平成11年11月11日生まれ(10歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2004年1月アーカイブ

2004年1月 1日(木)

おしょうがつ

あけましておめでとうございます

今年もイオ日記をよろしくお願いいたします

いおぴーは目を覚ますと、今年の第一声が「カメラ!」。昨日おばあちゃんに「忘れずにカメラ持ってきてね」と頼まれ、指きりげんまんしていたのだ。そして、「今日おじいちゃまにお金もらうんだ。おせんだま。神様にぽいってあげるの」と嬉しそうに話している。昨日おばあちゃんから聞いたらしいが、どうもお年玉とお賽銭がごっちゃになっている。

今年の正月は、朝からおばあちゃんの家に出かけて一日過ごす。おせちとお雑煮をご馳走になった後、いおぴーとおばあちゃんととうちゃんの三人で近所の神社に初詣に行った。いおぴーは着飾って気合十分だが、足袋を忘れたので靴下に草履で歩くのに苦労していた。おじいちゃんからもらったお年玉には紙のお金しか入ってなくて「丸いお金が入ってない」とがっかりしていたので、とうちゃんがあらためて五円玉をあげたら元気を取り戻した。張り切って賽銭箱に投げ入れていた。

夕方、おじいちゃんがTVで「笑点」を見ていたので、いおぴーも一緒になって見ていた。マギー司郎が手品をしていて、いおぴーは口を半開きにして食い入るようにして見ていた。最後にマギー司郎がお辞儀をすると、いおぴーもTVに向かってお辞儀していた。

2004年1月 2日(金)

あたった

とうちゃん今日は休日出勤。昨年し残した仕事があり、4日までにどうしても1度出社しなければいけないのだが、ちょうどshokoといおぴーがお友だちの家へ遊びに行くというので、今日にした。

仕事を終え、帰りに合流できるかとshokoの携帯に電話をかけたが留守電になっていたのでひとりで帰った。ダーク・ハーフ下巻を買うためにブックオフに寄った。上巻はつい新刊で買ってしまったが、下巻は300円でゲット。レジに向かおうとする時、店内放送で「1000円以上のお買い上げでスピードくじが引ける」というキャンペーンのお知らせを聞き、くじを引きたいがためにあと700円分何か買おうと余計な時間を費やして、「自虐の詩」(上・下巻でちょうど700円)を買うことにした。

レジを済ませ、スピードくじに挑戦。くじ引きたさにきっかり1000円の買い物をしたと思われるとシャクなので(実際そうなのだが)、興味無さげな態度で箱から一枚を取り出し、くじに目も向けず店員さんに渡す。店員の女の子はくじを開くと、一瞬びっくり顔になり、それから満面笑みを浮かべて鐘をカランカラン鳴らしながら「1等でましたー」と叫んだ。とうちゃん、あくまでポーカーフェイスを崩さず、しかし胸の内では(ウソ、マジ?ハワイ旅行?DVDレコーダー?)と心を躍らせた。

「おめでとうございます!」と手渡された封筒の中身はモスバーガーの500円券だった。心を躍らせてしまった自分が恥ずかしい。

はまった

いっぽうそのころ。shokoといおぴーはお友だちの家からの帰り、新宿駅で乗り換えるために電車を降りるところだった。いおぴーを抱っこしてホームに踏み出したその時、バランスを崩し足を踏みはずしたshokoは電車とホームのわずかな隙間にズボッと膝まで嵌まってしまった。ホームに放り出されたいおぴーはびっくりして大泣き。周囲がざわめく中、shokoは何とか自力で這い出し、事なきを得た。しかし、いおぴーが抱いていたライオンのぬいぐるみ(お友達にもらってきた)がはずみで放り出され、隙間から線路に落ちてしまっていた。いおぴーはかあちゃんよりライオンが心配で泣いていたらしい。見ていた親切な人が駅員さんに連絡してくれ、電車が出た後、拾ってもらったのでようやくいおぴーも落ち着きを取り戻すことができた。

という話を帰って来たshokoに聞かされ吃驚したとうちゃん。大事に至らなくて本当に良かった。ひとつ間違えばライオンでなくいおぴーが線路に落ちていたかもしれないのだ。想像するだけでお尻がむずむずしてしまう。

