夜、コンビニへ出かけた。いおぴーも一緒に行くと言う。あまり好ましくないが、shokoがPCに向かっているところだったので、連れ出したほうが邪魔にならないと思い、連れて行くことにした。
ベビーカーを出そうとしたが、いおぴーが「遠くのコンビニだったらベビーカーだけど、一番近くのコンビニだったら、いおちゃん歩いて行けるからベビーカー要らないよ」と言うので、その言葉に従ってベビーカーを出すのはやめた。
しかし、いざ歩き始めると真っ暗な道は不安なようで、とうちゃんにぴったりくっついて来るいおぴー。その時、どこからか、ギィーーーーという不気味な音が聞こえてきた(多分古い木戸が風できしむ音だと思う)。いおぴーは思わずとうちゃんの脚にしがみつき、とうちゃんの顔を見上げる。とうちゃんはわざと怯えたふうに「あれ、何の音?」といおぴーに訊くと、いおぴーは精いっぱい強気な声で「心配しなくていいの!あれは、猫が鶏肉を食べてる音。でも硬いからギィーーってなっちゃったの!」と答えてくれた。あまりに意表をついた突飛な解釈に、とうちゃん思わず噴き出してしまった。そんなとうちゃんの様子が面白かったらしく、いおぴーも笑い出した。
笑いながらコンビニに着いた。
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