平成11年11月11日生まれ(11歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2010年11月アーカイブ

2010年11月 2日(火)

塔の岳

塔の岳に登ってきた。毎年恒例の丹沢表尾根縦走。ヤビツ峠から二の塔、三の塔、烏尾山、行者岳、新大日を経て塔の岳山頂(標高1491メートル)へ、そして帰りは一気に標高差1200メートルを大倉まで下る全長約15キロのコース。

朝6時40分に自宅を出て、電車を乗り継ぎ、小田急線秦野駅に8時10分着。すでにバス停には登山客の長蛇の列。混雑を避けようと、休校日を利用してあえて平日にしたのだが、臨時バスがない分、むしろ週末より混んでいるかも。電車も通勤ラッシュで座れなかったので、平日にした意味はあまりなかった。しかし、天気は快晴で気温も20度と寒くないので、今日にしたのは当たりだった。

30分近く満員のバスに揺られ、登山口のヤビツ峠に到着。トイレを済ませ、さっそく出発。9時ジャストスタート。初めて登った一昨年はスタートで道に迷って散々だったが、3度目ともなるといおも道を覚えて、余裕綽々。昨年は観光案内の標準タイムを切る速さでゴールできたので、今年はさらにタイムを短縮できるかと期待したが、前日までの雨で道がぬかるんでいたり水溜りがあったりと思うように歩けず、また、いおは学校でちょうど植物学を学んでいるので、道端にコケや地衣類を発見するたびにいちいち観察モードに入り(文字通りの道草だ)、かなりゆっくりペースの出足。

昨年より約20分遅れで三の塔へ到着。秋空はどこまでも澄み渡り、富士山から相模湾まで一望できる最高の眺め。こんなに晴れたのは3年目で初めてだ。ここからはペースを上げ(いおもコケに飽きてきた)、烏尾山→行者岳→新大日は昨年を上回る速さで進んだ。いおの成長ぶりに感心。行者岳の鎖場も今年はリュックを背負ったまま自力で降りることができた。

新大日でおにぎりを食べ、少々休憩をとったが、あとは一気に塔の岳山頂まで登る。新大日からは昨年40分のところ、今年は36分で到着。山頂の山小屋で今年も記念のバッヂを購入。去年は300円だったのに、400円に値上がりしていた。

帰りはただひたすら坂や階段を下るだけの単調なこともあり、疲れも溜まってきて、上りに比べ、ただでさえ楽しさ半減なのだが、いおは途中でお腹が痛くなり、さらに不機嫌に。速度も大幅にペースダウン。来年はもう登らないとか言っている。なだめすかしながら休み休みゆっくり歩いていったが、途中トイレに寄ったらすっかり腹痛は治まったらしく、けろりとして歩き始めた。どうやらあまりきれいでないトイレ(しかも有料50円)に入るのが嫌で、我慢しすぎたのが腹痛の原因だったようだ。

5時丁度に大倉バス停着。なんだかんだで下りは昨年より1時間近くかかってしまったが、なんとか日が暮れる前には下山することができひと安心。なにしろ一昨年は途中で真っ暗になってしまい、遭難しそうになったから。

ふたりとも足ガクガクになりながら、夜7時帰宅。とうちゃん明日から筋肉痛間違いなし。

3年分の写真を並べてみた。成長ぶりがあからさまで笑える。

2010年11月23日(火)

ファン感謝デー

スワローズのファン感謝デー。学園における数少ないスワローズファンの同志、Rくんと一緒に出かける。9時会場なので7時半頃家を出る。青葉台駅のホームで、いおとお揃いのスワローズファンクラブのバッグを持った家族を見かけ、こんな所にもスワローズファンが、と喜ぶいお。

9時少し前に神宮球場に着いたが、すでにかなりの人出。今年は昨年までのスタンド観覧中心から一新され、グラウンド内外に様々なブースが出るお祭り形式なので、子供にとってもお楽しみが多い。

各ブースで選手をかたどったマグネットがもらえ、それを4個集めると年間スケジュール付きのボードがもらえるというブースラリー企画がある。お金のかかるブースはスルーし、子供たちは青汁試飲のブースに、とうちゃんはネットのアンケートに答えるブースに並ぶ。各ブースともすごい行列で、順番が来るまで30分近く並んだ。これで計3個マグネットをゲット。あと1個でボードと引き換えることができる。