自虐の詩 (上) (竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト)
業田 良家
竹書房
売り上げランキング: 8831

2004年1月 3日(土)

大江戸温泉物語

せっかくの休みだから日帰りで温泉にでも出かけようかという話になり、shokoがさっそくネットで検索。最初の候補は奥多摩の鄙びた温泉だったが、いおぴーが遊べるところの方がよかろうということで、再度検索。お台場の「大江戸温泉物語」という施設に決めた。おじいちゃんとおばあちゃんも誘って行くことにした。

ある程度予想はしていたが、それをはるかに超える混みようだった。チェックインまで長い行列ができている。ちょっとげんなりした。チェックイン。大人2,700円、4歳以上1,500円なのだが、いおぴーは2ヶ月ほどサバを読み、まだ3歳ということにして只で入場(ズル)。

更衣室で浴衣に着替えて入場。施設内は江戸というテーマに沿ってさまざまな趣向が凝らしてあって、なかなかいい雰囲気。ちょっとラスベガスのカジノを髣髴とさせる。いろんなイベントも催されていて、まずは餅つき大会に参加した。餅つき初体験のいおぴーいおぴーは参加した中で一番ちっちゃかったが、なかなかがんばってお餅をついた。しかし、できたお餅は先着順で配られ、いおぴーはお餅にありつけなかったので不服そう。

気分転換に本日のメインである温泉に入る。露天風呂が最高。冷たい風が心地よく、晴れ渡った青空が気持ちよかった。羽田が近いので飛行機がでっかく飛んでいた。

お風呂から上がった後は、大広間でショーを観ながら遅めの昼食。今日の出し物は「仮面の忍者赤影ショー」だ。これにはいおぴーよりもとうちゃんとかあちゃんが燃える。いおぴーはなんだかポカーンと観ていた。少しはおもしろかったんだろうか。食事はお鮨にしたのだが、これが正解。この手の施設にしては驚くほど美味しくて大満足。

土日祝日は4時間と時間制限があるので、すべてを堪能するというわけにはいかなかったが、時間いっぱい遊んで、そこそこ楽しめた。ほんとはもっとお風呂に入りたかったけど。次に来るときは丸一日ゆっくり過ごしたいねーとshokoも言っていたので多分また来るだろう。

2004年1月 4日(日)

あおぞら実験室

いおぴーが、「今日はどこ行くの?」とうるさいので、散歩がてら吉祥寺へ買い物に行くことにした。今日は友人のみっちゃんが遊びに来るかもしれないので、連絡があったらすぐ帰れるように近場で。

井の頭公園をぶらぶら行くと、「あおぞら実験室」というのをボランティアのグループがやっていて、見ていくことにした。自由に皿回しができるコーナーがあって、皆で皿回しに挑戦した。shokoは子供の頃皿回しに凝っていたとかで、ほんとに上手だった。とうちゃんといおぴーはぜんぜんダメだった。参加できる工作コーナーもあり、いおぴーととうちゃんはストローとフィルムケースで作る温度計をつくった。いおぴーは参加カードにシールを貼ってもらい、喜んでいた。毎月第一日曜日にやるそうなのでまた来よう。

丸井とか本屋で買い物して帰った。いおぴーはGAPで毛糸編みのがま口の財布を見つけ、欲しくてたまらずに、ごねてごねて、ついにとうちゃんに買わせた。あとでお年玉から引こう。

結局みっちゃんから連絡は来ず、とうちゃんはいおぴーに本を読んであげながら眠ってしまった。目が覚めたらもう夜だった。

2004年1月 5日(月)

退屈

いおぴーはそろそろお休みに退屈してきたようで「はらっぱ園いきたいよう。いお、はらっぱ園好きなんだけど」なんて言っている。はらっぱ園の始まりは14日で、まだ10日もある。

UENの活動準備やらで忙しいshokoにも相手にされず、暇をもてあますいおぴーはもっぱらひとりで、元日にTVで見たマギー司郎の真似(おもにトークの)をしているらしい。

