いおぴーが1歳を迎えた頃、顔や体に湿疹が出始めた。アトピーだった。
とうちゃんとかあちゃんがいかにいおぴーのアトピーと付き合ったか、日記を元に振り返ってみました。
発疹
2000年11月
- 13日
- 全身に発疹が出た
- shokoの食べたてんぷらのせい?それともトロロ?
- レメディで対処
- 14日
- まだ発疹が出ている
- そのせいか、キーキー言う
- 15日
- まだ全身がざらついている
- 鼻もぐずついている
- 17日
- 夜中に顔を掻きむしってキズができた
- 20日
- 背中がざらついて、赤くなっている
- shokoの油ものの食事のせい?
shokoが仕事を始めたせいで、食生活が乱れて、いおぴーのおっぱいに良くないものが混じっているのかも。
- 22日
- 背中や足がざらついている
- 鼻が詰まっている
- お尻の穴が赤い
- 24日
- 鼻が詰まって苦しそうだったので、耳鼻科で吸引してもらう
- 27日
- 鼻水が少しおさまってきた
- 体のざらつきも少し良くなる
- 30日
- おっぱいから離れない
- 背中に赤い発疹が出る
この頃はまだアトピーという自覚なし。ただ湿疹が出て、最近食べ始めたおっぱい以外の食べ物のせいかなと漠然と考えて、なんとなくホメオパシーや、馬油、オイルマッサージなどで対処していた。
鼻水
2000年12月
- 5日
- 鼻水が止まらない
- おっぱいにへばりついている
- 8日
- ちょっとのことでギャーギャーわめく
- 11日
- 全身のざらざらがひどくなってきた(特に右腕)
- カレンデュラオイルでマッサージ
- 12日
- 左腕もざらざらがひどくなってきた
- オイルマッサージ
12日夜から18日までshokoの仕事の都合で大阪ホテル暮らし。日中はとうちゃんが面倒を見る。
- 19日
- 背中がざらざらはだいぶ良くなってきた
- 咳、鼻水が出る
- 21~31日
- shokoとタイ旅行
タイの気候が良いせいか、この間に身体のざらざらはどんどん良くなっていき、帰って来る頃にはすっかりざらつきが無くなった。やはり乾燥性湿疹だったのだろうとこの時は思っていた。
湿疹再発
2001年1月
タイ旅行以来、肌の調子も良くなり、1月は何事も無く過ぎるかと思われたが…
- 28日
- 口の周りから背中、わき腹が真っ赤になって湿疹だらけになった
- アサリの汁を飲んだせい?
悪化
2001年2月
- 2日
- 発疹がまたまたひどくなってしまった
- どうしても掻いてしまうので掻き傷が痛々しい
- 保育園の先生に血液検査を勧められるが気が進まない
- オイルマッサージとホメオパシー(サルファー)で対処
- 9日
- 湿疹がよくならない。むしろ悪化している
- カレンデュラクリームは雑菌を閉じ込め、悪化することがあると聞き、馬油に切り替える
shokoの仕事の都合で、シッターさんを頼んで、いおぴーは楽屋で過ごし、深夜までかーちゃんと離れ離れの生活が続く。この頃はまぶたが腫れ上がって一重になってしまっていた。顔が変わったのは成長したせいと思っていた能天気な両親。
宣告
2001年3月
相変わらずいおぴーの湿疹は良くならない。3月19日、吉祥寺の真弓小児科へ健康診断に行った。そこでついに「アトピーですね」と宣告されてしまった。でも真弓先生はぼくらにとって、とてもよい先生で「アトピーは病気じゃないから気にすることない」とか「血液検査なんか当てにならないからしちゃダメ」とか言ってもらって、かえって気が楽になった。特に今までと変わったことをするつもりはないけど、
でもとりあえず、痒いのだけは何とかしてあげたい。
水疱瘡
2001年4月
- 4日
- 超エネルギー水で顔がぴかぴかになった
- 5日
- ホメオパシー(スーヤ)を摂ったら鼻から白い汁が出た
- 12日
- また湿疹が出てきた。お腹や背中にも湿疹がいっぱい
- 超エネルギー水による好転反応?
湿疹はなんと水疱瘡だった。13日から18日まで保育園を休んで、医者にはかからず、ホメオパシーで対処。登園許可書をもらいに行ったT医院で、引き続きアトピーの治療を勧められる。ステロイドは使わない方針というので、通ってみることにした。
- 25日
- T医院で大豆タールの軟膏を処方される
- 風呂は雑菌だらけだからと、ベビーバスで入浴することに
- 30日
- 亜麻仁油を切らしたら、痒がるようになった
好転反応
2001年5月
- 2日
- 亜麻仁油を買ってきて使ったら、痒がらなくなった
- 7日
- 豆タールの塗り薬が切れたのでT医院へもらいに行った
- 「ずいぶん良くなっているのでこのまま続ければ治る」といわれた
- 9日
- ホメオパシー相談に行った
ホメオパシー相談で、寅子先生にいおぴーのアトピーは、感情が原因
だと言われた。いおぴーは辛いことがあっても我慢してくれてるけど、本当は心配性で、お母さんから離れたくないんだ、それがアトピーになって出ているのだ
と。
言われてみれば湿疹が出始めたのはshokoが仕事を始めた11月頃だ。もっとも酷かったのが2月、とうちゃんも仕事で遅くなるのでシッターさんに保育園に迎えに行ってもらって劇場で子守りしてもらっていた時だった。そしてshokoと一緒にいられる時(タイ旅行中など)は良くなっていたのだ。あまりにも当てはまるのでショックだった。
ホメオパシーを全面的に信頼する気になった。豆タールの塗り薬もやめた方が良いと言われ、やめる。
- 14日
- いおぴーの肌荒れが、ひどい。ここ数日で一気に悪くなった。過去最悪
- ホメオパシーのレメディによる好転反応?
- 亜麻仁油と水は続けているが、もはや効果が見えない
- 20日
- お湯に浸かると掻き傷がしみるようで、すっかりお風呂嫌いになってしまった
回復
2001年6月
- 6日
- 最近またお風呂好きになってきた。かゆみもだいぶ落ち着いたということだろうか。
- 11日
- 米ぬかで洗ったら、顔の肌がしっとりとして、透き通るようにきれいになった。
- 13日
- 米ぬか風呂がすっかり定番になって、いおぴーは朝晩、専用の米ぬか風呂に入っている
- 15日
- すっかり湿疹も無くなりすべすべになったいおぴーの顔を見せに、Oクリニックへ
処方されたレメディをすべて摂り終える頃には、いおぴーの肌はすっかり良くなっていた。一時は全身が悪化し、心配したが、やはり好転反応だったようだ。全身の肌荒れはやがて下半身に移り、今までほとんど悪くなかった両足の肌がひどくなった。が、それも次第に治まり、今はほとんど無くなった。まだ若干背中などに肌の危うさを感じさせるものの、誰が見てもアトピーとは思わないくらいに回復した。ホメオパシーの力にあらためて敬意を抱いた。
希望
2001年7月
- 14日
- 「アトピー完全克服セミナー」に行った
講演の後、個別に面談が行われたのだが、いおぴーは「目がしっかりしてる。全然心配することない。何もしなくても直る
」と言われ、非常に気が楽になった。