平成11年11月11日生まれ(11歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2006年5月アーカイブ

2006年5月 1日(月)

オーシャンスパ

疲れたから先に帰るというおばあちゃんたちと真鶴駅で別れ、我が家は隣の湯河原駅へ。

宿のチラシで見たオーシャンスパおおきじまというプールのあるスパ施設。湯河原駅から徒歩15分だが、住所は熱海。徒歩15分と書いてあったのでほんとに歩いていったのだが、後で駅から送迎バスが出ているのを知った。

開館早々に行ったのであんまり人がいなくて、プールは快適。強力なジャグジーで海を眺めながら浮いているのはいい気分。お風呂に入って食事して、またプール。いおぴーは浮き輪を買ったらひとりで遊んでくれているので楽チン。午後になると人も増えてきて、いおぴーはお友達を作って遊んでいた。

3時まで遊んで帰る。帰りの電車はいおぴーが「2階がいい」と言うので、奮発してグリーン車に乗る。東海道線のグリーン車って初めて乗った。

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せっかく乗ったのにいきなり寝た。

2006年5月 2日(火)

ぐらぐら

雨。旅行が今日でなくてよかった。

グランベリーモールへ行く。服とか、ちょっとしたものを買いに。モンベルでいおぴーのレインコートを買った。いおぴーはさっそくその場で着る。あと、biliboという、いおぴーがずっとずっとどうしてもほしいと言い続けていた玩具を買った。いおぴーは「ぐらぐら」と呼んでいる。「小さい子が遊ぶものだよ」と言っても「イオはちびだからまだまだ大丈夫」と普段は大きいと言い張るくせにこんな時だけ自分が小さいことを認めるいおぴー。黄緑色を買い、家に帰るとさっそく腹ばいになって背中に背負い、「かめ」とかやっている。

2006年5月 3日(水)

こども自然公園

こども自然公園へ行った。

shokoの買い物に付き合っていたら出かけるのが午後になってしまい、着いたら駐車場はいっぱいで入るのに30分待った。

地図を見て、とりでの森というアスレチック施設と動物園でどちらへ行こうか迷うが、まずはとりでの森をめざす。公園はかなり広く、移動だけでもずいぶん歩く。30分くらい遊ぶと、今度は動物園へ。動物園といっても、牛、豚、山羊、ポニーと、あとはモルモットやヒヨコなどがいるコンタクトコーナーがある小さなもの。いおぴーは柵越しにブタの背中をなでたり、ヤギに葉っぱを食べさせたりと、今までできないようなこともできるようになって得意げ。「一年生だからね」と胸を張る。でもヒヨコを手に持つのはなかなかできなくて、10分くらいヒヨコを前に躊躇していた。

ひよこ

すごい緊張している(笑)

2006年5月 4日(木)

野球観戦

はあ、つかれた。

いおぴーと神宮球場へ野球を観に行く。朝から早く行こうとうるさいので早めに家を出る。12時前に着いて、早々に球場に入ってしまったので試合開始まですることがない。いおぴーは「あついからアイス」と、そればっかり。昨年初めて野球を観に来たときにアイスを買って食べたので、野球を観るよりそれが楽しみらしい。「お店で買うのじゃなくて売りに来るアイスね」と言っていたが、なかなか売りに来ないのでしびれをきらし、「やっぱりお店のでもいい」と、売店へアイスを買いに行く。とうちゃんはシュウマイ弁当を買った。

淡々と見所の少ない試合。いおぴーは応援グッズがほしいとか、うどん買ってこいとか、のどが渇いたとかうるさい。もう途中で帰ろうかと思ったが、いおぴーは最後まで見たいと言うので結局試合終了までいた。0-4で負け。いおぴーと観た試合は今のところ0勝3敗だ。もう連れて来ない。

2006年5月 5日(金)

こどもの日

はらっぱ園のお友達HちゃんとMくんが家族そろって遊びに来てくれた。

shokoが昨夜からオイリュトミードレスや手仕事袋、上履き袋などを例によって徹夜でつくっていたので、まともにお客さんの応対できるか心配だったが、逆にはりきって、というか妙にハイテンションで料理など作り続けていて、安心したもののちょっと不気味だった。はらっぱの母たちからもいつものshokoと違うと不思議がられていた模様。とはいえ、料理はどれも美味しくて好評。大根とりんごのサラダと五目寿司、それからおやつに鯉のぼり型のパイを焼き、柏餅を作り。

