平成11年11月11日生まれ(11歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2007年2月アーカイブ

2007年2月 2日(金)

浜松へ

弟の嫁さんのお父さんが亡くなったとの報せに、急遽浜松へ向かうことになった。ひとりで行こうかとも思ったけれど、弟一家がおばあちゃんの面倒を見られないこともあり、いおもおばあちゃんに会いたがっているので家族で行くことにした。

いおの学校が終わり次第、車で出発。告別式は明朝なので、今日はホテルに一泊してのんびり。ちょっとした小旅行。

6時過ぎにホテルにチェックインし、夕食に出かける。いおがうなぎが食べたいというので、ホテルから歩いて10分ほどのところにある「新角」という店で鰻を食べる。出てくるまで45分も待たされたが、大変おいしかったので満足。

2007年2月 3日(土)

告別式と砂丘

中田島砂丘の夕日

いおにとっては一面識もない人の告別式なわけだが、いとこのおじいちゃんと言われれば「それって、いおにとっては落合のおじいちゃまていうことでしょ」と、案外的確に理解している。斎場で待つ間には久しぶりに会ういとことも楽しく遊ぶことができ、連れてきてよかった。

式から帰り、親戚の家で一服させてもらった後、いおがおばあちゃんとどこかに出かけたいというので、中田島砂丘へ行ってみることにした。いおにとっては初めての砂丘。「こんとあき」に自分をだぶらせる。いおもあと何年したらひとりで電車に乗っておばあちゃんを訪ねることができるだろうか。

太平洋に沈む夕陽がきれいだった。

2007年2月 4日(日)

動物園と御殿場PO

結局もう一泊して今日もおばあちゃんと遊ぶことにした。朝、浜松城公園を散歩してから朝食。いおの大好きなバイキング形式。でも昨日食べ過ぎたので今日はちょっと控えめに。

外はびょうびょうと強い風が吹いていて、shokoはこれだから浜松には住みたくないと言う。が、いおはお構いなく、今日は動物園に行きたいという。車でおばあちゃんを迎えに行き、なんとなく浜名湖方面へ向かう。shokoはホテルでもらってきた観光案内を見ながら、屋内施設であるオルゴールミュージアムを推す。いおはおばあちゃんと一緒ならどこでもいいらしく、別段反対もしないので、オルゴールミュージアムへ行くことにする。しかしいざ行ってみると、そこへは直接車で行くことができず、ロープウェイに乗らなければ行けないらしい。こんな強風の日にロープウェイには乗りたくないので、オルゴールミュージアムはやめて、結局、動物園に行くことになった。

2時間ばかり動物園で過ごし、和食レストランで昼食。いおはお子様セットを却下され、ちょっと不機嫌になるが、すぐに機嫌をとりもどす。こんなところにも小学生らしい成長が見られるような気がする。

明るいうちに横浜に帰りたいので、2時過ぎにはおばあちゃんを送って、帰路に着く。6時前には着けるだろうと思っていたところが、秦野あたりから事故渋滞で横浜まで150分の表示。どうせ遅くなるのならと、御殿場で高速を降り、御殿場プレミアムアウトレットに寄ることにした。いおの服などを買い、7時過ぎに出る。まだ渋滞は解消していないようなので、ファミレスで夕食をとり、下道で帰ることにする。いおは車の中でパジャマに着替えて、寝る。家に着いたのは10時近かった。

2007年2月 7日(水)

ミニロト

浜松からの帰り路、サービスエリアで休憩した時、いおが宝くじ売り場を見つけ、買いたいといいだした。以前shokoの友人がロト6だかミニロトだかを買う時、いおに数字を選ばせたことがあって、それを憶えていたらしい。

で、おやつを買う代わりに、ミニロトを一枚買うことにした。いおが選んだ数字は「1・2・7・11・17」。選んだ理由は「1は1年生だから、2はもうすぐ2年生になるから、7は今7歳だから、11は誕生日の数字だから、17は・・・早く17歳になりたいから」だそうだ。

