2007年12月 9日
一刀彫
一刀彫でお地蔵様をつくる。お昼にジリアン特製のトムカーを食べて、1時ごろから始める。
最初、先生に「2年生は無理。子供は4年生くらいから」と言われ、いおはやらせてもらえないムードだったが、版画もやったことあるし、マイ小刀でしょっちゅう木を削って遊んでるから、と説明し、やらせてもらえることになった。
4×4×10センチ程度の木片を小刀で彫っていく。あらかじめ先生による補助線が描かれ、時間の節約のために少し彫り進めてあるものを使用。だいたい顔に2時間、体に2時間くらいかかるという。
作仏(仏様を彫ること)は写経と同じだと言う。まさしくそのとおりと思った。写経はやったことないが。ひたすら木を削っていると心が穏やかになっていくのを感じる。休憩もなしに4時間近く彫り続けたが、全く疲れを覚えることもなくあっという間だった。いおも一所懸命、先生に質問しながら独力で彫った。先生もいおの器用な手つきに「とても2年生とは思えない」と感心し、作品も「いい表情してる」とほめてくれた。
いおの作品。
とうちゃんの作品。
彫り終えた後、美味しいピザと野菜スープをご馳走になって、皆で掃除して、帰る。近々また来よう。
いおぴー、すごい!とうちゃんのと負けず劣らず!表情もとてもいいね。
同じ「彫る」でも我が家では最近、消しゴムはんこ。子供らもめいめいに年賀状の準備をしております。彫る作業ってほんとに楽しいみたいね。ひかるも「もっと彫りた~い」って言うんだけど、「もう消しゴムないからだめ。」って、今お休み中。
この一刀彫りは、うちの子たちにもぜひ体験させてあげたいので、今度そういう企画があったら教えてください。
彫るのはホントはまりますね。めちゃめちゃ楽しい。
2月にまた金沢文庫でやるそうですよ。
先生は逗子の人なんだけど、呼べばどこでもきてくれるそうなので、学園保護者で企画したらいいかななんて考えてます。
どちらの作品も素晴らしいです。甲乙つけがたし。
イオちゃんの仏様はびのびと力強くそして品がある。
歯の彫刻も時間で彫るのですが仏様は彫ったことがありません。
次回はご一緒させてください。
いおのは親からみてもいい表情してるなーと思いました。
実は、いおのほうが高度な技を使ってるんですよ。
口元をよーく見てもらうとわかりますが、いおは先生に教わりながら、くちびるまで彫ったんです。
大人は「はじめはそこまでしなくていい」と言われて口を刻んだだけですが、いおだけがんばって挑戦してました。