子供たちははらっぱ園の頃に戻ったかのように(Mくんは現役だが)家族ごっこをしたり、外を駆け回ったりと遊びに夢中。いおぴーなどはもう興奮気味でお昼ご飯もろくに食べず。そして、「見ないでね」と部屋にこもって、何をしているかと思えば、お化粧ごっこ。真っ白な顔に真っ赤な唇で、いったい何を使ったのかと尋ねると、なんと、チョークの白粉に蜜蝋クレヨンの口紅。その顔のまま外に出て、女の子二人手を取り合ってくるくる廻って踊っている。ほんと楽しそうだ。

間が持たずにどこか遊びに連れて行かなければならなくなるかと思っていたが、そんな心配はまったく不要で、飽きずに終始子供たちだけで楽しそうに遊び続けていた。

そういえば、去年いおぴーに100の質問した時、「すきなおとこのこ」「すきなおんなのこ」の答えがこの二人だったなと思い出した。引っ越しても遠路はるばる遊びに来てくれるお友達がいて、いおぴー幸せ者だ。

2006年5月 6日(土)

弁当箱

連休明けからお弁当が始まるので、いおぴーの弁当箱を買いに中野まで出かけた。今まで使っていたものは丸型でランドセルに入らないので、ランドセルに入れて行ける細長いタイプのものを探していたのだが、ネットで見つけたモノ・モノというお店のほっそり弁当が気に入った。ネットで注文してもよかったが、実際にランドセルに入れてみないとわからないので、ランドセルにノートやクレヨン、水筒まで入れて、いおぴー自ら弁当箱がちゃんと納まるかを試しに行く。入れてみたらほんとにぴったりだった。つくりもすごく良かったので買うことに決めた。しかし、残念ながら現在、在庫が無く2ヶ月待ちになるとのこと。そこでとりあえず注文し、予備として二段重ねの弁当箱を買った。

それにしてもこのお店、素敵な木の製品をたくさん扱っていて、見ているとどれも欲しくなってしまって困る。とうちゃん今、親子の椅子が欲しくてたまらない。

2006年5月 7日(日)

クッキー作り

昨日、中野の島忠でクッキーの型抜きをせがんで買ってもらったいおぴー、今日はクッキー作りをせがんでいる。午前中はとうちゃんPCのセットアップ、かあちゃん袋作りと忙しかったので、「ほれ外でお友達が遊んでるよ」と追い出したところ、遊んでいたのがクラスメイトのMちゃんだったので、一緒に遊んでくれて、ついでに午後クッキー作りを一緒にすることを約束してきた。

午後、クッキーの材料など買出しに行く。本屋で立ち読みしていたら遅くなってしまい、3時過ぎからクッキー作りを始める。生地を棒で延ばして型を抜くのが子供たちの仕事。はじめはせっせと昨日買った動物型の型抜きでつくっていたが、そのうち粘土のように手でこねて星型やらボール型をつくりだした。最後の方は生地を手でちぎっただけの巨大なクッキーも。食べるのは自分たちだからいいか。

オーブンで4回焼き、大量にできたクッキーを二人で分けてそれぞれ袋に詰めて名前を書いていた。とうちゃんも味見をさせてもらったが、なかなか美味しかった。砂糖は使っていないがりんごのソースにつけて食べると絶品。

その間、shokoは明日のミーティングに差し入れ用のケーキをつくっていてそれも美味しそうだったが、Mちゃんを送っていった時、Mちゃんのお母さんに聞いたらミーティングは明後日らしい。ケーキもつかな。

2006年5月 8日(月)

つかれ?

いおぴー、今日からお弁当。ランドセルもその分重くなる。持ち帰った上履きもぶら下げてるし。重いとか肩が痛いとかぶつくさ言いながらも、今日から本格的な勉強が始まると張り切っている。そして、昨日Mちゃんと遊ぶ約束をしていて、雨だったらログハウス、晴れたらうちの前の公園で踊る、でも曇りだからどうしようなんて言いながら、学校へ。途中でお友達に会うと、例によってとうちゃんを置いて猛ダッシュで学校に入って行ってしまった。

そして夜。shokoに今日の様子を聞くと、いおぴー具合が悪くて、学校から帰ると吐いたという。ちょっと熱もあるっぽい。やはり連休の疲れが出たか。それとも昨日ちょっと寒かったのに油断して薄着でいたせいで風邪を引いたか。

