宇宙人

宇宙人にトーマスの乗り方教えてもらったの

どうやら今朝見た夢の話らしい。かあちゃんに話したら喜ばれたので、とうちゃんにも話してあげようというわけだ。

宇宙人がね、くるくる回りながらこっちおいでって言って、トーマスランドへ行ったんだよ。それで、宇宙人がこのトーマスのボタンを押してって言ってね、押したらトーマスに乗れたの」と、いおぴー。とうちゃんは「そう、よかったねえ」くらいしか言うことがない。しかし、いおぴーも夢の内容をしっかり話せるようになってきて、おもしろい。これからはいおぴーの夢日記でもつけようかな。

shokoには、どうしていおぴーの夢に宇宙人が出てくるのか、宇宙人がどんな姿をしているのかも不明だっただろう。しかし、とうちゃんは宇宙人の正体を知っている。

先日、夜もう寝ようかという時に、いおぴーが「これ見るからかけて」と言ってプーさんのDVDをとうちゃんのところに持ってきた。DVDを手渡されたものの、こんな時間にかけるわけにいかないので、どうやって気をそらそうかと考えて、「あっ、見て!天井に宇宙人が!」と言って天井を指すとうちゃん。いおぴーも天井を見上げる。と、そこにはぼんやりと白く丸い光が踊っている。不思議そうに光を見ているいおぴーに、「話しかけてごらん」と言うと、「こんにちは、宇宙人さん」と素直に話しかける。すると光は返事をするかのように、素早くゆらゆらと動いた。そうして、天井から壁へ大きく移動したり、くるくると円を描くように動いたりする。いおぴーが「止まって」とか「こっちに来て」とか言うと、そのとおりに動く。いおぴーはすっかり心を奪われてプーさんのDVDのことなど忘れてしまった。成功。実はこの宇宙人の正体、とうちゃんが手に持っているDVDなのだ。いおぴーに気づかれないように、さりげなく手元でディスクを動かして、手鏡の要領で隣の部屋の明かりを反射させ、薄暗い天井や壁に丸い光を映していたのだ。いおぴーは、適当なところで去っていく宇宙人にさよならして寝たわけだが、この時のことが強く印象に残っていたのだろう。

今の時期は夢と現実の区別がつきにくいそうだから、将来いおぴーが「子供のとき宇宙人に会った」と本気で言い張らないとも限らない。shokoには、いおぴーに変なこと吹き込まないでと叱られた。

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