イオ日記: 行方不明

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2008年1月14日

行方不明

同級生のY君が遊びの誘いに来る。いおは「うちの前の公園で遊んでる」と言って出て行った。昼前に、買い物に出て昼ご飯も外で食べようと思ったので、いおを呼びに表に出るが、その辺に見当たらない。ちょっと離れたところかY君の家にでも行ってるのと思い、まあ昼には戻ってくるだろうと一旦引っ込んだ。しかし昼を過ぎても戻らないので、もう一度外に出る。遊んでいると言った家の前の公園にはいないし、隣の街区やちょっと離れた公園まで探しに行ったが見当たらない。家に戻ってY君の家に電話すると、Y君はもう帰ってお昼ご飯を食べているという。

若干血の気の引くのを感じつつ、もう一度探しに出る。が、やはり見つからない。他の友達の家に行って上がりこんでいることも考えられるが、そうだとしたら昼までには帰されるだろうし、一緒にご飯まで食べるとなれば親から連絡が来るだろうから、その可能性は低い。この辺で事故や事件に遭うことは想像できないのでその心配はしなかったが、他に可能性を思いつかないことに不安が募る。

ぐるぐる歩き回ってもしかたがないので、家に戻り、やはり他の友達の家にも電話をしてみるべきかと考えていたところに、いおが帰ってきた。どこに行っていたのかと問い質すと、「Hの家で遊んでた」と言う。Hくんとは近所の保育園児だ。盲点だった。Y君と遊び終えたところでHくんのお母さんに遊びに来てもよいと言われたので付いていったらしい。Hくんのお母さんはうちの電話番号を知らないし、昼を過ぎてもいおが夢中で遊んでいれば帰れとは強く言えなかったのだろう。

無断で遊びに行き、昼を過ぎても帰らなかったことについて、いおに強く釘をさす。いおは素直に謝ったので、こちらも深呼吸して腹立ちを収め、いおに出かける仕度をさせる。

すでに1時近くになり、お腹がすいたので、歩いて出かけようと思っていたがバスで出かけることにする。バスの中でも買い物の最中も、いおは殊勝な態度だった。

帰りは青葉台から歩いて帰った。

2008年1月14日

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