とうちゃんも見せられた。「そこのおかあさん、これ、星になったらスゴイヨネー」だって。なかなかいい感じに訛っている。

2004年1月 6日(火)

五つ子

いおぴー久しぶりに図書館へ行って絵本を借りてきた。「もぐらちゃんのおてておっぱい」このシリーズを何冊か借りてきたのだが、夢中になり、何度も読んで欲しがる。対象年齢はいおぴーよりやや低目と思われる内容だが、なぜこんなに夢中になるのか不思議。どうやら、五つ子というのに興味を持ったようだ。「五つ子って何?」とか「どうやって生まれてくるの?」とかしつこく質問してくる。あらためて訊かれると、とうちゃんも五つ子がどうやって生まれてくるのか、よく判らない。特にもぐらの五つ子にいたっては、どんな大きさで赤ちゃんが生まれてくるのかとかすら、ぜんぜん知らないから答えに困ったよ。適当にごまかしちゃったけど。

2004年1月 7日(水)

七草

今朝は、shokoがつくってくれた七草粥を食べた。いおぴーに「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」と七草の説明をしながらゆっくり食べていたら、とうちゃん遅刻した。

2004年1月 8日(木)

41度

お風呂の温度を41度にした。今までは39度にしていた。ちょっとぬるめがのんびりお湯に浸かりながら本を読むのに最適だったのだ。しかし、「風邪の効用」に、ぬるい風呂に長い時間浸かるのは良くないと書かれていたので、改めることにした。なるほどこの温度だとあっという間に芯まで身体が温まる。出た時に足などは真っ赤になっていていつまでもホカホカだ。とうちゃんとかあちゃんは具合がいいけど、いおぴーは熱すぎて入れないかなとも思ったが、入ってみると案外平気だった。考えたら温泉は大好きで普通に入っているのだから今までがぬる過ぎだったかもしれない。

2004年1月10日(土)

おみまい

ただでさえプロジェクトが危機的状況だというのに、スタッフの一人がバイクで事故を起こし、入院。プロジェクトに欠かせない役割の人間なので、しゃれにならない。左肩と左脚を骨折しているが、頭と右手は問題なく動くので、病院の許可を取り、PCを病室に持ち込んで仕事をしてもらうことになった。酷い話だが、背に腹は替えられない。

というわけで、今日とうちゃんがノートPCおよび必要な諸々を病院に届けることになっているのだが、いおぴーがどうしても一緒に病院へ行きたいという。絵本「いもうとのにゅういん」で読んだ、おみまいってやつを一度やってみたいらしい。ちょうどshokoが自然育児友の会の会報向けにはらっぱ園についての原稿を依頼されて、作業のため忙しいようなので、shokoの手を煩わせないようにと、いおぴーを連れて行くことにした。いおぴーは病院って一度も行ったことがないので、この機に見学しておくのもよかろう。いおぴーは張り切って、「いお、おむまいで、きりんさんあげるんだ」と折り紙のキリンをカバンに入れている。

入院先は北里大学病院で、うちからだと車で1時間20分くらいの予定だったのだが、大渋滞にはまって、2時間かかっても半分くらいしか進まない。今日は行くのをあきらめて途中で引き返そうかとも思ったが、いおぴーがどうしても病院に行きたいと言うので、行くことにした。

結局3時間半もかかってしまい、面会時間終了ギリギリだった。駐車場から荷物を抱えて走った。病室に入ると、恥ずかしくて一言も口が聞けなくなってしまったいおぴーだが、おずおずとキリンを手渡し、「どうもありがとう」とお礼を言われると、満足げに笑った。

とうちゃんもいおぴーもお腹がぺこぺこになってしまったので、ご飯を食べて帰った。空には見たこともないような赤くて大きい月が出ていた。

2004年1月11日(日)