次に子供たちはグラウンドで選手とキャッチボールができるコーナーに並ぶ。これまたすごい行列なので、その間にとうちゃんは別のブースに並び、マグネットを手に入れに行く。4個集まったのでボードをもらいに行って、キャッチボールの列に戻ったが、まだまだ順番は来ていなかった。やはり選手とのキャッチボールは一番人気のようだ。そのうち、終了時刻になったら並んでいても終了するというお断りのアナウンスが流れる。時間的に順番が回ってくるかどうか微妙な位置だった。ハラハラしながら待ってるとどうにか順番が回ってきた。終了時刻はやや過ぎているので、ここまでで終わりという感じだ。

キャッチボール相手の選手は何人かいるが、やはり人気によって列の長さがちがう。基本的には相手を選んでいいのだが、係員は時間を気にして、できるだけ空いている列に促す。いおたちは言われるままに一番すいているフェルナンデス選手のところへ。ひとり3球なのであっという間に終わる。キャッチボールの後、並んで写真を撮らせてもらった。いおは後で、「握手もしてもらえばよかった。その時は思いつかなかった」と悔やんでいた。フェルナンデスを試合で見る日は来るのだろうか...。

お昼は特別出店のグルメブースがどこも長蛇の列で1時間待ちとか言ってるので早々に諦め、いつもの売店でうどんとカレー。午後はスタンドでイベント観覧。選手が東西チームに分かれ、スタンドを使ってのかくれんぼや、軟式試合など、例年より盛り上がる内容で退屈しなかった。観客も1塁側と3塁側に分かれ、応援するチームが勝つと抽選でプレゼントが当たるというので、応援にも熱が入る。いおたちは選手の顔ぶれを検討した結果、西軍を応援することにした。試合は7-6で西軍の勝利。子供たちは大喜び。プレゼントはバリ6日間ペア旅行で、一人で来たという中学生に当たった。羨ましい。

イベント観覧後、まだやっているブースをのぞく。HISのブースでモバイル会員になるとマグネットがもらえるというので、とうちゃんの携帯に登録。子供ふたり連れていたので、もう店じまいということもあってか、ふたりに1個ずつマグネットをくれた。おまけに4個で引換のボードもくれたので、マグネットもボードも二人で分けることができてよかった。

長い一日だったが、案外お金もかからず、子供たちはたっぷり楽しんだようなので、いい一日だった。渋谷まで歩き、大戸屋によって休憩。近くの席ではおばちゃん二人がスワローズの三万円福袋を開けて中身を吟味していた。

2010年11月28日(日)

一刀彫り教室

潮干狩り以来、半年ぶりにばおばぶへ出かけた。第4日曜日なので一刀彫り教室の日。

午前中にヴァイオリンの練習を済ませてから出かけたので、着いたのは午後1時頃。お腹がすいているのでまずはばおばぶランチを注文。おにぎりが終わってしまったとのことなのでふたりとも天然酵母パンを頼む。飲み物はコーヒーとみかんジュース。

2時頃から木彫りを始める。いおはこの頃は木彫りよりお店の手伝いが楽しみだったのだが、学校で木工の授業が始まったので、久しぶりに木彫りに気合が入っている。

今回はいおの他に子供が一人いて、同じ5年生と聞いて微妙にライバル意識を見せる。その男の子が今日だけで3回指を切ったと聞くと、「3年間でまだ一度も切ったことな~い」と自慢気につぶやく。先生からも「この子は特別に2年生からやっているんだ」と紹介されるとますます鼻がひくひくと自慢気に動く。本人はさりげなさを装っているが。

そうこうしているうちに、いおが指を切った。刀はよく研がれ、刃が鋭いのでうっかり触れただけで皮膚が割れる。人差し指の先から血が流れる。「3年目で初めて...」。神様はどんなことでもちゃんと見ていて、天狗の鼻の微調整にも怠りない。

午後から始めたので、時間が足りず、十分な仕上げまでは出来なかったが、充実した時間を過ごすことができた。続きは家でやろう。



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