地元でのんびり

2002年01月13日

朝、5時過ぎに少し寝てしまって、8時前にベッドから起き上がる。今日は、家でノンビリと過ごすことにしよう。先生の家で過ごしている間、いおpさんは奥さんに言われて、ずっとオムツ無しで過ごしていた。タイ人の子供は、オムツをしないと聞いていたけれど、本当のようだ。夜もシーツの下にビニールを敷いてくれて「オムツなどしないで寝るように」と言われた。パジャマのズボンだけ穿いて、上手い具合に夜、おねしょをしなかったので、朝、トイレを上手に使うことができた。昼間もオムツ無しで直接ズボンを穿いていた。2回おもらしをしたけれど、先生達は、全然OKって感じ。ただ着替えるのみ。楽でよかった。ので、今日もオムツ無しで出かけようと思い、ワンピースにパンツを穿いて、近所まで朝ご飯を買いに行った。わずか100mほどの道のりなのだけれど、のんびり寄り道しながら行くと案外時間が掛かる。籠をしょって売りに来たふかし芋をいおpさんが欲しがったので、買ってあげる。6Bなり。あと麺を買って帰る。

朝食後もノンビリ過ごす。庭で緑の手入れをしていると、隣の男の子が外で遊んでいたので、「いおpさんも一緒に遊べば?」と外に出してやる。しばらくすると「遊んでくれないんだって。」と言いながら戻ってきた。「えー、そんなこと無いよ。遊んでって言ってみたら?」とまた出してやる。すぐに男の子を連れて帰ってきた。名前を聞くと「ア・リー」と答える。7歳くらいか。二人で玄関先でおままごとをしている。私が洗濯物を干したりして家に出入りしていると、一緒についてくる。その辺の屈託の無さというか、遠慮の無さがタイ人ぽいよな、と思う。ふと見ると、リーが水を飲んでいる。どうやら勝手に冷蔵庫を開けてボトルを持ってきたようだ。そのうちに家から自分のおもちゃを持ってきて遊びだす。その屈託の無い姿を見ていて、「やっぱり私は、子供が苦手のようだ。」と思う。いおpさんと一緒に遊ぶのも下手だしな。

お昼になって、お母さんに大声で何度も呼ばれて、しぶしぶ帰るリー。両手に一杯おもちゃを抱えて、なんども行ったり来たりして、やっと帰っていった。いおpさんとホッと一息ついて、お昼を買いに出掛ける。またも100mほどの道のりをノンビリ歩く。お昼寝後、ソファでいおpさんのマッサージを受けていると、玄関のベルを誰かが鳴らしている。隣の子のいたずらだろう。時々、ピンポンダッシュしていくのだ。ほうっていると、何度も何度も何度も何度も押す。どんどんエスカレートして、非常に煩いので、出て行って「煩いので鳴らさないで欲しい」と日本語で(苦笑)話しかける。わかってくれたようだが、またうちで遊びたいらしい。面倒なので、私たちが外に出ることにした。いおpさんは、私も一緒なので嬉しそうに家の前の道を行ったり来たりしている。はす向かいのおばあちゃまが、門の前に座って涼みながらそれを見ていて、おばあちゃま好きないおpさんは、さっそく挨拶に行く。学校にいるイサーン出身のお姉さん達と違って、穏やかな話し方をするおばあちゃまをいおpさんはたいそう気に入ったようで、「見て見て~」と言いながら、前を行ったり来たり、いろんなことをして見せる。おばあちゃまも大喜び。マシンガンを持ってきて、振り回している隣の男の子を叱り飛ばしては、いおpさんにニコニコ笑いかける、そのギャップが笑える。なんか、下町っていう感じ。

日が傾くまで、そうやって過ごした。家に戻って、残り物を適当にアレンジして夕食。食後もマッサージや絵本を読んで、久しぶりにゆっくりと過ごしたという感じだ。

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Posted by shoko at 2002年01月13日 22:38