3周年

イオ日記3周年です。

昨年の抱負はほとんど実行されずじまい。唯一、バッチフラワーのコンテンツが増えたくらいか。あとキムチの作り方

今年こそは…

ひっこし手伝い

みっちゃんの引越しを手伝うため、3人で車で出かける。引越しの手伝いといっても、布団を運んだり、ホームセンターへの買い物に付き合う程度。

いおぴーはみっちゃんにすっかりなついて、車に乗るときはご指名で後部座席の自分の隣にみっちゃんを座らせ(普段はかあちゃんが前に乗ると怒るくせに)、自分の発明した手袋ゲーム(紐で繋がった手袋を片っぽずつ持ち、指の部分をいおぴールールに従って押すゲーム。どうやらゲームボーイの通信対戦に見立ているらしい)の相手をさせて喜んでいる。普段は負けず嫌いのいおぴーだが、みっちゃんの関心を引きたい一心で「あー、またいおの負け」とか言ってみっちゃんに花を持たせている。そして「負けちゃったから、これあげないと」と自分の宝物(石とか)を次々と貢いでいる。可愛いやつ。

来週末も手伝いを頼まれた。来週はshokoが授業なので、いおぴーはおばあちゃんのところへ預けようかとも思ったが、いおぴーはおばあちゃんよりみっちゃんがいいと言っているので、連れて行くことになるのかな。それ以前にとうちゃん休日出勤の可能性もあるのだが。

2004年1月12日(月)

バッチフラワー茶話会

今日は中野の女性会館でUEN主催のバッチフラワー茶話会。とうちゃんといおぴーはふたりでどこか遊びに行こうかと思っていたのだが、shokoが車で送ってくれと言うので、送って行き、いおぴーととうちゃんもなし崩しにそのまま会場にいることになった。いおぴー的にはおもちゃがたくさんある保育室で遊べるので全然OKだ。

今日の会は午前も午後も参加者数が少なめで、こじんまりとしていたが、じっくり話をするにはこのくらいの人数の方がいいのかもしれない。とうちゃんは会話には参加せず子守担当(ほとんどはいおぴーの相手)だった。

空気が悪かったのか、途中から頭痛がしてきて辛かった。会が終わった後、下山田さんに特別に診てもらって、アーセニカムを処方された。新しいバッチのボトルも作ってもらった。今度のボトルには意外な(今まで一度も飲んだことがない)レメディが入っていた。どう効くのか興味深々だ。

2004年1月14日(水)

今日からはらっぱ園

ようやくはらっぱ園再開。今日は午前中だけなのでお弁当を作らなくてもいい。しかし、いおぴーが休みの間、すっかり寝坊癖がついてしまった(毎朝8時起きで30分で支度して出かける)ので、明日からがつらいなー。

はらっぱ園へ行くのを楽しみにしていたいおぴーだが、「お弁当は?」と訊くので「今日はないよ」と答えると、「お腹減っちゃうからいやだ!それじゃあはらっぱ園行きたくない!」と駄々をこねだした。お昼は帰ってからうちで食べるのだと言っても聞かない。さんざんぎゃーぎゃー言って、結局行ったけど。まだ変則的な日課とかは理解できないのかなー。

2004年1月15日(木)

インフルエンザだった?

昨日一日鼻水が止まらず、夜になって頭痛がしてきたので夜10時には寝ることにした。shokoはひとりTSUTAYAで借りてきたDVDを観ていた。

夜中の3時ごろトイレに立ったらそのまま眠れなくなり、頭痛が顔面に広がったように顔の骨がひしゃげて壊れるんじゃないかと思えるぐらい痛んだ。この痛み方ってインフルエンザ?という感じ。やばい。会社で皆にインフルエンザ予防のホメオパシー薬を飲ませておきながら、自分だけが罹ったのでは笑い話にもならない。ひどく寒気がし、気がつくと全身に汗をびっしょり掻いている。このままではいかんと、無理に起き出し、風呂に入った。風呂から上がって着替えると、レスキューを探す。自分のが見当たらなかったのでshokoのリュックからレスキューを取り出すと、ほとんど空でスポイトが届かない。役に立たんじゃないか!と悪態をつきながら、水をたっぷり入れたコップにボトルの底に残っていた液を全部いれ、枕元に持って行ってちびちび飲んだ。もう7時近く、外は明るくなっていた。shokoに「起きれないからお弁当つくってね」と声をかけて寝た。

