またもイオpさんの受難
2002年01月08日
朝、またもやぎりぎりの時間で、食事もせずに焦って出掛ける。学校側の食堂で、野菜炒めと高菜漬けの炒り卵をかけたご飯を食べる。美味しくて20Bなり。毎朝、学校に着くなりワチャン先生が、イオpさんに蜜柑をくれるのだけれど、今日は、それを一人で全部食べてしまったイオpさん。勝手に皮をむいて食べてしまった。午前の授業中もシッターのお姉さんが、イオpさんに「おやつ食べに行こう」と誘いに来て、私も私で、私と離れるのを嫌がるイオpさんに「お姉さんとお散歩行って、おやつを買ってもらいなよ。」なんて言ってしまう。酷い母だ。しぶしぶお姉さんと出掛けるイオpさん。
何を食べたのか、飲んだのか、蜜柑の食べ過ぎなのか、午後に2度も下痢をする。2度目の時は、可哀想で、先生の奥さんが相手をしてくれていたのだけれど、言葉が通じないので、ウンチをしたいこと、してしまったことが判ってもらえなかったようだ。悲惨な泣きをしながら私のところへ来て「クチャイ、クチャイ」と言っている。この頃、わざと赤ちゃん言葉を使ったりするのだ。あと、私のことをわざと「ママ」と呼んだりする。ストレスゆえの赤ちゃん返りなのだろうか。「おぴーしゃんは、赤ちゃんよ。」とか言ったりもする。慌ててトイレに連れて行くと、お股が真っ赤になっている。ひ~~。シャワーで洗うとしみる様で「痛い、痛い」と嫌がって泣く。ごめんよ~、イオpさん。熱などは出ないが、きっと冷たいものや糖分の過剰で体が冷えているのだろう。
今日は、タイ語の授業もあったのだけれど、ずっと私から離れずにおっぱいばかりしている。本人は、一緒に授業に参加しているつもりで、私と一緒にコーカイ表を読んだりして元気を装っているのだけれど、あきらかに衰弱している様子。ちょっとした事で機嫌が悪くなり、自分でもコントロールできないみたいだ。帰りは学校から私に抱かれても嫌がらずに、おっぱいを飲みながら寝てしまった。タイ語の授業をパスして早退しなかった私は、鬼母だろうか。
LOTUSのフードコートで、おかずなどを買って、帰宅。いおpさんは、寝ている。ベッドで寝かせてオムツをはずすと、擦れて痛かったのか、起きて泣く。考えてアーセニカムを選んで飲ませてみる。暫くオムツをはずしたまま、おっぱいで寝かせる。「マッサージして。」と言うので、暫く静かにマッサージ。学校でずっと私達がマッサージをしているのを見ているせいか、とても興味があるようだ。今日も先生の奥さんを相手に、イオpさんがマッサージをせっせとしていた。それを見て皆、大喜び。ちゃんと「ここに寝て。」と奥さんをマットに寝かせ、バスタオルをきちんと掛けて、おもむろに足からマッサージを始める。ストレッチ技などもちゃんと見ていて、足を使って引いたり押したりしているのだ。本当に良く見ているものだなあ、と感心する。タイ語も私よりもずっと覚えが良い。(当然か。)時々、知らない言葉をしゃべっているので、きっとタイ語の単語だと思うのだけれど、私には理解できないので申し訳ない。イオpさんには、イオpさんのタイでの生活や体験があるのだ。強制的に体験させられているもので、悲惨なことやストレスなどが多いけれど、イオpさんなりに、楽しんでくれるのを願っている。勝手な言い分か。
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