WELEDAのセミナー

2005年02月18日

夜、Weledaのセミナーに参加してきました。このスタディグループのセミナーに参加するのは初めてなのですが、なぜだか知った顔が多かったです。実際の知人も数人居ましたが、謎なのは、どこであったのか、いや会ったことがあるのかどうかもわからないけど、この顔を私は知っている・・・、と思える人が幾人も居たこと。なぜだろう。

今日は時間も短く、内容も概論的な話だったので、感動して何か書きたいことがあるというわけではないのですが、印象的だったのは、医者の世界を垣間見た、と感じた自分が居たことです。まるで家政婦は見た的に、見てきました。そしてはっきりと自分がその世界とは全く無縁なのだと思い知りました。それってちょっと演劇界における梨園のような感じ?え?全然違う?どっちの世界も良く分かっていない私です。

§

病んだ生命と共に歩むことを学んでいる私ですが、話を聞きながら、またもや「私って死亡診断書は、書けないんだよなー。」とぼんやり思ってしまいました。最後まで面倒見れないんじゃん、ワシって。とほほっていう思いです。が、すぐに「それは私の仕事じゃないから」と思い直す私がいました。良かった。かどうかはわかりませんが。医者になるには歳をとりすぎているからもう遅い、ということで医学校へ行かないと思っているわけではないです。

確かに時々、医師免許があればなー、とかせめて鍼灸師の免許があればな~、とか軽薄にも、そして不謹慎にも、ふと思うことがありますが、と同時に実に確信的に、もう太ゴシ50point位に「それは私の仕事じゃない」とものすごい勢いで畳み掛ける自分がいるのです。何でそんなに確信的に断言できるのか、自分でも良く分かっていないんですが。きっと魂の叫びなんでしょう。私が間違った方向へ行かないように、私の歪んだ自我をかき分けて叫んでくれているに違いありません。ありがたいことです。

常に、今の私に出来ないことは出来ないし、でも出来ることが出来る。

あーなんか。今いきなり、これからも益々地味な人生を送る自分を感じた。せめて家族を、いろんな意味において養っていかれる自分になりたいのですが。

Posted by shoko at 2005年02月18日 23:38

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.io-p.net/mt/mt-tb.cgi/11

コメント

putu yuki  2005年02月21日 12:51

しょうこさん、
ブログ始められたのですね。おめでとうございます。(って、言うべき?)
内容がかなりディープというか、しょうこさんの禁断の扉を開けて中をのぞいちゃってるような気分で、少々ドキドキしながら読んでます。

バンコク日記、なぜか引き込まれて一晩で一気に読んでしまった。
自分のバリ生活と重なるからかなぁ。
というか、しょうこさんの内面の葛藤とか、いおPさんに対する思いとか、かつての自分とあまりに共鳴してしまって、プルービング状態に苦しみながら読みました。

今週末は私も今年最後の、っていうか、ホントに最後のホメオパシーの授業です。
7期も森有正の話、したんだね。
8期でも森有正のオルガン演奏を聴いて講義をする、って永松先生から聞いてるので、とっても嬉しいです。
森有正は私の母がクリスチャンとして非常に尊敬していた人物で、私も高校時代からしきりに著書を読むように薦められ、私にとっても人生の師の1人なのです。
昨年、学長が森有正に傾倒するあまりフランスに渡った、という話を聞いて、偶然の一致に驚きましたが。
あ、偶然というものは存在しないのか・・・

shoko  2005年02月25日 23:44

putu yukiさま
コメントありがとうございます。嬉しいっす。
内容は、どんどんディープじゃない方向に進んでいるので、安心して気軽に読みに来てね。
本来の私らしく、阿呆+愚痴路線になっています。

バンコク日記は今読むとあまりに青くてお恥ずかしい。
yukiさまの深遠な葛藤と共鳴していただけるとわ!

森有正って不思議な人だ。
聴ける音だけが聴こえるわけで、同じ音楽を共有しているように見えても、まったく違うものを聴いている私たち。妄想の壁はあまりに厚い。

コメントしてください




保存しますか?