ふと気がつくと9時近くになっており、どうやら2時間足らずだがぐっすりと眠ったようだ。のどが渇いていたのでshokoにレスキュー水をもう一杯作ってもらい、今度は一気に飲み干した。今日はもう会社を休む気でいたのだが、起きだしてみると頭痛や顔の痛みはまったく無くなっており、鼻水も止まってむしろすっきり鼻が通っている。夜中から明け方にかけてのつらさが嘘のようだ。狐につままれたような気分で普通に会社に出かけた。

結局ただの風邪かインフルエンザかよく分からないが、もしインフルエンザだったとしたら自己最短回復記録だ。レスキューの威力はすごい。予防レメディの効果もあったのかな。

2004年1月16日(金)

ゆめ

朝、寝ていたいおぴーが「工事中だからストップ!」と叫んだかと思うと、がばっと起きた。とうちゃんの顔を見て、「今、夢見てたの。ブルドーザーとかショベルカーとかガガガガガってやる人がいて工事してたの。小人が工事の中に入っていきそうになったから教えてあげた」と話してくれた。

昨日は「ウルトラマンと一緒にコンビニ行った夢見た」と話してくれた。夢の話をするのが好きらしい。

保険証

保険の住所変更の手続きをずっと忘れていて、今日ようやく会社に保険証を持っていった。

普段使わないのであらためて見る機会がなかったのだが、開いてみると、ここ3年間で使用したのは2回だけ。平成13年と平成14年に1度ずつ、いおぴーが耳鼻科にかかっている。昨年は1度もない。そしてその耳鼻科に行った理由を日記を遡ってひも解いてみれば、1度目は鼻にご飯粒が入って、2度目は鼻にBB弾が入って、というお間抜けな理由。あとはついでに耳掃除してもらったくらいで、ほんとに病院とは縁のない我が家だ。保険料まけてほしいくらい。

2004年1月17日(土)

ニッポン食育フェア

shokoはホメオパシーの授業。いおぴーとふたりでどうすごそうかと思っていたところへ、お誘いを受けたのでニッポン食育フェアへ出かけた。場所は国際フォーラム。車で行こうかと思ったが、外へ出たら雪が降っていたので電車で行くことにした

国際フォーラムで会場の入り口が分からずウロウロしていたら、誘ってくれたリュータロ君母子に偶然ばったり出遭うことができた。あちらも迷っていたらしい。会場に入るとかなりの人出だった。時間も決めず待ち合わせもせずぶらりと来たので、リュータロ君たちに会えたのはかなりラッキーだったかもしれない。

2004年1月19日(月)

バッチフラワー茶話会

今日は中野の女性会館でUEN主催のバッチフラワー茶話会。とうちゃんといおぴーはふたりでどこか遊びに行こうかと思っていたのだが、shokoが車で送ってくれと言うので、送って行き、いおぴーととうちゃんもなし崩しにそのまま会場にいることになった。いおぴー的にはおもちゃがたくさんある保育室で遊べるので全然OKだ。

2004年1月20日(火)

おに

shokoが打ち合わせのため、いおぴーをおばあちゃんのところに預けた。夜、とうちゃんもおばあちゃんの家に寄ると、いおぴーが鬼のお面をかぶって玄関まで出てきた。とうちゃんが調子を合わせて怖がってやると、お面をはずし、「いおでしたー」と得意げな顔。気の早いことに近所のお店ではもう節分のものが売られていて、おばあちゃんにお面と豆をねだって買ってもらったらしい。豆をまく格好をしながら「これで、おにはーまめってするんだよ」と、とうちゃんに教えてくれた。ちょっとちがう。

2004年1月21日(水)

こたつ

いおぴーは言葉が達者で、「それはすでに重要ではないの」とかいう言い回しを普通にするので皆驚いたり感心したりするのだが、そうかと思うと意外な言葉を知らなかったりする。

今日とうちゃんが「こたつ欲しいなー」って言ったら、「こたつって何?」としつこく訊くいおぴー。いおぴー、こたつ知らないのか。今のところ、コタツを美味しそうな食べ物と思っている、いやしんぼのいおぴー。

2004年1月22日(木)

SEX三昧

とうちゃん最近忙しくて、家に帰ってもすぐ眠くなる。今日もいおぴーと先に寝る。

そしてshokoは夜更けにひとりSEX三昧。日記に書くぞって言ったら「書いて書いて」というので、書いた。

2004年1月23日(金)

お友達

家に帰ったら、部屋がすっかりきれいに片付いていた。引っ越して以来、8畳和室の半分を占拠していたダンボール群までも!