お弁当のご飯が古かったという線も前科があるだけに捨てきれない。

2006年5月 9日(火)

漢字の勉強

やっぱりいおぴーの腹痛は胃腸風邪だったようで、いおぴーが元気になったと思ったらとうちゃんに来た。腹痛い。

いおぴーは今週から漢字のエポック授業。「口では説明できない難しい絵を描いた」といういおぴー。口では説明できないので見せてくれた。ノートを見開きで使い、クレヨンで風景画が描かれている。太陽、山、川、木、焚き火、立って棒で地面に何か書いている子供、それを座って見ている子供。ここは殷の国、子供たちは羊飼いの小甲と小乙という兄弟。二人のお祖父さんは王様に仕える仕事をしている。と、物語を絵に描くところから漢字の勉強は始まる。いおぴーは「字を書く勉強ってもっと難しくて嫌かと思った」と嬉しそうに語ってくれた。

2006年5月10日(水)

また鍵

とうちゃん腹の具合が悪くて朝いおぴーを送って行けず、代わりにshokoが送っていった。とうちゃんは遅れて戸締りをして会社に出かけたのだが、午後メールが来て「鍵を忘れて家に入れない」と言う。何度目だよ。携帯も持って出るの忘れてこのメールもMちゃんのお母さんの携帯から。呆れる。

しかたないので、とうちゃん早退して帰る。

2006年5月11日(木)

「日」

習った漢字を見せてくれた。一枚目はおひさまの絵。真ん中が濃い赤色。二枚目はおひさまが四角い長丸になり、真ん中も横長に。三枚目で「日」という字に。

日曜日の"にち"だよ。日曜日はおひさまの日っていう意味なんだよ

2006年5月12日(金)

サウンドオブミュージック

いおぴーが最も好きな映画。今度<ファミリー・バージョン>が発売されると知り、思わず予約してしまった。いおぴーとは「シュタイナー学園に入ったら4年生になるまで映画をみない」と約束したのに、つい。だって、日本語版が新録音となり、吹き替えをマリア/島田歌穂、トラップ大佐/布施明とくれば、買わずにおられましょうか。とりあえずとうちゃんとかあちゃんが欲しいのだ。

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2006年5月13日(土)

ホメオパシーを語る

午後、雨の中いおぴーにせがまれてログハウスへ。そこでクラスメイトのMちゃんHちゃんに会った。というか、この3人はほとんど毎日ログハウスで遊んでいるのだが。しばらく遊んで、おやつにしようと外に出る。室内は飲食禁止なので。だが雨なのでゆっくり食べられる場所がない。そこでHちゃんのお母さんが「うちへどうぞ」と招いてくれたので、ぞろぞろとHちゃんの家へ移動。

子供たちはおやつを食べると勝手に遊び始める。親たちは雑談。話題がホメオパシーになり、皆が懐疑的な中、とうちゃんひとりホメオパシーは効くよ!と力説する。実体験をあれこれ語り、現に今日も朝風邪気味で鼻が詰まってたけどレメディを摂ったらスッキリ、とか。ちょっと皆に引かれたかもしれない。

2006年5月14日(日)

ダウン

横浜シュタイナー学園はNPO法人で、父兄はNPO会員なのでNPO総会に出席しなければならない。とうちゃんは昨日からの風邪が悪化し、ひどい頭痛と筋肉痛で起きられず、shokoに1時間以上マッサージをしてもらって、ようよう起き上がることができて、ふらふらしながら出席。

帰ったらまたダウン。ほんとは夕方からオヤジの会という父親達の懇親会があったのだが、そっちは不参加。

昨日ホメオパシーの効果を熱く語ったばかりというのに、レメディ効かないよ。

2006年5月15日(月)

朝食の支度

朝、とうちゃんとかあちゃんが起きたら、朝食の支度ができていた。びっくり。

いおぴー、すました顔で「イオが作っといた」。イチゴを洗い、傷んだ部分をナイフで切り落とし、皆の皿に取り分け、パンをスライスして焼くばかりにしておいてある。いおぴー、すごい。

しかし、いおぴーはイチゴの傷んだところが嫌いなので、かなり大胆に切り捨てていて、ちょっともったいないぞ。

2006年5月16日(火)

宿題

いおぴー、朝からせっせと毛糸作り。これが宿題だそうで、昨日からずっとやっている。白い羊毛に蜜蝋クレヨンで色をつけ、縒って毛糸にする。

この宿題すごくおもしろい。宿題っておもしろくていいの?

