またサンペンレーン市場
2002年02月04日
今日は、バス運の悪い日だ。朝、せっかく早起きをして幼稚園へ出掛けたのに、バスの中でおばちゃんに話し掛けられたりしている間に乗り過ごしてしまって、とても遠くまで行ってしまった。戻って幼稚園へ着いたのは、9時。がっかりだ。サンペンレーンへいおpさんのパジャマを買い足しに行こうとして、幼稚園の側からバスに乗ったら、これもバスマップで見たのと違って、なんと川を越えて知らない町へ行ってしまった。また川の側に戻ったところで降りて、渡し舟に乗って川を渡り、エクスプレスボートでサンペンレーンへ着いたのは、なんと11時過ぎだった。とほほ。午前中に用事を済ませて、学校へ行きたかったのに。
パジャマを買って、中華街を抜ける途中でお腹がすいてバーミーを食べる。スープの出汁が魚で取ってあって、とても美味しかった。元気が出て、バスに乗ってWTCへ。CDショップでタイの古典音楽のCDを探すが、良いものが見つからない。というかほとんど無い。どこへ行ったらたくさん選ぶことが出来るのだろう。王様が73歳のお誕生日記念にリリースしたジャズのCDに心惹かれるが、1000バーツもして、ちょっとびびった。王様は、本当に多趣味だなあ。視聴したけれど、王様のサックスは、結構いける感じだ。何度もタイを訪れているうちに、すっかり王様ファンになってしまった私。今日は、サンペンレーンで王様ステッカーを買ってみた。ふふ。
アジアブックで学校のためにタイ・ハーブの本を買う。ふと「ホメオパシーの本なんてあるのかな」と思って、探すと何冊も置いてあった。欧米人には、アロマセラピーくらいは普及していると言うことか。いいなあ。そのコーナーのハーブ本を見ていたら、タイ語のどうやらサムンプライの本を思われる図鑑を見つけた。相当に厚く、辞書のようになっている。所々、植物や動物・鉱物の名が英語で併記されている他は、皆タイ語だ。でも絶対に良い本だという確信を持った。以前、先生に「サムンプライの辞書は無いのか」と聞いたら、「無い」と言っていたので、これを見たら喜ぶことだろう。カウンターでその本がサムンプライの本だという事を確認して、購入した。ついでにベビーマッサージの本も買った。これは、イギリス出版のもの。何故か定価よりも安くなっていた。ラッキー。
学校へ行くと、なんだか生徒で溢れている。上級で引き続きI親子が二人。中級で一人。初級で、なんと7人の生徒が学んでいた。なんだか活気があって、いい感じだ。まずラダ先生に本を見せると、写真を見ながら「これは美味しい。これも美味しい。」と(笑)いろんな植物を教えてくれる。藤垣先生は「今日はお昼に校長先生が来ていたので、見せたかったなあ。」と言いながら本を見ていた。タイ語を読めない私が持っていても、宝の持ち腐れになってしまうので、タイ・ハーブの本と共に学校に買い取ってもらうことにした。
バイクで幼稚園へいおpさんを迎えに行くと、居残りの年長さん達と一緒に遊んでいた。私を見つけると「ウンチ出ちゃいました~。」と明るく報告。「え?今出たの?」と聞き返すと「ううん、さっき出ました。」とまた明るく答えた。先生も苦笑い。教室を抜けて玄関に行く途中で「ここでお昼を皆で食べたの~。」とか「プールしたよ。」とか色々と教えてくれる。楽しい時間を過ごしているようで安心した。
タクシーで学校に戻ると、皆、いおpさんを見て大喜びだ。いおpさんもワチャラ先生と奥さんに会えて大喜び、。「先生~。おばあちゃま~。」と駆け寄っていった。私が、藤垣先生と話をしている間に、帰ろうとしているワチャラ先生夫妻と共に玄関に降りて、下駄箱で勝手にサンダルを穿くいおpさん。先生が「ここでさようならだよ。」と言っても、「一緒に行く~。」と譲らない。私が「お母さんは、まだ行かないよ。」と言っても「先生のおうちに行く~。」と言い張る。「一人でお泊まりしに行くの?」と言っても「一人で行く。」と言う。先生まで「じゃ、今日は泊まる?」なんて私に言うが、着替えも持っていないし、明日、幼稚園へ行くのが大変になるので遠慮する。何故泊まりに行かれないか、いおpさんに説明をして、「でもどうしても離れたくないなら、駅まで一緒に行こう」と私が荷物をとりに言っている間に納得したのか、先生にさようならをしていた。
私達も帰ることにする。なんとなく寂しくて、直帰する気になれず、いおpさんとまたも禁断のケンタへ。7時過ぎまで遊んで、ご飯を買って帰った。
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