今日ははらっぱ園のお友達が家に遊びに来るというので、いおぴーは朝から興奮。shokoも子供たちの遊ぶスペースを作るためにようやく重い腰を上げたというわけだ。しかし、いおぴーは相変わらずのけつの穴の小ささで、自分のおもちゃを自由にお友達に貸してあげることをせず、あげくには「もういおちゃんのうちには来ない!」と言われたらしい。帰るときには「また遊びに来る」と言っていたようだが。考えてみれば、いおぴーは自分のお友達を家に招くのって初めてなので(shokoの友人知人が子連れで来ることはあったが)、ちょっとどうしていいかわからないところもあったのかもしれない。

夜、shokoと話していて、「自分の夫よりも面白い男友達がいない私は不幸」というので、喜ぶべきか、やや複雑な気持ちに。そして、とうちゃんなんて友達まったくいないし、と今書いていてほんとに悲しくなってきた。

いおぴーにはたくさん友達を作って欲しい。

2004年1月24日(土)

くるま騒動

shokoのメガネが壊れたので、修理のために新宿京王デパートに行くことにした。ついでに外でお昼を食べようと、どこへ行こうか考えながら車を走らせていると……。今日の日記は長いよ。

交差点の信号待ちで右折車線に入って止まりかけたところ、ガツンと衝撃が。ぶつけられた。左側をベンツが通り過ぎていく。とうちゃん車線変更してベンツの後ろにつけ、クラクションを思い切り鳴らした。信号はまだ赤なので、車を降り、ベンツの運転席まで行って「今、うちの車にぶつかりましたよ」と告げた。運転手は女性で、「えっ、ぶつかりました?」ととぼけた口調だったが、すぐに「わかりました、じゃあ左折してもいいですか」と答えた。連なって左折し路肩に車を止める。shokoが「怒らないでね」と言った。レスキューを出して皆で飲んでから、話をするために車を降りた。双方の車を確認すると、むこうはバンパーにこすった跡があり、こちらは左側のドアに傷がついてわずかに凹んでいた。後ろからぶつかったと思い込んでいたので、こんなところに瑕がつくわけないと不思議に思ったのだが、相手の話を聞いたらどうやら道路に面した駐車場から出てきて、曲がりきれず右車線にはみ出したらしい。しかし、さすが御ベンツ様、こっちの車は飛び跳ねるくらいの衝撃だったのに、向こうは「ちっとも気づかなかった」そうだ。大人と子供の相撲だ。かすっただけで良かった。相手の女性は瑕を確かめると素直に謝り、修理したら請求書を回してくださいと言う。こっちもそれで済めば楽なので、了承し、連絡先を訊いたのだが、携帯で連絡したらしく、今主人が来るので待ってくださいと言う。うひょー縞のスーツ来た恰幅のいいパンチパーマの人だったらどうしようとドキドキしていたら、普通の人だった。ご主人が「警察に行った方がいい」と言い、道路の向かいにある交番へ届けに行った。お巡りさんが来て状況を確認した。別にもめてるわけじゃないので話は早い。交番へ行って書類を作ることになった。10分くらいで済むと言うので、shokoといおぴーは車で待っててもらう。お巡りさんが「免許見せて」というので渡すと、一瞥し「失効してるよ」と一言。あまりに虚をつかれたので思わず「うっそ!まじ?」と大人げない声を上げてしまった。期限は昨年の誕生日までだった。ショック。通知来なかったし。こっちが100%被害者と余裕をかましていたが、実は無免許運転だったわけで、こういう場合どうなるのだろう。レスキューを飲んだおかげか、こんな時でも不思議と落ち着いていられた。お巡りさんもこういうケースは判断つきかねるらしく、交通課に電話して訊いていた。しばらく待たされた結果、今回はうっかり失効ということで不問にしてもらえることになった。ただし、更新が済むまでは絶対運転しちゃダメと釘を刺された。今回被害者だったからよかったけど、加害者だったら大変なことだとも言われた。もっともだ。しかし、気がついてよかった。失効から4ヶ月たっていたので、あと二ヶ月でほんとに免許がなくなるところだった。ぶつけられたおかげだ。ていうか相手のご主人が警察に届けてくれたおかげ。ありがとうございました。ドアのキズと凹みも相手方の保険で修理することになった。実は、ぶつけられる前からのキズもあったのでちょっとラッキー。