2006年5月17日(水)

ギョウチュウ

朝、いおぴーを送っていったら先生にお手紙を渡された。何かと思ったら、先日のギョウ虫検査の結果、いおぴー陽性だったというお知らせ。あれまあ。

お尻の穴が赤くなって痒がってたの、アトピーのせいじゃなくてギョウ虫だったのかー。

2006年5月18日(木)

ごはんがない

朝、shokoがいおぴーのお弁当を作ろうとしたら、お櫃がからっぽ。そうだよ、昨夜とうちゃんが全部食べちゃったよ。shokoは「信じられない!」と怒るが、だって普通におかわりして、あとふた口分くらいしか残らなかったら全部食べるでしょ。おかず麻婆豆腐だったし。お弁当分残して欲しかったら、取り分けておくか、メモでも残してくれよ!

とうちゃんとかあちゃんが険悪なムードになったので、いおぴーが「おとうは全部食べなかったけど、そのあとで誰かが食べちゃったんじゃない?きっと」と、仲裁に入ってくれた。ありがとう、いおぴー。ちょっと無理あるけど。

2006年5月19日(金)

おいしゃさん

ぎょう虫検査の結果が陽性だった件で、一度学校指定の先生に診察してもらうことになった。いおぴーは朝から「おいしゃさん行きたくない」と言って憂鬱そう。もともと病院に行き慣れていない上に、学校での健診のときに先生が怖そうだったという理由。

学校指定医は神之木クリニックの山本先生。帰ってから、どうだった?と様子を訊くと、shokoもいおぴーも「いい先生だった」と口を揃えた。いおぴーに「こわいんじゃないの?」と言うと、「ぜんぜんこわくない。健診のときは子供がたくさんいたから先生もきっと緊張してたんだよ」だそうだ。

ぎょう虫に関しては、別にいても問題ないし、シュタイナー学校の生徒は藤野も含めて、わりとぎょう虫いる子が多いとのこと。なぜかは知らないが。それから、ホメオパスの永松先生に定期的に診てもらっていると話したら、それならとりたてて何もしなくても大丈夫ということになった。おまけに波動を調べてもらったり、過去生について教えてもらったり、波動水を作ってもらったりと、他の小児科ではありえない展開。しかも保険診療で。

こんな我が家にとって素晴らしいお医者さんが学校指定医なんて、ラッキー。

2006年5月20日(土)

がんばれ青い空

shokoがフラワーレメディーのセミナーで朝から東京へ出かけたので、とうちゃんといおぴーは留守番。午前中はご近所のMちゃんと遊んで過ごし、午後は車で買い物に出かけた。

帰り路、渋滞にはまっていると、雲ひとつなかった青空に、後方からみるみる真っ黒な雲が迫ってきた。とうちゃんがあの黒い雲に雷様がいると言ったばっかりに、いおぴーは青ざめて、「青い空、黒い雲に負けるな。がんばれ」と必死に青空を応援(?)している。が、いおぴーの応援むなしく、あっという間に空は黒い雲に覆われ、大粒の雨が降り出した。いおぴー、「青い空がまけちゃった、うわーん」と幼児のように号泣。とうちゃん切なくなった。

なんとか慰めようと、すごい勢いで流れる雲をさして「大丈夫、ほら青い空が雲を追っ払ってるところだから」と言うと、また一生懸命がんばれと応援を始めるいおぴー。そして、しだいに雨脚が弱まると、「いおが応援したから青い空が勝ったよ」と嬉しそう。とうちゃんも嬉しかった。

2006年5月21日(日)

アナログプレイヤー

すごく久々にプレイヤーを接続してレコードをかけてみたら、プレイヤーが壊れていることが判明。もう20年以上前の代物なので無理はない。そうなると、余計にレコードが聴きたくなって、オーディオユニオン淵野辺店へ行く。

手頃なところでトーレンスのプレイヤーTD190/TP23を購入。早速持ち帰って、レコードをかけてみる。いおぴーはCDしか知らないので、この大きな黒い円盤が何なのか不思議そう。shokoが小学3年ではじめて買ったというLP「サウンドオブミュージック」があったのでかけてやると、いおぴーはCDとは違った選曲や順番が新鮮で、また大きなライナーノートも興味深いらしく、大いにレコードが気に入った様子。レコード盤をひっくり返すところや回っているのが見えるのも面白いようだ。

とうちゃんのレコードは実家を改築する際あらかた処分されてしまい、大学時代(途中からCD時代に突入)に買った数枚しか残っていないのだが、shokoは物持ちよく子供のころからのレコードが残っているので、当分shokoのコレクションを聴いてすごそう。

2006年5月22日(月)

宿題はウソ?

