のびのびすぎる
2001年12月14日
昨日は、せっかく究極の早起きをしたのに、5時ごろイオpさんに呼ばれておっぱいをしているうちに寝てしまった。起きたら8時過ぎ。慌てて起きて二人でシャワーを浴びる。今日もイオpさんにバナナを与えて、朝食にご飯と青菜炒め。昨日買ったエシャロットを入れてみた。イオpさんは、青菜の茎がお気に入りの様子で、かーちゃんにも「これ、美味しいよ。食べて。」と食べさせてくれる。
イオpさんのパジャマをどこへ買いに行こうかと、ガイドブックをソファに寝転んで読んでいるうちに、また寝てしまった。イオpさんも最初は、私に馬乗りになって「お馬はみんな、パッパカ走る~。面白いね~。」などと歌いながら遊んでいたけれど、そのうちいっしょに寝てしまった。気が付くと12時。ひ~。慌てて出かける。
LOTUSを通り抜けて駅へ行こうとした途中、やっぱりお腹がすいていることに気が付いて、イオpさんと麺を食べた。イオpさんは、一緒に頼んだココナツジュースばかり飲んでいたけど。高架鉄道から船に乗り換えて、サンペンレーンまで出かける。が!凄く混んでで(あたりまえか)、とてつもなく混んでで、いきなり気持ちが萎えた。去年、来た時は結構、平気だったんだけど。やはり2歳児連れは、辛いか。これじゃ、二人でチャトチャックも無理かな~。脇道に出て、子供服を売っている店を見つけて、パジャマを買う。3枚で320Bなり。早々に市場から退散して、また学校へ出かけた。
もう4時過ぎで授業は終わっている。生徒の一人が、先生にお茶を点てていた。お茶菓子らしきものも山積みになっている。私もついでに一服いただく。とても美味しかった。イオpさんは、学校へくる途中で寝てしまったので、そのままマッサージマットの上に寝かせていたのだが、おばちゃんが、イオpさんの頬をなでたり、足をさすったり、やたらと弄くるものだから、そのうち泣きながら起きてしまった。可愛さのあまり手を出さずに入られないらしい。お茶菓子を食べて泣き止むイオpさん。私が、「今日は、マッサージを受けたい」というと、ラダ先生(女性)が、「じゃ、その間、衣穂ちゃんを連れて買い物へ行って来る。」と言う。ありがたいけど大丈夫かな。久しぶりにのんびり2時間のマッサージを受けられた。のんびりっていうか、凄い技の連続だった。「タイマッサージは、二人でやるヨガ」だと言うのが納得できる。私の体は、凄く硬くて死にそうになった。う~~ん。やっぱりクレニオの方が良いかも、とか思ってしまった。いや、でも、このゆったりマッサージは、他にない魅力だ。
マッサージを終えて、イオpさんを探すと、事務所でご飯を食べていた。前髪が二箇所、キティちゃんのピンで留めてある。凄くご機嫌で、「おかーさん、ご飯食べてるの~」とお箸を振り回す指先が、オレンジ色になっている。見るとイオpさんの爪は、綺麗にラメ入りオレンジのマニキュアが塗られている。こ、これが噂に聞く「猫可愛がり」?!顔に白粉が叩かれていないだけまだましか。これを笑えるかどうかが、この滞在の鍵だな~と、ふと思った。イオpさんは、いつに泣くご機嫌。いい感じだな~と、また思う。タイは、良いぞ。私も一緒に誘われて、ご飯をご馳走になる。香米の新米で、むっちりとして、とても美味しい。皆で食べるご飯が、やはり楽しいのるか、イオpさんの食も進んでいる。ラダ先生と「お・い・し~。食べる~。」と歌いながら踊っている。藤垣先生に「タイ人の子供は、小さくてもタイダンスの手にして上手に踊りますよ。衣穂ちゃんは、イサーンに行っても大丈夫だね。」と言う。ラダ先生はイサーン出身で、お子さんを二人置いてきているらしい。藤垣先生も、もう成人したお子さんが3人いらっしゃるそうだ。スーパーへは、藤垣先生も一緒に行ったらしく「しばらく衣穂ちゃんと一緒にいて、だいだいおしゃべりが判るようになりましたよ。」などと言う。イオpさんは、スーパーで念入りに物をチェックして、やっぱり最後には、車付きのカートに乗りたいといったそうだ。ひ~、そんな傍若無人なイオpさんに先生二人をつき合わせてしまったとは、申し訳ない。でもイオpさんは、おかげでとってもご機嫌だ。ありがたいやら、申し訳ないやら。タイじゃなかったら許されないよな~。
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