またもやヌワット・タイ
2005年04月09日
やっぱりどうにも調子が悪いので、学校によってマッサージをすることにしました。
イオが「お腹がすいちゃうから、ヌン(1時間のこと)にして。」というので「食べるものがあったら待てる?」と聞いたら「おやつ買ってくれるならソン(2時間のこと)でもいいよ。」というので、この際もーなんでもいいやって感じで、エンポリウムで饅頭のおやつを買って、学校へ。
ちょうどラダ先生もカテイ、カタイ姉妹も、お兄ちゃんも居て、イオは大喜び。マッサージが終わっても帰りたがらずに困りました。「おかーさん、どうせだったら3時間とかでも良かったのに。」などと言い出す始末です。
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マッサージはどうだったかと言うと、残念ながらはずれと言わざるをえません。
さすが、プッサパーで教育を受けているためか、センのラインは的確でしたし、安心してマッサージを受けることは出来ましたが、いかんせんスピードが速すぎる。同じ場所を5~6回繰り返してマッサージをしてくれるのですが、ものすごい勢いで進んでいきます。2回に減らしてよいのでゆっくりと押して欲しいです(涙)。スピードが速いので、押すのも鋭角で指先が入ってしまいます。だから痛い。
仕方が無いのでしょうけれど、どうしてもこの種のマッサージは職業病的なある特徴を示してきます。押すときにひねりが入ったり、筋や骨の際を狙ってゴリッとさせたりするのです。どちらも一見、効いているような錯覚がありますが、全く違います。それはゆったりしたリズムを生み出すことは決してなくて、勢いの良いリズムを生み出します。
ストレッチもその勢いで何回もやられるので、それはちょっと怖くて、身を守るために力が入ってしまいました。悲しいです。
いつからタイマッサージは、こんな風にスピード感溢れるものになってしまったのでしょうか。もうバンコクはかつてのゆったりした街ではなくなってしまったのでしょうか。クラブサウンドが街を流れ、地下鉄やBTSで効率よく街を移動できるようになり、スピード感に溢れる街になってしまったのでしょうか。
人の中に共通してある街のリズムが、こうして今、私の受けているマッサージに表現されているようです。
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