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2006年9月20日
漫画
いおぴーが漫画を読んでいた。先日とうちゃんが古本屋で買ってきた「バビル2世」。夜読んで出しっぱなしになっていたのだ。とうちゃんがちらっと見たら読むのをやめた。
一年生ともなれば、当然ながら漫画にはすごく興味があるのだろう。考えてみれば、とうちゃんが子供の頃は漫画浸けだった。「幼稚園」「小学一年生」(手塚治虫の「冒険ルビ」が大好きだった)といった雑誌を定期購読していたし、5つ上の従兄の「少年サンデー」なんかも読んでいた記憶がある。5年生の頃にはすでに単行本で200冊くらい持っていた。よく親が買い与えたものだと思う。今振り返っても漫画のない人生など想像できない。
いおぴーはシュタイナー学校へ行ってるから、周りの子も漫画は読まないので、多少の興味は持つにしてもそれほど執着しない。このまま漫画と縁のない人生を歩むと、とうちゃんとはまったく違う育ち方をするわけだから、今後どんな人間に成長するのか、他人事のようだが非常に興味深い。
子供から楽しみを奪うなんて親の傲慢ではないかという考え方も浮かびはするが、実際、漫画やTVがなくても毎日それ以上に楽しそうに過ごしているいおぴーを見れば、漫画やTVの楽しみなどたかが知れていて、単に刺激が強いから中毒になるだけなのだということに気づかされる。酒やタバコと同じだ。
2006年9月20日
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