの時間をとうちゃんとかあちゃんは部屋で読書、いおぴーはキッズルームで遊んだり、ラウンジでのピアノ演奏を聴いたりしてすごす。
部屋の窓から海を眺めていたら、何か動くものが点々と見える。よく見るとイルカの群れのようだ(多分)。すごく得した気分になった。
初めての船の旅は、とてもゆったり過ごすことができ、フェリーにして良かったと思った。特にこの船(太平洋フェリー「きそ」)に乗りたくてわざわざ仙台まで車で移動した甲斐はあった。施設も充実しているし、部屋もきれい。へたなホテルに一泊するよりずっと快適だ。難を言えば喫煙スペースが部屋の近くだったため、出入りするたびに煙を吸う羽目になったことくらい。いおぴーも一時は「あらしがこわいからふねにのりたくない」と言っていたのだが、乗ってみれば大満足で終始ご機嫌だった。
10時45分到着。下船でちょっとした災難、(というか自業自得なんだけど)とうちゃん乗船の際に駐車した階を憶えておくのを忘れて、1階から3階まで荷物を抱えて階段を上ったり下りたり。散々探すが見つからず、あせる。結局ここだけはあり得ないと思った4階にあった。よほど乗船時に舞い上がっていたのだろうか。
苫小牧から伊達まで車で約1時間。いおぴーは車に乗ったとたん、靴を脱ぐ間もなく寝た。4時起きでは無理もない。
つづく
2005年7月20日
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