密かに、当たったらどうしようなんて勝手にあれこれ考えていたが、抽選の結果は見事にハズレ。5個の数字がひとつも当たっていなかった。いおは案外あっさりしていて「なーんだ、残念。こんどは当てちゃうよ~」なんて言っている。

2007年2月 8日(木)

宿題

今日から学校で宿題が出ることになった。しばらく前から予告されていて、いおはずっと楽しみにしていた。

宿題帳と緑色の色鉛筆。宿題帳は中身はコクヨのノートだが、表側にはいおが自分で描いた水彩が貼られ、透明のカバーがかけられている。どんな宿題が出るのかと興味深かったが、記念すべき初めての宿題は、自分の名前をひらがなで、横に書かれた先生のお手本を見ながらていねいに一回だけ書くというもの。

自分の名前だから当然、全員違ったことをするわけだ。先生はひとりひとりのノートに専用のお手本を用意する。見ながら書けるように書く欄の左側にお手本が書かれているが、左利きの子の場合は右側にお手本が書かれているそうだ。気配りが行き届いている。

正直、この宿題帳をみるまで、シュタイナー教育と宿題というのが今ひとつピンときていなかったのだが、ちゃんと先生と生徒が繋がることができる素敵な宿題のあり方に、じんわりときた。

2007年2月10日(土)

回転寿司

急にすしが食べたくなって、近所の回転ずしに出かけた。ぐるめ亭。なかなか人気のある店で、1時間近く待つことになった。

回転ずしは、いおが3歳のころ荻窪の魚耕に行ったのが最後だから、4年ぶりか。いおが生まれる前は桃太郎すしとかよく行ったけど。

回転ずしにあまり行かないのは、いおが食べられるものがほとんど無いからだが、今日も最初に納豆巻きを頼んだ後は、「なんにも食べるものが無い!」と、ぶーたれていた。それでも時々、廻ってくるそばとか玉子焼きとかをとりながら、最後に定期的に目の前を通り過ぎるいちごのデザートを食べる一縷の希望を胸に抱いてなんとか我を保っているいおだった。

明朗会計の回転ずしでは食べながら大体幾ら位か分かっているのが精神衛生上ありがたいのだが、最近は税込み表示の影響か一皿の値段が230円、360円とか中途半端で暗算しにくいのが難点。特に財布に現金があまり入っていなかったりするとどきどきものなのだが、少食な我が家は3人で16皿、約4500円と、非常に経済的であった。味も、また来たいと思わせるに十分な美味しさだったので、満足。

2007年2月11日(日)

ひな壇

いおがひな壇を作ってほしいと言うので、プリンタ台を作るつもりで買ってあったワンバイフォーの木材を使って、ひな壇の自作に取り掛かった。何段がいいかと訊いたら「7段」と言う。7段はきびしいので、交渉して4段にまけてもらった。

のこぎりで板を切断するところまで終わったが、最初のうち、はりきっていたいおは、すぐに飽きてMちゃんの家に遊びに行ってしまったので、作業中断。ひなまつりまでに完成するんだろうか。

あとで、おひな様はなにで作る?と訊ねたら、いおは「羊毛はどうかしら」と言う。なるほど、それは素敵かもしれない。が、ますます完成が遠のくような気がする。

2007年2月14日(水)

スクラッチ

たまたま宝くじ売り場の前を通りがかった(普段開いている時間にはめったに通らない)ので、いおへのおみやげにスクラッチくじを1枚購入。

いおにやり方を説明すると、興味深げにトライ。削ると矢印が現れて、その矢印の方向を削っていくというもの。「なんじゃこりゃー」とか言いながら、次々に現れる矢印をたどって削っていくいお。8マスほど削ると、「アタリ五百円」の文字が現れた。おー!当たった!いおは漢字が読めないから、「あたると何なの?」と訊いてくる。「500円もらえるんだよ」と答えると、「なんだ、お金かー」と拍子抜けの様子。温泉のビンゴみたいにおもちゃでも貰えると思ったんだろうか。

ともあれ、300円もうかった。この場合、くじ運が強いのは誰?

