イオpさんの受難

2001年12月20日

朝2時に起床。究極の早起きだ。と言っても夜は8時過ぎにイオpさんと寝てしまっているのだから、6時間はたっぷり寝たことになる。大体イオpさんは、それまでに2度か3度、目が覚めておっぱいを飲んだり水を飲んだりするけれど。

洗濯をして、メールチェック。先週から誰にもメールを書いていない。時間の使い方が悪いので、ぜんぜんメールを書く間が無いのだ。書くべき返事は、どんどん溜まっている。あ~~。ずっとつけていない家計簿と書いていない日記を、まとめて整理することにする。とても時間がかがってしまうのが難点だ。イオpさんに何度か呼ばれながら、やっと終えたら、もう6時過ぎていた。ネットに繋ごうとすると、イオpさんがまた呼ぶ。もう6時半なので起こすことにする。まだ眠くて「イオpさん、眠い~」と広いベッドの上で、ゴロゴロ転がっている。「サイモンくんも、ねんねしてる~」と言って、なおもおっぱいを要求するイオpさん。少しおっぱいをしてから機嫌良く起きてもらう事にする。今朝もきちんとおまるを使って、自分で片付けに行く。シャワーを浴びて、浴室を出る時に「滑らないように気をつけてね」と私に注意。自分が先週、浴室を出たところでタイルの床に滑って、転んだからだ。心配性のイオpさん。シャワーを浴びる時も「タオルを持ってね」と言われた。他にも家を出る時には「鍵、持った?」「靴下はいてね。」「着替えは、入ってる?」とまるで小姑だ。でも、私はうっかりかーちゃんなので結構、助かる時もあるんだけど。最近イオpさんは、ますます頼りがいが出てきた。凄く「長女」って感じだ。朝も「あれ?このあたりに髪ゴムなかったっけ?」と言うと、ちゃんと探してくれたし、「~どこだっけ?」と言うとちゃんと答えてくれて、それが結構、当たっていたりするのだ。助かるな~。

あっという間に8時過ぎで、りんごだけ食べて慌てて出かける。イオpさんも、近所のおぱちゃんたちに「サワディー・カー」と手を合わせて挨拶できるようになった。おばちゃんたちは、大喜びだ。学校に着くと、アチャン先生が「朝ご飯をもう食べましたか?」とイオpさんにお粥を買ってきてくれていたので、ありがたく親子でいただく。なんだか毎日、ご飯をご馳走になっているよ。朝のミーティングが始まって、イオpさんも一緒に参加したけれど、新しく買ったクレヨンを皆に見せびらかして煩い。その内ぐずぐず言い出して、皆に迷惑をかけるので、下に連れて行った。昨日買ったクレヨンとブロックの入ったバケツを持って1Fへ行って、ここで遊んでいるように頼む。が、イオpさんは断固拒絶。ものすごくごねて、私にしがみ付いてくる。ラダ先生が助けに来てくれて、大泣きしているイオpさんを外に連れて行ってくれた。

私はミーティングに戻るが、ほとんど参加できずに実習へ移る。が!またイオpさんがすぐに戻ってきた。「おかーさん、おかーさん」と嗚咽している。あまりにイオpさんが可哀想で、また連れてきてしまったらしい。ラダ先生!それじゃ、良くないよ!!悪循環で、もうべったり私から離れないイオpさん。絶望する私。なんとかブロックであそばせながらマッサージを始めるが、すぐに私に「これ、やって」と絡んできてそれどころじゃなくなる。ただでさえ、マッサージ台の人がなかなか来なくて、遅れているのに、ますます遅れをとってしまう。ぐずぐず泣きだして皆にまた迷惑なので、イオpさんを連れて、再度1Fへ。いろいろ話して説明+説得を図るが、イオpさんの答えは断固として「やーだ!」だ。「イオpさんも、皆と一緒に上行く」「イオpさんもお母さんとお勉強」「お母さんが、いーい!」。もう半分、午前の授業は諦めだ。3時間900Bの授業なのに・・・。無理やりシッターのお姉さんに抱き取ってもらった。もう号泣しているイオpさんを「可哀想」と受付のおばちゃんが、抱き上げてくれた。彼女は、日本語を少し話すので、イオpさんも懐いているみたいだ。とにかく私は、授業に戻る。アチャン先生が心配して「babyは、もう泣いていない?」と聞くので「泣いてる。」と答える。「やっぱり無理だ。幼稚園に入れよう」と思う。

いなくなってしまったマッサージ台の人に戻ってきてもらって、マッサージの再開。1時間しか残っていないのでお昼になっても終わらず、途中で終了。アチャンの奥さんが、イオpさんに米麺を食べさせながら上がってきた。ご機嫌なイオpさんを見て、ほっと一安心。奥さんは、イオpさんに毎日、おやつを持ってきてくれて食べ物でイオpさんを釣っている。食後に蜜柑を食べさせてくれる。本当は、柑橘類を食べて欲しくないのだけれど、美味しい蜜柑をイオpさんは、バクバク一個食べてしまう。イオpさんとゆっくり話をする。あまり理解は得られないが。「お昼寝する」と言うので、3Fのマットの上でお昼寝しようとするが、なかなか寝ない。その内、皆が昼食から帰ってきてしまって、ますます寝ない。諦めかけたけれど、先生が「寝かせたほうがいい」と言うので、再度チャレンジ。やっと寝たイオpさんを1Fへ連れて行くと、ラダ先生が4Fへ連れて行けという。起きたときに泣いて可哀想だからと。それじゃ、意味無いじゃん!!今日は、ゆっくり2時間くらい寝てくれたけれど、起きたイオpさんをすぐに私のところへ連れてきてくれたものだから、もういおpさんは、おっぱいモードになっている。またもマッサージは中断。しかもイオpさんは、しがみ付いてはなれない。奥さんがジャム付きドーナツ!!をイオpさんに食べさせるが、寝ぼけて機嫌の悪いイオpさんは、泣き出した。抱いてあやしても駄目。迷惑なので、またも私が1Fへ連れて行く。心配して奥さんも付いて来た。幸い、受付のおばちゃんがイオpさんを抱き取ってくれて、イオpさんも泣き止み一安心。私は遅れてマッサージに戻る。あのおばちゃんが毎日託児してくれるなら、希望をもてるけど2ヶ月は無理だよなあ。授業終了後、お姉さんと一緒に機嫌良く4Fまで上がってきたイオpさん。今日は、さっさと帰ろう。

LOTUSで水を買って、子供の遊技場(10Bで動く車なんかが何台もある屋上遊技場のようなコーナーがあるのだ)でいおpさんがゾウに乗りたがったので、しばらく遊んで帰宅する。

イオpさんは、お風呂で少しぐずった後、ドアで手を挟み、外のタイル床でまた滑って転んで泣いた。受難だ。自分のせいだけど。あーにかを飲ませて、エッセンスを取って落ち着かせる。夕食に豆腐と青菜で玄米チャーハンを作って、薬膳スープを飲む。どれも残り物だけれど、案外美味しくて「外食しないでよかったね」とイオpさんと喜んだ。やっと今日が終わる。

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Posted by shoko at 2001年12月20日 22:02