平成11年11月11日生まれ(10歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2006年12月アーカイブ

2006年12月 6日(水)

へそまげる

朝、おばあちゃんに誕生日プレゼントのお礼の手紙を出していないことを指摘したら、いおは「今書く」と言って、小さな紙にクレヨンで「おばあちゃん ありがとう」と、ささっと書いて「できた」と言っている。やっつけ仕事に思えたので「そんなんじゃ、おばあちゃんもらってもうれしくないよ」とたしなめるように言うと、いおはショックだったようで突っ伏して動かなくなった。学校へ行く時間がせまっているので急かすと、起き上がり、無言のまま支度はして、家を出た。学校へは行きたいらしい。

学校へ向かう道も、口をへの字に結んだまま黙って歩く。謝っても聞く耳持たず。後ろからお友達が来ても、知らん顔でまっすぐ前を見て歩き続ける。道で会って挨拶をされても、無視。声をかけた大人たちも苦笑。とうとう学校へ着くまで一言も口をきかなかった。ある意味、感心した。ずいぶん自我が育ってきたって感じ。

2006年12月 7日(木)

あいねくらいねなはとむじーく

いおがこの頃よく口ずさんでいる。今朝も学校へ行く途中に口ずさんでいた。「いおがこの曲聴いたのどこだと思う?」と訊かれ、「うちでCDかけてるからでしょ」と答えると、いおは、「ちがうよ。藤野のコンサートで」。そういえば藤野シュタイナー学園の文化祭へ行った時、生徒たちがミニコンサートで演奏していたっけと思い出した。そして、それだけでよくこんなに曲を憶えているなとちょっと驚いた。

いおに「このCDうちにあるの?聴きたい」と言われ、帰ってから探してみたが、無かった。なんでうちでかけてるって思ったんだろ。

2006年12月 8日(金)

さんたさんへ

テーブルに、二つ折りにして表に「さんたくろーすさんへ」と書かれた紙。いおが書き損じたものを放置したようだ。こっそり開いてみると「いちりんしゃか、あかちゃんがほしいです。いおより」と書かれていた。

一輪車は先日カルフールのスポーツ用品売り場に試乗車(?)があって、ちょっと乗ってみたら案外乗れそうだったので欲しくなったようだ。その時にねだって却下されたものだから、サンタさんにお願いすることにしたらしい。

あかちゃんは、この頃あまり言わなくなったのだが、まだあきらめてなかったとは。

2006年12月13日(水)

ものがたり

いおが本を作った。

全8ページ。すべてのページがクレヨンできれいに塗られている。表紙と裏表紙には絵が描かれているが、あとの6ページは文字だけ。いおの作った物語が書かれている。

とてもよくできているので手元に残しておきたいところだが、Aちゃんへのプレゼントだというので、コピーをとって文章を控えておくことにする。

2006年12月16日(土)

月例祭

今日で2学期が終わる。授業はなく、2学期の勉強の成果を発表する月例祭。歌、笛、英語、オイリュトミーなどを披露してくれる。どれも落ち着いてしっかりできていたので、着実に成長しているのだなあと感心していたら、後で先生が「今日は奇跡的な上出来だった」とおっしゃっていた。いつもはもっとひどいらしい。本番に強いだけか。まあそれも成長のうちだろう。

夕方からご近所さん6家族がうちに集まり、大人だけの忘年会。子供たちはMちゃんの家に泊まりにいく。午前4時まで続いた。

2006年12月17日(日)

もちつき

自治会のもちつき大会。うちのすぐ前の公園でやるので、準備の薪割りの音で目が覚めた。気がつくと子供たちはもう外で遊んでいる。

なかなか本格的な餅つきだった。あんこ、きなこ、納豆、大根おろしの4種類のお餅と、豚汁。美味しかったー。いおはお餅を6個か7個食べておなかがぱんぱんに膨れていた。

午後はキンダールラのオイリュトミー公演を観にいく。「きつねの窓」という不思議なおはなし。いおはすごく楽しんだようだ。家に帰ってからも興奮冷めやらず、自分たちがやってるオイリュトミーとの違いを熱く語っていた。

2006年12月25日(月)

サンタのプレゼント

朝、いおは一番に起きると部屋を出て行く。しばらくして「なにこれ、わかんないよー」という声が聞こえてくる。

眠い目をこすりながら布団から出て行くと、いおがカードのようなものを手にして困った顔をしている。どうしたのかと訊くと、「サンタさんからの手紙みたいなんだけど、意味がわかんないの」と言ってカードを差し出す。

表には「衣穂さんへ」とあり、裏には何やら詩のようなものが書かれている。

はなのさく にわ
のうさぎのいえに
もみのきの くつ
りすさんはゆうべ
くまの えをかく
おしいれ こびと

カードは二つ折りにして閉じてあり、開くと中にも文章が書かれている。「何か書いてあるよ。読んだ?」と言って見せると、いおは気づいていなかったようで、手にとって一生懸命読み始める。

メリークリスマス!

ioさんは1年生になって、よこはまへひっこしたのですね。ちゃんとみていますよ。
ioさんのやくにたつものをプレゼントします。
おとうさんとおかあさんのプレゼントは、ioさんがつくってあげてください。

プレゼントのばしょは、うらにかいてあるよ。
いちばんうえといちばんしたをよんでごらん。

いおはカードを裏返すと、じっと読み始めた。そしてしばらくすると「お・く・り・も・の・は・・・と・く・べ・つ・に・わ!」言うが早いか、ベランダへ飛び出した。そして、「あった!」と声を上げる。見ると、ベランダの手すりの下から庭のほうへ袋がぶら下がっている。

袋を引っ張り上げるのを手伝い、一緒に開いてみる。きれいに編まれた紐でとじられた布の袋を開くと、中には10色の毛糸と編み棒の入った籠。いおは大喜び。

「欲しい物だった?」と訊くと、「これがほしいって思いつかなかったからサンタさんにお願いしてなかったけど、一輪車よりこっちのほうが欲しかった!」と答える。「さすがはサンタさんだね」と言うと、「おとうとおかあのプレゼントはいおが作ってってサンタさんの手紙に書いてあったから、おとうにはマフラー編んであげるね」と、いお。うれしいなー。

2006年12月27日(水)

がんの本

義父が、がんで入院した。実家へ手伝いに行っているshokoに、本を買っておくように頼まれたので、Amazonに注文する。



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