ロンドン2日目

夕べは部屋に帰るなり、何もせずに寝てしまったとうちゃん。shokoに訊くと帰ったのが11時過ぎだったらしいので、日本時間にしたら朝7時まで起きていたことになる。頭も痛くなるわけだ。今朝は7時に目が覚め、きっちり8時間寝て頭痛も解消。いおぴーはというと、自分時間で寝たり起きたりマイペース。

バスルームは共用のため、朝のシャワーは10時以降と決められている。しかしそれまで待てず、大目に見てもらって7時過ぎにいおぴーと一緒にシャワーを浴びる。お湯の量と温度が一定せず、急に熱湯になったりするので迂闊にいおぴーには浴びせられず、満足に体を洗うことができなかったが、それでも36時間ぶりのシャワーでだいぶすっきりした気分になった。

8時に朝食。オーナーのシムさん自ら腕を振るった料理だ。主食はトーストだが、皿にはたっぷりのサラダとフルーツ、ベーコン、ソーセージ、目玉焼きと充実している。shokoにいわせると、通常B&Bの朝食にサラダが付いていることはまず無く、たいていはトーストとシリアルのみという所が多いらしいので、ここの朝食は相当にありがたい。

歩いてお出かけ

今日の予定は、書店と薬局巡り。いおぴーがついていっても邪魔にはならなそうなので、とうちゃんといおぴーも同行する。最初の目的はハマースミスにあるホメオパシー専門書店。バス1本で行けるが、地図を見ると歩けない距離でもなさそうなので、散歩がてら歩いていくことにする。

今日も天気が好く、歩いていると少し汗ばむくらいだ。事前にネットでロンドンの天気を確認したときは、毎日曇りか雨で気温も10℃台前半だったので、寒いのを覚悟して衣服もそれなりに用意してきたのだが、この調子だと逆に薄手の服が足りないかもしれない。うれしい誤算である。

ホメオパシー専門書店「ミネルバ」20分程度と思っていたが、いおぴー連れのせいもあり、たっぷり30分以上かけて目的の書店に到着。shokoは早速本を物色し始めるが、とうちゃんといおぴーは手持ち無沙汰なので外へ出てバスやタクシーを眺めたりしていた。それにも飽きてまた中に入り、いおぴーは勝手に地下に降りて梱包用の発泡スチロールでままごとを始めた。うるさくしなければいいやと放って置いたが、後で聞いたら地下は在庫置き場で本来は立ち入り禁止だったらしい。

2時間ほど本屋で過ごした後、移動。地下鉄に乗るため、ハマースミスの駅を目指したが、昼も過ぎ、小腹がすいたので途中のパブで軽く昼食をとることにした。パブは法的にはいおぴーは出入り禁止のはずなのだが、あまり厳密には適用されないようで大目に見られている。それともオープンエアで店内に入らなければいいのかな?スカンピのフライと、いおぴーには豆メニューを注文。スカンピのフライは想像したものと違ったがとても美味しかった。パブでランチスカンピと豆

どちらもイモがついている。さすがイギリス。

地下鉄

ハマースミスの駅から地下鉄に乗り、コベントガーデンへ。ロンドンの地下鉄は「チューブ」と言うだけあって、丸くくりぬかれた狭いトンネルをぴったりサイズの丸い車両が走る。いおぴーも「この地下鉄狭いねえ」と言っていた。しかし、地下鉄に揺られるうち、いおぴーはほどなく眠ってしまう。ロンドンの地下鉄は古いせいかエスカレーターの無い所が多く、眠られると非常に大変だ。

ホメオパシー薬局「ヘリオス」ホメオパシー薬局「ヘリオス」へ。地図を見ながら路地を入ると、見覚えのある配色の店が。36キットと同じデザインでわかりやすい。想像していたよりもずっと小ぢんまりとした店舗だが、店員(薬剤師?)は皆白衣を着てきちんとしていて、感じの好い店だった。奥を覗くとと分厚い聖書の上でレメディをトントンと震盪しているところが見られた。

バッチレスキューのスプレータイプがあって便利そうだったので買ってみた。

コベントガーデン眠り続けるいおぴーshokoが「せっかくだからコベントガーデンを見ていく?」と言うので、「何があるの?」と訊いたら、映画「マイ・フェア・レディ」の舞台となった市場らしい。そういえば聞き覚えがある。これは見ねばなるまい。しかし、実際に見たら、市場も出ていなくていまいちピンと来なかった。帰ったら映画を見直そう。いおぴーは地下鉄からずっと眠り続けている。

ニールズヤードレメディーズさらに歩いて、ニールズヤード薬局へ行った。ちょっと道に迷ったが、なんとか見つかった。こちらはニューエイジ系や癒し系の店が並ぶ狭い路地(ちょっと原宿っぽい)にあり、店とは関係なさそうなおっさんが店先で日向ぼっこしていたりしてフレンドリーな印象だ。店員もドレッドヘアやへそ出しルックのお姉さん達がいたりして、同じホメオパシーのレメディを扱う店でも、ヘリオスとはだいぶ趣きが違う。いろいろあって面白い。

店を出たらようやくいおぴーが目を覚ました。

ハーネマンアカデミー英国校へ行くため、地下鉄に乗り、ピカデリーサーカスで乗り換えて、ワーウィックアベニューへ。

カフェで夕食

空を見ると真昼のようだが実はもう夕方。昼食が軽かったのもあり、本格的にお腹がすいてきたので、カフェで食事していくことにした。オープンエアの席で、スープ、サラダ、サンドウィッチを注文。空腹のため、出されるなりがつがつ食べてしまい、写真を撮り忘れたのが悔やまれる。ボリュームもあり、とても美味しかったが、値段もそれなりだ。ロンドンは東京よりも物価が高い。

目が覚めた後のいおぴーはずっと機嫌が悪い。いおぴーにとってはちっとも面白いことがないから当然と言えば当然だ。あんまりギャーギャー言うので、さっき買ったばかりのレスキュースプレーをしゅっと吹きかけてやった。

この後、shokoは夜まで仕事。宿に帰ったのは11時過ぎだった。

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