処理がすべて済み、お巡りさんに見張られながらshokoと運転を替わって、走り出した。いおぴーは「どうしておとうさん運転しないの?」と不思議そう。「お巡りさんに運転しちゃダメって怒られたから。運転したら檻に入れられるって」と言うと、神妙な顔をしていた。停まる時左折したため、新宿と反対方向を向いたのでとりあえずご飯を食べに行くことにした。なんだかんだで1時間以上たっていて、いおぴーもお腹すいたと言っている。ファミレスに入ろうと思ったが、なかなか無くてすごく遠くまで来てしまった。入った店で、shokoは親子丼、とうちゃんは鶏唐ピラフ、いおぴーはお子様セットでこれにも鶏の唐揚げがついている。そして店の電光掲示板には鳥インフルエンザのニュースが流れていた。

ファミレスで昼食を済ませた後、ちょうど近くが車を買ったディーラーだったので、寄って修理の見積もりをしてもらうことにする。実は、最近マイナーチェンジした新モビリオを見たいというのもあったのだ。新モビリオはなかなか魅力的。なにしろ両側のスライドドアがリモコンで自動なのだ。欲しい。修理の見積もりのついでに、下取り査定もしてもらった。修理は6万で、下取りは100万だった。日産では90万だったので、ちょっと嬉しかった。

待ってる間、いおぴーはクレヨンでお絵描きをしていた。ホンダの「初夢お絵描きコンテスト」に参加。いおぴーが描いたのは、『病院のそばの森にある池のほとりでお団子を食べるいおぴー』だ。変な初夢。参加賞としてASIMOのボールペンをもらって大喜び。shokoはさんざん待たされていやになっていた。

もう夕方になってしまい、どうしようかと思ったが、やっぱり新宿に行くことにした。京王デパートの駐車場に入れようとしたら、普通は満車で、機械式しか空いていなかった。うちの車は機械式は入れられない。しかたがないのでぐるっと廻って、結局路駐した。京王デパートのめがね売り場へ行き、修理を待っている間、いおぴーととうちゃんはおもちゃ売り場へ。いおぴーは何かおもちゃを買ってもらおうと必死だ。いおぴーは箱の裏とかに書いてある対象年齢に異様にこだわっていて、欲しいと思ったおもちゃでも6歳以上とか書いてあると「これはお姉さんのだね」と潔くあきらめる。一生懸命4歳向けのおもちゃを探すのだが、その辺が対象のものはたいてい3歳以上と書かれており、いおぴーは数字しか読めないので、3と書いてあるとこれはもっと小さい子向けのだと思ってあきらめる。そうこうしているうちにshokoが迎えに来てしまい、ぐずぐず言ういおぴーに、「ヨドバシにもおもちゃ売り場できたんだよ」と言って、京王デパートを後にする。ヨドバシではshokoがプリンタのインクとかを買ってる間に、とうちゃんはDVD売り場で買い物。いおぴーのDVDもなにか買ってあげようかと思ったが、いおぴーは「はやくおもちゃのところ行こ!」とDVDどころではない様子。約束どおり、別館のおもちゃ売り場へ行った。いおぴーはキティちゃんのPICOを遊びたおして満足し、何も買わずに帰る。

お腹がすいたので大戸屋で夕ご飯。いおぴーに「何食べたい?」と訊くと、「ア、イ、…何だと思う?」といたずらっぽく笑うので、「合鴨のローストオレンジソース仕立て?」「アイダホポテト?」などとふざけて笑いあう。結局いおぴーはジャコご飯。デザートにアイスクリームではなくワラビ餅を食べた。

