サバンナに生きる

shokoが保育サポートの当番の日。いおぴーは喜んでいるが、shokoは出かける前からくたびれ顔。

いおぴーは、相変わらず男の子に泣かされっぱなしらしい。楽しそうに遊んでいると、何かにつけてちょっかいを出され、今日も5回くらい泣いたという。shokoは可哀想で、園をやめさせたくなったと言っている。でも本人は、乱暴な子は嫌いだが、園へ行くのはちっとも嫌じゃないみたい。とうちゃんに似てポジティブシンキングな人なのか、いおぴー。

先日も、男の子たちはライオンごっこ(アバレンジャーごっことかじゃないところは好感持てる)をしていて、いおぴーはひとりでままごとをしていたら、ライオンたちが餌を奪いにやって来て、大泣きしたらしい。いおぴーの園での日常はまさに、肉食動物に狩り立てられる草食動物のようなものだろう。サバンナに暮らすシマウマは、毎日ライオンに脅えながら辛い思いをしているのだろうか。こんなサバンナ、もう住みたくない!なんて思うのだろうか。ライオンは悪い奴で、シマウマが可哀想だからライオンのいない所へ連れてってあげるのが正しいのだろうか。シマウマはシマウマで、楽しく暮らしているのだろう。まあ、楽しいと思わないまでも辛いとも思わず淡々とサバンナの暮らしを生きているのだと思う。はらっぱ園も同じだ。暴れるのが好きな人もいれば、それが怖くて泣く人もいる。よくないとか可哀想とか言ってもはじまらない。これが社会というものだ。と、とうちゃんは思った。

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