宿題は大変だなー」なんて言いながら嬉々として毛糸作りや漢字の練習などしているいおぴーだが、shokoがお迎え帰りに他の母親に「もう宿題なんてあるんだね」と言ったら、「宿題?出てないよ」と言われてびっくり。

幼稚園時代から宿題ごっこが大好きで、自分で考えた宿題をやっていたいおぴー、学校へあがって晴れて本物の宿題を堪能しているのだと思ったら、相変わらずの宿題ごっこだったようだ。いおぴーとしては嘘をついているつもりは毛頭ないのだろうが、とうちゃんもかあちゃんも本当にだまされていたよ。

2006年5月24日(水)

だびんちこーど

朝、バスに乗っている時、後ろに座っていた男子高校生ふたりの会話。

「ダ・ヴィンチ・コード観てきた」
「え、どうだった?」
「理解不能」
「頭悪いからじゃね?俺ならきっと解かるよ?」
「ぜってーわかんねーよ、むずかしすぎ。あれ、わかる人ほとんどいないよ。年齢層すごい高かった」
「あれって、ダビンチの絵に秘密があるんでしょ」
「ダビンチあんまり出てこなかったよ」
「モナリザの絵に秘密が隠されてるんじゃねーの?」
「モナリザなんてほとんど出てこね。最後の晩餐てあるじゃん」
「ああ」
「あれさー、真ん中にザビ...イエスがいるじゃん」
「おまえ今ザビエルって言いそうになったろ」
「なった。そんで、イエスの隣にいるのが実は女なんだよ、全員男のはずなのに」
「それが秘密なの?」
「それを知られると困る組織があるんだよ」
「あれだろ、ブラックナイト系?」
「ぜんっぜんちがう」
「バチスタ...バチカン?」
「あー、それ出てきた。バチカンて何だっけ?」
「キリスト教のある一派だよ。学校でやったじゃん」
「いろいろ出てくるんだよ、そういう組織が」

あまりに面白いので途中で降りるに降りられず、停留所をひとつ乗り越して終点まで来てしまったが、ここまで。もっと聞きたかったー。

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2006年5月25日(木)

たけうま

去年買った竹馬、あまり練習する機会がなかったのだが、引っ越してからは目の前の公園でちょろっとできるので、時々練習しているらしく、「いお、ひとりで27歩もあるけた」ととうちゃんに報告してくれる。

「へー、すごいね」と気のない返事のとうちゃんに、目の前で見せねば気がすまなくなったらしく、「本当かどうか今やって見せてあげる」と言って、朝学校へ行く前に竹馬を持って前の公園へ。

いざ乗ろうとすると緊張するのか、「もしかしたら1歩もできないかも」なんて言っている。そして1回目の挑戦では本当に一歩も進まないうちによろけて降りてしまった。とうちゃん内心、(まぐれで5,6歩できただけなのに大げさに言っちゃったんだな)と思いつつ、「学校行かないといけないからあと一回だけにしようね」といおぴーに告げる。うなずいたいおぴーは、2度目の挑戦で、今度はうまいことすたすたと歩き出した。とうちゃん驚きながら数を数える。44歩。すごい。「ね、できたでしょ」と誇らしげないおぴー。

2006年5月26日(金)

おばあちゃん来る

今週から来週にかけておばあちゃんが遊びに来ることになっており、いおぴーも楽しみにしていたのだが、昨日電話をしたら例によって弟夫婦と喧嘩したらしく、日曜に日帰りすることになったと言うので呆れる。そこでもっとゆっくりできるように弟に電話しようかとshokoと話していたら、横で聞いていたいおぴーが「早く、今すぐ電話して」とせっつくので、朝の7時半だが電話した。すると、前の晩のうちに弟も多少譲歩したようで、今日の夜来て、日曜の夜帰ることにしたという。こちらとしてはせめて一週間くらいいてもらうつもりだったのだが、これ以上こじれるのも避けたいので妥協して納得。

