2006年8月26日
おぎょうぎ
朝早くお迎えの車が来て、とうちゃんが寝ている間にいおぴーとshokoは立科へ出かけていった。
夕方からシュタイナー学園の活動グループのミーティングで、父親3人が集まって話をした。2時間ほど仕事の話をした後、場所を変えて飲みながら(とうちゃんはウーロン茶)世間話。
シュタイナー教育の話題の中で、海外でもシュタイナー学校の生徒は行儀が悪いという評判があるところもあるという話が出て、確かにそういう話は聞いたことがあるけれども、うーん、どうなんだろう、それって価値観の相違じゃないかという気がする。
そもそも大人が子供に対して「お行儀」と言う時、「大人は子供より偉いのだから子供は大人にとって都合の悪いことや癇に障ることをしてはいけない」と言ってるだけではあるまいか。闇の中で生きることに慣れてしまった大人が、天真爛漫、自由奔放に行動する子供の眩しさに耐えられないだけではないのか。実際のところ、ただ「お行儀よく」する/させることにどれだけの価値があるのだろう。子供にとって、そして大人にとって。
もちろん悪意のある行動や、他人に対して敬意を欠いた態度はたしなめられて然るべきである。しかし少なくともシュタイナー学園の子供たちのお行儀の悪さはそういった類のものではないし、そういった行動や態度って、むしろ大人の専売特許ではないか。どの口で行儀が悪いと言えるのか。などとつらつら思った。
まあ、とうちゃんもついこないだ、いおぴーにおぎょうぎよく…っていったばかりだけど。
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