2007年9月 8日
お金の話
保護者会。各家庭のお小遣いについての考え方を話し合い、家庭によってやり方も考え方も様々で、いろいろと興味深かった。
我が家では、お小遣いは今はもちろん与えていないし、将来もお小遣いとして定期的にお金を渡すことはしないつもりである。お金は難しい。お金を自由に使っていいのは、正しくお金を理解し、しっかり使える能力が身についてから、といおには話している。車の運転と同じで、自分の能力に絶対の自信が持てなければ、してはいけない。自分のためにもならないし、人に迷惑をかけることだってあるのだ。
現代社会は歪んだ経済システムの上に乗っかって動いている。この社会で生きていく以上、乗っからざるを得ないのは事実だが、子供のうちからこの歪んだシステムに慣れ親しんでしまうのではなく、まずはお金の正しい概念を理解し、お金とはどうあるべきかを考えるベースを築いてほしいと思っている。そのうえで、理想と現実の違いを認識し、自分はお金とどう付き合っていけばいいかを自分自身で考えればいい。
今、学校で勉強をしているのは、その考える力をつけるためなんだと、いおに教えている。
どうしても欲しい物があるときは、ほしいもの帳に書くことになっている。
コメントする