今日の夜来ると聞いたいおぴーは「おばあちゃんが来るまで起きて待ってる」と言っていたが、結局おばあちゃんが新横浜に着くのが9時45分になり、家に着いたのが10時半近く。いおぴーはおばあちゃん用に敷いた布団で眠っていた。

2006年5月27日(土)

子供会

午前中、いおぴー子供会に参加。一年生歓迎会だそうで、主賓である。しかしほとんどの子供は当然ながら公立に通っている子供たちで、シュタイナー学園1年生の3人は借りてきた猫状態で窓際にかたまってしゃがんでいた。外から除いただけなので詳細はわからないが、後で話を聞いたら、面白くなかったと言っていた。自己紹介とか伝言ゲームとかしたらしい。おみやげに袋詰めのお菓子をもらってきて、「でも、これをもらえたのは良かった」と喜んでいた。中身はかっぱえびせんとチュッパチャプスとビッグかつ

午後は、とうちゃんとかあちゃんが第二外国語について考える懇親会に出席。いおぴーはおばあちゃんと留守番。折り紙でお化粧道具をつくっていた。

2006年5月28日(日)

小林司祭の講座

学校主催の「畏敬の念の育て方」というテーマの講座に参加。おばあちゃんも参加するので、いおぴーは学校で託児。日曜なのに特別に学校で先生や友達と遊べるので大喜び。

講座はとてもためになるお話だった。とうちゃんは学園のニューズレター用にレポートを依頼されたので真剣にメモを取る。これはまとめたらお勉強のページに公開する予定。

新横浜まで車でおばあちゃんを送っていった。恒例、新幹線と併走するいおぴー。

2006年5月29日(月)

歯がはえてきた

いおぴーがしきりに口の中を触っているので歯でも痛いのかと思ったら、どうやら右下の奥歯の奥に歯がはえ始めたようだ。最初にはえる永久歯で、6歳臼歯というらしい。とうちゃん初めて知った。今の今まで前歯が抜けるのが先だと思ってたよ。

ネットで調べたら、6歳臼歯は「歯の王様」と言われているらしい。いおぴーに教えてやったら、「そうだよ。だって冠みたいにギザギザってなってるもん」と嬉しそうに、また触っていた。

2006年5月30日(火)

保護者面談

今日は学校の保護者面談なのでとうちゃん会社を休んだ。休んだついでに、午前中の連絡会と親ミーティングにも出席。shokoから聞いてはいたが、長くてしんどい。でも学校、いや共同体にとって必要なことだ。

面談の間は他の子供たちと一緒に公園で遊んでいてもらうことになっていたのだが、どういうわけか今日に限って「遊びたくない」「ひとりでおうちにいたい」と言って泣き出すいおぴー。大好きなMちゃんが他の子と仲良く遊んでいるので悲しくなったのか、それとも先生にチクられるとまずいことでもあるのか、ほとほと困ってしまった。時間になったのでshokoだけ先に行き、どうにか説得して、とうちゃんも10分遅れで学校へ向かった。

面談は、「いおさんは大丈夫です」と先生のほうからは何もなく、いくつか質問(宿題のこととか)したが、ほとんどいおぴーのことには時間を割かず。それよりも先生が大変で、それをどうにかしなければという話。できたばかりの学校、始まったばかりのクラスとはいえ、想像以上に前途多難な感じ。

予定より10分ほど早く終え、公園へ戻ると、いおぴーは皆と仲良く木登りをしていた。

2006年5月31日(水)

うらぎりものー

いおぴーが紙と割り箸で作った旗を見せてくれた。クレヨンで「まけるな がんばれ 中日ドラゴンズ」と書かれている。なぜに中日?いおぴーはとうちゃんと同じスワローズファンのはずなのに「いお、中日を応援してるんだ」とうちゃんショック。

いおぴーに話を聞くと、学校で2,3年生の男子が野球(ごっこ?)をしていて、横浜と中日に分かれて試合をしているらしい。それでいおぴーが好きなお姉ちゃんが中日を応援しているので、いおぴーも一緒に中日を応援することにしたのだという。

実はとうちゃんも小学5年生までは中日ファンだったのだが、浜松キャンプで星野仙一にサインを頼んだら「うるさい、あっちいけ」と追っ払われて以来、中日嫌いになったのだった。今は別に中日キライではないが、星野仙一は今でもキライ。



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