ジャマイカ3日目

朝食をとりに食堂へ。いおぴーはすっかり人気者だ。皆いおぴーの笑顔を見たがり声をかけていく。おかげでぼくたちまで居心地がいい。いおぴーがいなかったら、こんな中途半端な日本人カップルなど相手にされないだろうな。

今日はホテルから出て街まで散歩に行くことにした。shokoがいおぴーを抱っこして、てくてく歩いて出かける。ホテルから一歩出るともうただの田舎町でとてもリゾート地とは思えないが、それはそれで楽しい。現地の人がやたらと「タクシー?」と声をかけてくる。一度など自転車で通りかかった人が 「タクシー?」と声をかけてきた。どうするつもりなんだろう。ずっと歩くつもりなのでいちいち断りつつ海が見える道路の端を歩きつづけた。スーパーやショッピングモールがあったがとりあえず寄るのは帰りにしてどんどん歩いた。学校があったり教会があったりして面白かった。一番面白かったのは『Hard Rock Reggae Cafe』だ。30分ほど歩いたらオフシーズンのためか閉まっている店も多くなってきてこれ以上歩いてもあまり変わり映えがなさそうなところまで来たので引き返すことにした。帰り道にショッピングモールに寄った。まったりとした雰囲気の土産物屋が多い。皆、店番しながら商品を作っている。手編みの帽子や木彫りの置物など。子供用のレゲエ帽があり、可愛かったので買った。ちょっとサイズが大きいと言ったら、その場で直してくれると言うのでぶらぶらと他の店を見ながら10分ほど待った。米ドルで支払ったらお釣りをもらうのにまた5分ほど待たされた。あとは特に買い物もせず、モールを出て、次にスーパーマーケットに寄った。水とかコーヒー豆を買った。ちょっと雨がぱらついて来たので急ぎ足でホテルに帰った。

相変わらずの昼食をとった後、サイバー・カフェ(笑)へ。ここにはPCがあってインターネットに接続できるのだ。店のお姉ちゃんに自分のPCを持ってきて繋いでもいいか?と聞いたら、解んないけど出来るんならやって良いよというので、ノートを持ってきて勝手にケーブルを繋ぐ。店のPCからダイアルアップの設定を移し、お姉ちゃんにパスワードを入れてもらう。お姉ちゃんはバレないようにこっそり入れたつもりだが、パスワードを保存する設定になっているので、その気になれば後からいくらでも接続できてしまう。しないけど。お姉ちゃん気をつけてね。メールチェックと、NYの宿への返信ができてひと安心。

かあちゃんと砂遊びするいおぴー

ビーチへ出かける。今日はいおぴー専用浮きボートで波乗りにチャレンジ!だったが、失敗。怖がって全然浮きボートに乗ろうとしない。結局、昨日と同じようにshokoに抱っこされて波を浴びて遊ぶにとどまった。

海からあがった後はいったん部屋へ戻り、シャワーを浴びて着替え、ノートPCを持って食堂へ行く。夕陽を見るためだ。ネグリルと言えば海に沈む夕陽が名物。リックス・カフェという所が夕陽見物の名所らしいが、めんどくさいのでホテルのビーチでいいや。夕陽目当ての客がけっこういっぱいいてビーチで陽が沈むのを待っている。shokoはビールを飲みながら、ぼくはコーヒーを飲みつつ旅日記を書いて日没を待つ。しかし、雲が多くて結局太陽が海に沈む瞬間は見ることができなかった。残念。

ネグリルビーチクラブでの最後の食事を終え、部屋に戻って荷物をまとめる。荷造りは主にshokoの役目だ。彼女の荷造り能力には目を見張るものがある。いつも尊敬してしまう。明日は6時にチェックアウトしてモンテゴベイの空港に向かわなければならないので、早く寝る。

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