イリドロジー(虹彩学)

2005年11月20日

虹彩学とは?

ハンガリーで始まったらしい診断法なのですが、瞳の有様を見てその人の有様を理解しようというものです。このハンガリーのDr.Ignatz von Peczery(1826~1911)は、外科医にしてホメオパスだったらしいのです。おおー、知らなかった。イリドロジーとホメオパシーって関係が深かったのか!私は、偶然興味を持ったんですが。

これは、反射区の考え方ですね。一般的には足の裏の反射区などが有名ですが。おおー。こんな本を書いている人がいるのか。面白そうです。

「局所診断治療学―反射理論とその実際」 吉元昭治(医博)著

この瞳の反射区図は、アメリカのDr.Bernard JensenとイギリスのMr.James Coltonのものが一般的なようですが、中国でも研究されている様子。

ずいぶん以前から勉強してみたいと思っているのですが、日本で学べるようなクラスがみつけられずに今に至っております。どこかで臨床のための勉強ができないかなー。

§

日本語での書籍もあまり充実しているとは言えず、とりあえずアマゾンで扱っているのは、この2冊でした。

「眼をみてわかる健康診断―健康上のリスクを突きとめる画期的な実践虹彩学」
ピーター ジャクソン・メイン (著), Peter Jackson‐Main (原著), 鈴木 宏子 (翻訳), 野田 邦雄


「診断革命―虹彩診断による治療と予防」
 新城 三六 (著)

この新城先生という方は、大阪で鍼灸治療院を開業されていて、東洋虹彩分析協会というのを主催されていらっしゃいます。一度、行ってみたいです。ぜひとも。

治療院および協会のウェブサイト上に虹彩分析の研究を発表されているのみならず、「ハリックの診断即治療&虹彩」というブログも持たれていて、積極的活動されている様子。気になります。

で、この虹彩の写真をどうやってとるのか?というのが臨床に興味がある私としては気になるところなんですが、日本でも何社か虹彩を撮影する機械を作っているのですね。それはほとんどイリドロジーのためではなくて、虹彩による個人特定のための機械なのですが。

アイリテック株式会社という専門会社があるのを発見しました。I-CON 2000なんか素敵じゃないですか。

携帯用もあって、手ごろな値段なのでこれが使えるんだったら便利だなー。

あとは虹彩占いなんていうのもあるらしく、これもイベント用などに使用するためのソフトが売られています。高そうだけど。(前述のアイリテック社では、ゲーセン用のプリクラの機械みたいなものもあるんですね。)

これを見ると虹彩の撮影には、普通のデジタルカメラでもOKのように見受けられますが、本当?と思ってちょこっと調べたら新城先生のブログに書いてありましたよ。素敵。でもどうやって撮影するのだろうか。謎は深まるばかり。

あちこちさ迷い歩いていたら、鳥の虹彩を撮影するノウハウが出ていました。インターネットって深い。

いろいろとインターネット上をさまよってみましたが、私が検索した限りでは(ということは、あまり当てにならないということでもありますが)、日本でちゃんと臨床・研究しているのは、もしかしたら新城先生くらい?なのでしょうか?

Posted by shoko at 2005年11月20日 22:45

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コメント

hallick  2005年11月22日 06:13

はじめまして、
ご紹介頂きありがとうございました。
いろいろ研究されていて、英語も堪能のようで羨ましく思います。

最近は、忙し過ぎて虹彩や治療に関する記事は書いていませんので、申し訳ない気分です。
虹彩や治療に関することは、途中までですが、≪診断即治療と虹彩学のもくじ≫を開きますと、それまでの記事がかなりあります。
今後ともよろしくお願い致します。

ワイリーコヨーテ  2005年11月22日 10:59

「イロドリジー」だと思ったら、イリドリジー、ね。
云いいえて妙な単語だ!と感心してしまったのだが、ワタクシが おポンチなだけだった・・・。

小春  2005年11月22日 19:05

とあるコミュニティサイトで知り合った方が、オーストラリアでイリドロジーをかじったと聞きました。
虹彩で人の健康状態や心理状態を探るものですよね。
目で分かるんだぁと感心した覚えがあります。
私も興味を覚えました。
目医者さんで瞳を映す機械がありましたが、デジカメで撮影??明るい場所で、マクロモードででも撮るんでしょうか??

えつ  2005年11月22日 21:53

はじめまして。イリドロジーって面白いですよね。ただ日本人の瞳は茶色なので見えづらいだから白目のところで見る本を作成中って方がいました、鈴木クリスさんというナチュロパスの方です。秋頃発売する。。っていってたけどまだみたいですねぇ~。

shoko  2005年11月23日 14:59

ひええ。hallickご本人様からのコメントが!まず本を読んで少し勉強をしてからコンタクトを取れたらいいなとか控えめなことを思っていたのですが、素敵です。このみずがめ座社会的な出来事。

トラックバックをし忘れてしまって、すみません。これからもブログにちょくちょくお邪魔させてくださいませ。先生の(もういきなり、なれなれしく先生呼ばわりさせてもらいます。その研究熱心さに尊敬を感じました。)サイトにて勉強させていただきますです。

ワイリーコヨーテさま<
イロドリジー・・・。それはどのようなものなのか。いろいろと妄想が広がります。

小春さま<
そうそう。なんだか楽しそうだと思いませんか?デジカメでの撮影方法は、実際のところ謎です。今後、私も実験を重ねていきたいと思っております。

えつさま<
はじめまして~。そうそう、欧米人の薄い瞳に対してアジア人の瞳だと見えづらいんじゃないかと思いますが、でも見えないってことも無いのだと、hallickさまのサイトにて確認したしだいです。

鈴木クリスさんという方がイリドロジーの本を書かれているのですね~。発売が待たれます。日本でクラスを持ったりする予定は無いのでしょうかね?

皆様、コメントをありがとうございます。私的な防備録だったのですが、書いてよかった。

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