2009年8月17日
旅行2日目
朝、起きたいおはロフトで寝たことを「全然平気だった」と言っている。そして夜中に何度も落ちそうになっていたと教えても認めようとしない。
マイカー規制で山頂までは行けないので、車で行ける三本滝というところまで行って、後はバスの予定だったが、客待ちのタクシーに声をかけられ、バスを待ってるより少しでも早く行けた方がいいと、タクシーで行くことにした。観光値段でぼられるかと思ったが、タクシーだと山頂まで4200円+環境税300円。バスだと大人1400円×3+子供700円なので、タクシーの方がちょっと安い。小一時間かけて山頂まで登るが、その間運転手さんがいろいろガイドしてくれ(ずっと喋りっぱなし)、見所では随所で停車してくれたりして、バスよりずっと良かった。
標高2700メートルの畳平で下車。昨日まではいおとおとうだけ剣が峰山頂を登るという計画だったが、あんまり別行動の時間が長くてもおばあちゃんに悪いので、手近な冨士見岳に登るだけにした。これだと往復で40分程度。すごい快晴で雲ひとつ無い青空が360度広がっている。こんなにいい天気なのは昨日今日のことで、それまではずっと曇りか雨だったというので、本当にラッキーだった。
お花畑を散策し、土産物屋をみる。いおは山頂の郵便局から先生と友達に木製の郵便を出した。12時のバスで下山。バスは揺れて気分が悪いので、レスキューを飲んでずっと寝ていた。おばあちゃんといおも寝てたようだ。帰りもタクシーにすれば良かったとおばあちゃんも言っていた。バス好きのshokoだけは平気の様子。
車で山を下りながら、まずは昼食。お昼は蕎麦と決めていたので美味しそうなそば屋を探す。一軒目は休業だった。お盆の週末が終わり、今日から平日なので休みにはいるところも多いのだろうか。けっこう下ったところでようやくそば屋を発見。何組か待っている間、水車で粉挽きしているところを見物。結果的にいい店にたどり着いたと皆喜ぶ。そば定食を注文。「そばから先に食べて下さい」と言われる。蕎麦もとびきり美味しかったが、山女魚の笹焼きが付いていて、これも美味しかった。「水車挽き番所そば中之屋」この店はおすすめ。
昼食の後は、いおがパンフレットを見て行きたがった「いがやレクリエーションランド」へ行くことに。アルプススライダーというのにどうしても乗りたいらしい。ここもがらんとしていて、アルプススライダーの客もちらほら。いおはすごく楽しかったようで、その後もずっと感想を詳細に述べて続けていた。shokoも乗ったが、実際のところはかなり微妙な感じらしい。まあ子供にはじゅうぶん面白いのかも。あとは、じゃぶじゃぶ池で遊ぶ。誰もいない。いおはひとりで石投げの練習に熱中している。
チェックイン前に温泉へ行こうということで、昨日行った湯けむり館へまた行こうと思ったが、ここから8キロくらいのところに白骨温泉があるのでそこまで足をのばしてみることにする。山の中のクネクネ道を20分ほど走り、白骨温泉へ。公共野天風呂。なんかものすごく鄙びた感じで、おばあちゃんといおは入りたがらない。せっかく来たんだからとなだめすかし、入った。ごく短い時間しか入っていなかったのだが、荒れていた肌がツルツルというかモチモチになった。個人的にはすごく良かった。いおは昨日の温泉の方がよかったと言ってるけど。
また山道を引き返し、今日泊まるペンション「梵」にチェックイン。ここも落ち着いた感じでよさげ。広い部屋が取れなかったので、洋室と和室を一部屋ずつとなった。いおとおばあちゃんが和室に。
いおがヴァイオリンの練習をしようとして、ポータブルピアノの電池を忘れてきたので宿の人に借りに行った(昨日も宿で借りた)らないと言われたそう。で、売店へ乾電池を買いに行く。いおは疲れているのか、出かけたくなさげだったが、千円で電池買ったお釣りで、お土産買っていいといったら喜んで付いてきた。でも電池が720円と観光地価格だったため、いおの使える分は280円しかなく、何も買えなくてしょんぼりしていたので、かわいそうになって100円足してやった。それだと、欲しそうにしていた370円のオコジョのキーホルダーが買えるのだが、慎重ないおは他の店も見てから決めると言う。
ヴァイオリンの音合わせをしようとしたら、全然音が合わない。暑い車の中にずっと置いていたせいかも。しかたなくヴァイオリンはあきらめて、ソルフェージュだけやった。
夕食は7時から。それまでお風呂に入ったり本を読んだり、めいめい過ごす。夕食は肉・魚が多くボリュームたっぷりで、最後の地鶏の丸焼きは皆もう入らないという感じだった。自家焙煎のコーヒーがとても美味しかった。
今日も早く寝る。
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