2007年2月15日(木)

宿題

いおが朝から「あー、今日は木曜日だ。楽しみだなー」と言っている。どうしてと訊ねると、「宿題の日」と答える。そんなに楽しみなんだ、いいなあ。

今日の宿題は、先週書いた名前の横に、「一ねんせい」と書く。これも横にある先生のお手本を見ながら。今週は全員同じだろうから、先生も多少は楽だっただろう。

2007年2月16日(金)

ものがたり

いおが前作「いけのなかのさかな」に続き、また物語を書いている。

宿題用の緑色の色鉛筆を使ってきれいなひらがなを綴っている。

まだ未完成のようだが、こっそり借りてきて書き写してみる。句読点は原文のまま。

まじょのまりうんと、はなのせい。

(さく. いけだいお)

むかし、むかし。たい、の、おはなしです。

あるむらに。ふたりのひとがすんでいました。

そのひとは、はなのせいでした。

ほかにもはなのせいはたくさんいました。

はなのせいはじつはおはななのでした。

まじょに、かえられてしまったのでした。

そのまじょは、いいこともできるし、わるいこともできました。

はなのせいはみんなで13にんいました。

そのなかで、いちばんつよいといばってていじわるで、 しかも13ばんめなのでした。

ですからみんなからきらわれていました。

じつは13ばんめのせいはまじょのけらいだったのでした。

だからほんとは12にんなのです。

13ばんめの、せいのなまえはなはりんと、ゆうなまえでした。

なはりんは、まじょのまりうんのこどもともいいました。

なはりんはいたずらがだいすきでした。

それに、じをかくのもすきでした。

ここまでで3ページ。あー、早く続きが読みたい!

2007年2月17日(土)

図書館

いおと自転車で図書館に行った。歩くと20分以上かかる距離なので、いつもはバスで行く。いおは引っ越してから、こんなに遠くまで自転車で出かけたことがなかったので、嬉しそうだ。上り下りが多くて大変そうだったが。

図書館で、いおは「大きい1年生と小さな2年生」と「もうすぐぬけそうぐらぐらのは」を借りた。どちらも、今のいおにぴったりの本。

2007年2月18日(日)

いるかショー

お昼どうする?とか話してたら、この間からプライムリブを食べたいと思っていたのを急に思い出し、どうしても食べたくなって、横須賀のステーショングリルへ行くことにした。が昼食には間に合わないので夜食べることにして、昼はうどんで済ませる。外は雨模様だったが、横須賀に向かって走っている最中に晴れてきたので、途中で目的地を変更して、八景島シーパラダイスへ寄ることにした。いおは車の中で寝ていたので、どこに着いたのか分からなかった。

着いたのは2時半過ぎだったが、3時からペア割引料金が適用になるというので30分ほど売店などぶらぶら見て時間をつぶす。3時にチケットを買って入館する。3時半から海の生き物ショーがあるので、急ぎ足で館内を観て回り、早めにショーの席を取る。屋外なので寒いかと思ったらシートにヒーターが入っていてそんなに寒くはなかった。いおは初めて見るいるかやくじらやあしかの芸に大喜び。ショーの後、あらためてもう一周水族館を観て回った。

遅くなったのでプライムリブはあきらめて、横浜ベイサイドマリーナで晩御飯。いおはバイキングでデザートをおかわり。

2007年2月19日(月)

ほしいもの帳

何でも欲しがるいおに、スケッチブックを一冊与えて、「~がほしいの」と言われるたびに、「そう、ほしいね。じゃあ、ほしいもの帳に描いときな」と言って、欲しいものの絵を描かせている。そうすれば神様が見ていて、ちょうどいい時に欲しいものがいおのところへ来るようにしてくれるよ、と。

