CLUBデビュー

2002年02月01日

今日は、先生の研修で幼稚園が休みなので、いおpさんと久しぶりに一日を過ごす。ラマ4世通りにあるLOTUSまでバスで出て、遅い朝食を取る。いおpさんは、カオマンガイを一人でバクバク食べた。慌ててパッタイのオムレツを買い足して食べる。そこからバスでシーロムのほうへ出て、フットマッサージを受ける。メソッドは、習ったものと似ているけれど、ここは棒を使わずに全部手で行っていた。気持ちがいい。いおpさんも隣に座って、じっくりと観察したり、私の足に実践したりして1時間を過ごした。サービスのハーブティーを飲んで、暫くゆっくりとする。

BTSの駅まで歩く途中で、麺を食べて、本屋さんで少し立ち読みをしてから学校へ行く。皆、いおpさんに久しぶりに会って大喜びだ。今日の午後から週末一杯を使ってI親子とフィリピンからの女性二人がフットマッサージの講習を受けている。私も早速、練習台として参加した。フィリピンの女性に、にわか先生となって偉そうに指導する私。ワチャラ先生とラダ先生に「今日は、馬場さん、先生ね。」と言われて恥じ入る。いおpさんは、先生や奥さんにまとわりついて遊んでいる。楽しそうだ。

藤垣先生が、夕飯を皆で一緒に食べに以降と誘ってくれた。総勢12人がピックアップトラックの荷台にぎっちり乗って、以前行ったイサーン・レストランへ繰り出す。半分野外の田舎風インテリアが心地よい。生演奏と女性のダンスを堪能しながら、たらふく食べた。いおpさんは、踊ったり食べたりしているうちに、寝てしまう。一日中で歩いていたので、疲れたのだろう。

藤垣先生が、「食事の後にちょっと飲みに行きませんか?」と言う。何度かいく機会はあったけれど、いおpさんがいたので行かれずにいた気になる店だ。いおpさんはぐっすり寝ているし、もうこれが最後だと思うと、「行ってみようか」と思う。「行きます。」と答えると、ラダ先生が大喜びしてくれた。どうしても、私を連れて行きたかったのだそうだ。連れて行かれた店は、実に不思議な場所だった。大きなホール?舞台のあるディスコ?レストラン?とても広い場所だ。ぎっちりと並んだテーブルに店員が懐中電灯で案内してくれる。舞台では、男性二人が掛け合いトークをした後、一人が歌いだした。ノリの良いタイの民謡風ポップス。こぶしが利いている。舞台の前のスペースでは、客が踊りまくっている。子供もいる。この大音響にもめげすに、いおpさんはぐっすり眠っている。ビールで乾杯して、果物を食べていると、一緒に来た生徒達が次々と舞台前に消えていった。踊っている。踊りながら、回りのタイ人と話をしたりして、住所交換などしている模様。楽しそうだ。そのうちに舞台に女の子のダンサーが10人ほど出てきて歌にあわせて踊りだした。中途半端にセクシーで中途半端に振り付けらしいのもがあるダンス。面白い。歌手は、次々に交代して、歌を途切れさせることなく続いている。踊り狂う人たち。舞台前どころか、テーブルでも皆踊っている。店中が揺れているようだ。もちろん手はヒラヒラの、沖縄の踊りにも似たタイ・ダンス。ディスコダンス風に踊っている若者も多い。いおpさんが目を覚まして、一瞬びっくりしていたけれど、すぐに「歌~。歌だね。」と言って踊りだす。私も楽しい気分になって、いおpさんを片手で抱いて、踊った。ラダ先生に連れられて、舞台前にいおpさんと移動して、皆で踊る。凄く楽しい気分。こんなに楽しい面白い場所が、バンコクにあるなんて!!

ふと、もうずいぶん以前に、ベルリンのクラブでニナ・ハーゲンに会った時のことを思い出した。生後2・3ヶ月の赤ちゃんを連れてきていたっけ。「凄い乱暴な事をするなあ、さすがタフなニナ・ハーゲンだ。」と、その時は思ったけれど、今、私も同じ事をしているのだ。酷いかーちゃんだなあ、私って本当に。imasaが知ったら、とても怒って悲しむに違いない。でも、楽しい。満員の店を出て、家に帰り着いたら、もう1時過ぎだった。もちろん、いおpさんは、ぐっすり夢の中。ごめんね、いおpさん。夜更かしさせて。でも、楽しかったね。夜遊び。

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Posted by shoko at 2002年02月01日 22:49