車のとめてあるところまで戻ると、なんと、ドアノブに駐車違反のワッカがつけられていた。ショック。とうちゃんとかあちゃんはガックリと肩を落としたが、自業自得。1万5千円でドアの傷を直すと思えば安いよと慰めあいながら帰った。

2004年1月25日(日)

警察

ドアノブにつけられたワッカをとってもらう為に、新宿警察まで出かける。いおぴーは警察を異常に怖がっていて、絶対入りたくないといっていたが、ひとりで置いていかれるのもいやなのでついて来た。交通課へ行くと、shokoだけが部屋の中へ入り、とうちゃんといおぴーは廊下の椅子で待たされた。「おかあさん、どうなるの?」と訊くので、「今日はおかあさんが怒られるんだよ。昨日とめちゃいけないところに車とめたから」と答える。「檻に入れられる?」と訊くので、「あやまれば大丈夫だよ」と答えるとほっとしたようだ。廊下を通る警察の人が皆優しい声をかけていくので、最初おどおどしていたいおぴーはすっかり落ち着いて、「警察ってほんとはみんな親切だからこわくないんだよ」と言っていた。shokoが出てくるとさっそく、「おかあさん、車とめちゃいけないところにとめちゃいけないんだよ!」と説教していた。

いおぴーの靴の左の内側がやぶれたので、夕方、自転車で吉祥寺までいおぴーの靴を買いに行った。いおぴーを後ろに乗せて。足のサイズを測ってもらったら、右が14cmで左が14.5cmだった。だから左だけやぶれたんだ。新しい靴を買って帰った。寒いのですごいスピードで。

ハルちゃん

下山田さんとハルちゃんが来て、皆で自然食レストランTAOへ行った。ハルちゃんはこの寒いのに肩の出たタンクトップ一枚だった。いおぴーも大概薄着だが、ハルちゃん、すごすぎる。

2004年1月26日(月)

ちゃーはん

帰ったら、shokoといおぴーがぐったり倒れていた。shokoは夕ご飯を作ろうとしていたが、具合が悪くて力尽きたという。いおぴーは単に眠いだけのようだ。

とうちゃんが続きを作ることにする。キャベツが刻んであったので、納豆とジャコとキャベツの炒飯。いおぴーは「ご飯食べる?」と訊いてもほげーと寝ぼけていたが、作り始めたら起き出してきて、いろいろと手伝いたがるので、お皿とスプーンを運んで並べてもらった。大皿に盛った炒飯を各自小皿にとって食べる。いおぴーは美味しい美味しいと言いながら「10杯もお替りしたらどうする?無くなっちゃうよねえ」とかふざけている。「無くなったらまたすぐ作ってあげるよ」と言ったら「え~」とおおげさに驚いていたが、結局2杯目を半分残してごちそうさました。

いおぴーの機嫌が良かったので今日はとうちゃんが寝かしつけた。その後、DVDを観ようと思っていたのだが、そのまま寝てしまった。この時期、いったん布団に入ると出るのは至難の技だ。

2004年1月27日(火)

かまいたち

とうちゃん、気がつかないうちに紙か何かで親指の付け根を切ったらしく、傷ができている。いおぴーがいつもキズを自慢するので、とうちゃんもほれほれといおぴーに自慢した。いおぴーが「どうしたの?」と訊くので、まことしやかに「かまいたちにやられた」と答える。「かまいたちって?

とうちゃんが会社で仕事をしていると、妖怪かまいたちが、「ちわー、何か御用はありませんかー」とやって来たので、とうちゃんが「ないよ」とすげなく断ると、かまいたちは激昂して「なにをーっ!てぃ!」と鎌で切りつけてきて、とうちゃんの手がすぱっと切られた。とうちゃんがすかさず「こんにゃく~」と反撃すると、「うっひょ~~」と叫んで逃げていった。というストーリーをいおぴーに語った。

いおぴーは「うっひょ~~」のところがすごく面白かったらしく、大爆笑していて、そのあと何度も同じ話をせがまれた。



©1999-2009 shoko & imasa , io-p.net