で、どんなものを描いているのか、覗いてみた。

  1. 一輪車
  2. UNO(ナイトメアー・ビフォア・クリスマスVersion)
  3. くるくる巻けるキーボード
  4. 光る象と塗り絵(ファミレスの売店にあったらしい)
  5. おひなさま(まわりになぜかガムとかキャンディが描いてある)
  6. 歯車に鉛筆さしてクルクルすると幾何学模様が描ける定規みたいやつ

ふーん。欲しい順ではなく、欲しくなった順なのだが、一輪車は何度も描き足されているので、よほど欲しいらしい。

2007年2月20日(火)

面談

学校で先生と面談。いおは全然問題ないとのこと。問題なさ過ぎて、他の手のかかる子に気をとられ、いおのことは目に入らないそうだ。それはそれで、かわいそうないお。学校での様子を聞いたら、いつも元気だし、皆と仲良くやってるし、遊びも非常にクリエイティブだそうだ。ただ、ちょっと恥ずかしがりのところがあるという。まあ、だいたい親が把握しているとおり、学校でも普通にやってるようだ。

前から先生に聞こうと思っていたお金の教育について質問してみた。学校では2,3年でお金の計算、5,6年で実際に商店街などで買い物の実習をするらしい。お金の役目についてはすでに子供たちには話したことがあるので、家でも随時お金について話すのはいいことだという。ただし、お金を持たせて買い物させるのはまだ早いとのこと。

2007年2月22日(木)

宿題

今日の宿題は「あいうえおはよう」。

やり終えた宿題帳を見て「すごくうまく書けた!と思ったら先生のお手本の方を見てた。でへへ」と笑ういお。いおの字も上手だよ。

2007年2月23日(金)

宿題忘れ

はりきってやったのに、ノートを学校に持っていくのを忘れたいお。宿題忘れ第一号となった。はずかしい。

2007年2月24日(土)

竹取の湯

しばらく前から我が家唯一の暖房器具であるガスファンヒーターが壊れ、部屋の中が極寒状態となっている。今日は午後から学校でミーティングがあるにもかかわらず、現実逃避で朝一で温泉へ行くことに決定。ミーティングは3時過ぎの予定なので、4時間ぐらいはいられる計算。

温座敷に寝そべって漫画を読める竹取の湯へ。いおは前回、shokoが倒れた時のことがトラウマになっているらしく、「ケケはいやだ」(看板の竹という字がケケにみえる)と言っているが、強引に決定。

今回はいおは男湯へ。前回のことがよほど懲りたのだろう。風呂の後は温座敷で漫画。バガボンドの続きを読む。いおも何か読みたいと言うので、天才バカボンを選んでやった。黙って読んでいる。面白いのだろうか。shokoはひとりのんびり岩盤浴三昧。

10時半ごろ入館して午後2時半までいたが、4時間なんてあっという間だ。バガボンド17巻以降がなかったので、多分もう来ない。

2007年2月25日(日)

聴く力

学校の公開講座に参加。今回は「聴く力の育て方」。

聴力は受胎後数週間で機能し始めるそうだ。人間のからだは必要に応じてつくられるから、このことは、聴くということが体をつくる上で、非常に重要だということを示している。心臓の鼓動や血液の流れる音。母親の体を通して聴く外界の音。

9歳までは音楽はからだをつくるのが主な目的。大人が聴くような音楽は思考力を養う10歳以降。

警察は人の話を聴かない。訊く。自分の聞きたいことを相手に喋らせる。ともすれば教師も同様。果たして親はどうか。

「聴く力の育て方」は「美味しい出汁のとり方」みたいなハウツーはない。ただ言えるのは、子供は模倣の力で育つから、大人が聴く力を示せるかどうか、ということ。



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